刑事コロンボ 全話あらすじ 全69話ネタバレ|相関図・キャスト・感想まとめ

ご訪問くださりありがとうございます!クルミットです♪

「刑事コロンボ」は、コロンボ警部が帰りかけて戻ってくるたびに、私まで犯人の顔をうかがってしまうドラマです。今度は何を尋ねるつもりなのか、つい身を乗り出して会話を聞いていました。アメリカではNBC、のちにABCで放送されました。

それに、あの腰の低い話し方がいいんです。ピーター・フォークが演じるコロンボ警部は、ロサンゼルス市警で殺人事件を担当する刑事です。よれよれのレインコート姿で人懐っこく話しながら、相手の説明にある小さな食い違いを拾っていきます。犯人が面倒そうに応じる場面では、その質問を軽く扱っていいんですか、とこちらがそわそわしました。

多くの回で最初に犯行と犯人を見せる倒叙ミステリーなので、証拠を隠す様子まで私たちは知っています。そのうえで捜査を追っていると、何気なく聞こえた質問があとから効いてくるのがたまりません。自分でも覚えていた会話が手掛かりにつながると、思わずうなずいてしまいました。余裕をなくしていく犯人の受け答えにも、つい耳を澄ませてしまうんです。

この記事では、私がコロンボ警部の質問と犯人の言い訳を照らし合わせながら見進めた感想を交えつつ、「刑事コロンボ」のパイロット版を含む通算第1話〜第69話について、全話のあらすじとネタバレ、見どころを余すところなく紹介します。
ぜひ、くたびれたレインコート姿のコロンボ警部が、犯人の隠したほころびを見つけていく様子を一緒に見届けましょう♪

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目次

刑事コロンボ あらすじ

殺人を犯した人物が証拠を隠し、何食わぬ顔で捜査に応じます。そこへやって来るのは、くたびれたレインコートに身を包んだコロンボ警部です。ロサンゼルス市警の刑事ですが、話は回りくどく、どこか頼りなく見えます。富や地位を持つ犯人たちも、初めはこの刑事を軽く見ています。

事情を聞く最中にポケットを探り、出てくるのは買い物のメモです。鉛筆を借りようとすることもあり、相手はその調子にいら立ちます。それでもコロンボ警部は、犯人の説明と現場の様子が食い違うところを拾い、何度も確かめに来ます。部屋を出て、ようやく話が済んだと思ったところで、また戻って質問を重ねます。

犯人は証拠を隠し直したり、別の人物へ疑いを向けたりして、捜査をそらそうとします。そんな抵抗を受けても、コロンボ警部は親しげな態度で相手との会話を続けます。視聴者には犯行が見えていても、コロンボ警部が何を考えているのかは、すぐには分かりません。雑談の途中で口にした疑問も、聞き流せなくなります。次に戻ってきたとき、その質問は犯人の説明のどこを突くのでしょうか。

見どころ

私は、ポケットから買い物のメモが出てくるところで笑ってしまいます。殺人事件の話をしている最中にそれが出てくると、急に身近なおじさんに見えてくるんですよね。

帰りかけたコロンボ警部が戻ってくると、私はつい犯人の反応を待ってしまいます。また質問ですか、と言いたくなるしつこさです。初めは軽く見ていた相手が何度も訪ねてくるので、犯人もだんだん落ち着かなくなります。こちらは犯行を知っているぶん、犯人の説明を聞きながら、そこをもう少し聞いてほしくなります。コロンボ警部がどこまで気づいているのか読めず、何気ない質問にも耳を澄ませてしまいます。

手品師の舞台でコロンボ警部が手錠を差し出す場面も、私は好きです。あの場面の目つきにはっとして、顔をじっと見てしまいました。

「刑事コロンボ 各話あらすじ」はこちらから

ご覧になりたい話数を押していただけると各話の詳しいあらすじが表示されます。

キャスト・登場人物

「刑事コロンボ」のキャスト&主な登場人物一覧です。

コロンボ警部(演:ピーター・フォーク)

