ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
今回は、コロンボが警察の上司を相手に捜査を進める「権力の墓穴」です。
妻を死なせてしまった夫が、頼ったのは警察幹部の友人。しかし、その友人は事件を隠す手助けをしながら、自分の妻を殺す計画まで進めていきます。
捜査を指図できる人が犯人だなんて、コロンボもやりにくいですよね。上から押さえつけられても、小さな疑問を手放さない姿に力が入りました。
それでは23話を一緒に見ていきましょう!
刑事コロンボ シーズン3第8話「権力の墓穴」のあらすじ
物語が始まったとき、ある家の妻はすでに亡くなっています。夫婦げんかの最中、夫が妻を死なせてしまったのです。
妻の浮気をめぐって口論になり、夫が首を絞めたことが原因でした。動揺した夫は、向かいに住む友人に助けを求めます。
友人は、警察の幹部にあたる次長という立場の人物。ところが、夫に自首を促すどころか、殺人を隠すために動き始めます。
ここで警察に話してくれればよかったのに。頼った相手が隠し方を考え始めて、嫌な気持ちになりました。
次長は夫を酒場へ行かせ、店の人に姿を見せるよう指示します。そして夫に自宅へ電話をかけさせ、自分がその電話に出るのです。
夫は店員に聞こえるように、妻と話しているふりをします。妻はもう亡くなっているのに、電話の相手が妻だと思ってもらうためでした。
店員が耳にした会話を利用して、その時刻には妻が生きていたことにする。次長は、夫の犯行時刻をごまかそうとしていたのです。
その間に、次長は亡くなった妻を寝間着に着替えさせます。近所で続いている空き巣事件に似せて、家の中も偽装しました。
警察の幹部なので、空き巣がどんな手口を使うかも知っています。次長は捜査で得られる情報を、殺人の隠蔽に使っていました。
向かいの自宅へ戻ると、今度は夫の家から侵入者が出ていくのを見たふりをして通報。妻は空き巣と鉢合わせして殺された、という筋書きが整っていきます。
亡くなった人の服まで替えて、別の事件にしてしまうなんて。次長の落ち着き方が、私は嫌でした。
事件を担当することになったコロンボは、現場の小さな不自然さに気づきます。妻が夫と話したという電話に、妻の指紋がありません。
掃除をしたあと、妻が本当に電話を使ったなら、指紋が残っていてもよさそうです。寝間着を取り出したはずの収納にも、それが見つかりませんでした。
そして、枕の下には別の寝間着が残っています。身につけているものとは別に寝間着があることも、コロンボには引っかかりました。