ロサンゼルス市警で殺人事件を担当する刑事で、しわだらけのベージュのレインコートと葉巻が印象的です。相手の話に潜む矛盾や小さな手掛かりを拾い、質問を重ねて犯人を追い詰めます。通算第54話では、被害者が持っていたマッチとライターの組み合わせにも疑問を抱きます。私は、帰ったと思ったらまた質問しに戻ってくる、あのしつこさが好きです。

相関図

コロンボ警部は、捜査中の会話でもたびたび妻の話をします。通算第53話では、自分の夫を刑務所に送ったコロンボ警部を恨む不動産会社の女性幹部が、コロンボ警部と妻を復讐の標的にします。妻まで巻き込もうとする執念には、ぞっとします。

この事件では、コロンボ警部と同僚の警察官が協力して女性の計画に対処します。別の警察官の自宅をコロンボ警部の家と思わせ、そこで女性が語る犯行の告白を録音します。

評価・レビュー

海外ドラマ「刑事コロンボ」の評価レビュー&感想です。
全69話を完走したクルミットの正直な感想を書いています。
後半はネタバレありなのでご注意ください♪

最初に見たのは第1話「殺人処方箋」でした。犯人の医師が、妻そっくりに装った恋人を連れて飛行機に乗る。かなり大がかりな計画なんですけど、帰宅したらもう部屋の奥にコロンボ警部がいるんですよね。ここで、この警部は派手に追いかけてくるタイプじゃないんだなと思いました。

しかも気にしているのは、帰ってきた医師が奥さんを呼ばなかったことや、荷物の重さみたいな小さなことばかりです。大きな謎解きを期待していた私は正直ちょっと拍子抜けしました。それなのに、気づいたら警部の質問のほうが気になって、次の話も再生していました。犯人がわかっているのに退屈しないのが、今でも不思議です。

ネタバレありの感想

いちばん最初に本気でイラッとしたのは、第3話「構想の死角」の作家の相棒です。殺す相手に、わざわざ奥さんへ電話をかけさせて、その最中に撃つんですよ。奥さんに銃声を聞かせるところまで計画に入れているのが、本当に嫌でした。

その奥さんを、コロンボが「オムレツを作りましょうか」と家まで送っていくんですよね。事件の真っ最中に食事の心配をしてくれる。ここで一気に好きになりました。犯人が冷たいほど、警部のこういう優しさがじわっと沁みます。

第16話「断たれた音」は、チェスの現王者に腹が立った回です。対戦相手の元王者は、緊張している相手を見て「試合を延期してもいい」と言ってくれるんです。その親切を受け取れないどころか、手紙まで書かせて遺書に使うなんて。あの申し出を素直に受けていればと思うと、今でも悔しいです。

全話を通して見ると、私は犯人の「頭の良さ」より、人の気持ちを平気で利用するところにずっと腹が立っていたんだなと気づきました。逆に、すっきりしたのは第1話の終わりです。隠れて話を聞いていた本物の女優さんが出てきて、医師の余裕が崩れる。あの瞬間が、このシリーズの気持ちよさの原点だと思います。

最終話の第69話「虚飾のオープニング・ナイト」は、クラブの床にある鯉の水槽が一つだけ魚の数が少ない、というところから決着します。最初は決め台詞みたいな派手な幕切れを期待していたので、ずいぶん静かだなと思いました。でも、開店前の華やかな店の床下に遺体を隠していたと分かると、あの小さな食い違いで十分でした。全69話が終わってしまうのはさみしいです。毎回犯人にイラッとして、警部にほっとして、その繰り返しが本当に好きでした。

みんなの評価 ― 本国と日本でこんなに違う

ここからは、私の感想とは別に、本国と日本のみんなの評価をまとめました。

本国と日本の評価

項目 本国・英語圏(IMDb) 日本(Filmarks)
平均スコア(2026年10月時点) 8.3 / 10 4.3 / 5
評価数 48,583件(シリーズ全体) 972件(旧シリーズ)
分布 10点 34.4%/9点 21.2%/8点 24.1%/7点 11.5%/6点 4.4%/5点 1.8%/4点 0.7%/3点 0.5%/2点 0.3%/1点 1.0% 4.1〜5.0が59%/3.1〜4.0が36%/2.1〜3.0が4%/1.0〜2.0が1%

本国では1971年に始まり、最初の放送の時期に44か国で放送された国際的なヒット作でした。エミー賞をはじめ、数多くの賞やノミネートも受けています。数字を見ても、8点以上をつけた人が合わせて約8割という高さです。スコアの付け方が10点満点と5点満点で違うので単純には並べられませんが、私の気持ちは日本の4.3のほうに近いです。全話見終わった今、点数をつけるなら迷わず高いほうに入れます。

本国での評価のされ方

本国の批評を見ていて目についたのは、とにかくランキングや賞の話が多いことでした。アメリカのテレビ雑誌の「歴代最高のエピソード100」では、第3話「構想の死角」が16位に入っています。あの電話のあとに撃つ場面を思い出すと、あれは強く残る話だからわかるなと思いました。

主人公も、1999年に同じ雑誌の「歴代テレビキャラクター50」で7位です。2012年には刑事・法律ドラマの中で3位、2013年には雑誌の「歴代ドラマ60選」にも入り、脚本家の組合が選ぶ「脚本のすぐれたテレビシリーズ101」では57位でした。2023年のアメリカの業界紙では、「歴代テレビ番組100」の85位です。個人的には85位は低めに感じました。私ならもっと上に置きます。

日本と同じように、本国でも高い点数に集まっているのは見ていて安心します。1点をつけた人が1.0%と、2点や3点より少し多いのは気になりましたが、全体から見ればごく少数です。

評価データ・参考資料

撮影秘話とトリビア

「刑事コロンボ」の世界をもっと深く楽しめる!知れば知るほど面白い、ドラマのトリビアや撮影裏話をご紹介します。
本編では見られないキャストたちの素顔や、制作の裏側に迫るエピソードを集めました♪

レインコートは私物、独特の仕草にはアドリブも

コロンボ警部のくたびれたレインコートや靴は、ピーター・フォーク自身の持ち物でした。レインコートについては、着ていて楽に感じられたと語っています。

さらに、ポケットを探って買い物リストを取り出したり、鉛筆を借りようとしたりする仕草には、アドリブも取り入れていました。共演者の調子を崩し、戸惑いやいら立ちを自然に引き出す狙いがあったそうです。何気ないやり取りにも、相手の反応を大切にする演技の工夫が詰まっています。

主演候補の辞退理由は、ゴルフの時間

シリーズ化に先立つ1968年のテレビ映画では、ビング・クロスビーもコロンボ警部役の候補に挙がっていました。しかし、ゴルフに使う時間が減ってしまうことを理由に辞退したといいます。

ピーター・フォークは、脚本家たちが想定していた年齢よりも若い俳優でした。それでも適任と考えた監督のリチャード・アーヴィングが、起用を後押ししました。

おなじみの「もうひとつだけ」は舞台の脚本から

立ち去りかけてから戻ってくる、コロンボ警部おなじみのやり取り。そのきっかけは、リチャード・レヴィンソンとウィリアム・リンクが舞台版の脚本を書いていたときにありました。

短すぎる場面を補う必要があったものの、コロンボ警部はすでに退場していました。そこで、場面を書き直す手間を省くため、戻ってきて話を続ける形にしたそうです。最初から決めぜりふとして計画していたわけではありませんでした。

第3話の監督はスティーヴン・スピルバーグ

第1シーズンの第3話では、スティーヴン・スピルバーグが監督を、スティーヴン・ボチコが脚本を担当しました。同じシーズンの最終話では、主演のピーター・フォーク自身が監督を務めています。

シリーズに先立つテレビ映画のロケ地はスタール邸

1968年のテレビ映画では、スタール邸が撮影に使われました。シリーズの出発点にあたる作品を支えた、実在するロケ地です。

主演の演技と作品に贈られた賞

ピーター・フォークは、1972年のプライムタイム・エミー賞で、ドラマシリーズの主演男優部門を受賞しました。

1973年のゴールデングローブ賞では、「刑事コロンボ」がテレビ部門のドラマシリーズ作品賞を受賞し、ピーター・フォークも同部門の主演男優賞に輝いています。作品と主演俳優の両方に賞が贈られました。

刑事コロンボのアメリカでの評価

刑事コロンボは、アメリカでNBCの日曜夜を支える看板番組となり、放送局を移して復活した刑事ドラマです。主演のピーター・フォークの演技や作品そのものが賞を受けており、放送の歴史と受賞歴の両面から、その存在感が伝わってきます。

NBCの人気枠からABCでの復活へ

アメリカでは1968年と1971年に単発作品が放送され、1971年から1978年まではNBCの「ミステリー・ムービー」枠でシリーズ放送されました。複数の作品を交代で放送する仕組みで、当初は水曜夜、翌シーズンからは日曜夜に放送されています。

1989年にはABCで復活し、同局の「ミステリー・ムービー」枠で放送されました。1968年の初放送から第55話が放送された1990年まで、休止期間を挟みながら歴史を重ねています。

主演の演技と作品が受賞しています

コロンボ警部を演じるピーター・フォークは、この役で1972年、1975年、1976年、1990年にプライムタイム・エミー賞の主演男優賞を受賞しています。1973年のゴールデングローブ賞では、刑事コロンボがテレビドラマ部門の作品賞を、ピーター・フォークが同部門の男優賞を受賞しました。作品賞にはその後もノミネートされており、主演の魅力に加えて、ドラマとしての評価も重ねています。

犯人が分かっていても楽しめる駆け引き

刑事コロンボの大きな特徴は、冒頭で犯行と犯人を見せ、コロンボ警部がどのように真相へ迫るのかを楽しませる「倒叙形式」です。視聴者が犯人を知っているからこそ、何気ない質問に相手が動揺する様子や、説明の矛盾が浮かび上がる過程をじっくり味わえます。

くたびれたレインコートと人当たりのよさ、その奥にある鋭い観察眼も、コロンボ警部ならではの魅力です。ピーター・フォークは、ポケットを探ったり鉛筆を借りたりする細かな仕草にもアドリブを取り入れていました。親しみやすい人物像と、犯人との緻密な駆け引きの組み合わせが、長く支持される理由の一つに感じられます。

製作体制と原作 ― レビンソン&リンクが育てた刑事像と、各話を支える作り手

「刑事コロンボ」の面白さは、コロンボ警部(ピーター・フォーク)のとぼけた振る舞いと、緻密な脚本の組み合わせにあります。人物が誕生するまでの道のりや、各話に参加した監督たちを知ると、犯人とのやり取りもひと味違って見えてきます。

監督・脚本家

作品を生み出したのは、脚本家コンビのリチャード・レビンソンとウィリアム・リンクです。二人は本作の脚本で1972年のエミー賞を受賞し、1979年には本作とテレビ版「エラリー・クイーン」でエドガー賞特別賞を受賞しています。テレビのミステリー作品で、脚本とシリーズづくりの両面から評価を受けたコンビです。

監督と脚本家は各話で交代します。第1シーズンの第3話では、スティーヴン・スピルバーグが監督、スティーヴン・ボチコが脚本を担当しました。ボチコはこの脚本でエミー賞にノミネートされています。また、主演のピーター・フォークも第1シーズンの最終話で監督を務めました。主人公を演じる俳優自身が、カメラの後ろから物語を組み立てる回もあるのです。

脚本と原作

コロンボ警部という人物の誕生をたどると、二人が書いた短編小説につながります。1960年にミステリー雑誌へ掲載された短編がテレビドラマ化され、その際にコロンボ警部が登場しました。短編の段階では、警部は別の名前でした。そのテレビドラマが1962年の舞台劇となり、さらに1968年にはピーター・フォーク主演のテレビ映画へと発展しています。連続シリーズに先立って、短編、テレビ、舞台を行き来した創作の歴史があります。

1972年からはエムシーエー・パブリッシングによる書籍シリーズも刊行されていますが、その多くはテレビ版をもとにした小説化です。

脚本の軸は、冒頭で犯人と犯行を見せ、警部がどう真相に迫るかを描く倒叙形式です。視聴者は犯人の行動を知っていても、警部の考えまですべて知っているわけではありません。何気ない質問がどこにつながるのかを追う楽しさが、この構成から生まれています。また、退場した警部が戻って質問するおなじみの振る舞いは、二人が舞台脚本の短すぎる場面を補おうとした工夫から生まれました。

出品・制作体制

制作を担うのはユニバーサル・テレビジョンです。1971年にNBCのミステリー番組枠で連続シリーズとして始まり、1989年からはABCで放送されています。

当初は毎週放送する構想もありましたが、映画の仕事も続けていたピーター・フォークが、その過密な日程を引き受けなかったため、ほかのミステリー作品と交代する月1回の放送方式が採用されました。この編成によって、各話の制作に時間をかけられました。犯人役との長いやり取りを中心に、一つの事件をじっくり見せる作品を支えた制作上の特徴です。

OST ― 主演ピーター・フォークが口ずさむ《This Old Man》

『刑事コロンボ』では、複数の作曲家が各話の劇伴を手がけています。事件の転換点を支える音楽とともに、コロンボ警部(ピーター・フォーク)が口ずさむ童謡にも注目です。

挿入歌

《This Old Man》は、劇中で主演のピーター・フォーク本人がハミングや口笛で披露するイギリスの童謡です。1973年のエピソードから取り入れられました。ピーター・フォーク自身が好きだったメロディーが、コロンボ警部を特徴づける音楽になっています。

最終回の結末解説【ネタバレ注意】― 第69話「虚飾のオープニング・ナイト」

ここからは全69話の最終作の結末に触れます。クラブの開店準備と並行して、元夫の死とカメラマンの殺害が起こります。二つの死には、それぞれ別の経緯があります。

元夫の死を隠したことから始まる事件

女性は、暴力を振るう元夫を押し返した結果、死なせてしまいます。呼ばれた恋人のクラブ経営者は、元夫が店の資金に関わり、犯罪組織にもつながる人物だったことから、警察に届けず遺体を隠します。

その行動を撮影したカメラマンが、経営者を脅迫しました。経営者は口を封じるためにカメラマンを殺害し、自殺に見せかけます。最初の死を隠す選択が、別の人を殺す計画へつながってしまいました。

遺書と食い違う身支度

コロンボ警部は、遺書が残っているだけでは自殺と決めません。カメラマンの身支度は人と会う準備に見え、キーボードの指紋や破られたカレンダーにも疑問が残ります。ホテルでの行動や元夫の失踪も追い、経営者が隠している出来事を結びつけます。

鯉の少ない水槽の下にあるもの

クラブの床に埋め込まれた水槽のうち、一つだけ鯉の数が少ないことに警部が気づきます。同じ見た目でも、その水槽はほかより浅いのではないかと考え、床下を調べさせました。そこから元夫の遺体が見つかります。

経営者は、開店する店の床下に遺体を隠していました。そのために水槽の深さが変わり、魚の数にも違いが出ていたのです。店の飾りとして通り過ぎてしまいそうな水槽が、隠し場所へつながります。

全69話の最後まで変わらない捜査

第1話「殺人処方箋」では帰宅した夫が妻を呼ばなかったこと、第69話では身支度や水槽の違いが、警部の疑問になります。時代や事件の舞台が変わっても、人の説明を目の前の様子と照らし合わせる捜査は続きました。

最終回は、警部の引退や大きな別れを描く話ではありません。いつものように一つの事件を解くことで締めくくられます。にぎやかなクラブでも、魚の数を数えて質問を続ける警部が印象に残りました。

基本情報

タイトル 刑事コロンボ
英語タイトル Columbo
放送年 1968年〜2003年(米国初放送。パイロット版を含む)
話数 全69話(パイロット版2本と、定期シリーズ・単発作品67本)
ジャンル 倒叙ミステリー・刑事ドラマ
演出 スティーヴン・スピルバーグ、ジョナサン・デミ、ベン・ギャザラ、ピーター・フォーク ほか
脚本 スティーヴン・ボチコ、リチャード・レヴィンソン、ウィリアム・リンク、ジャクソン・ギリス ほか
主な出演 ピーター・フォーク(コロンボ警部役)

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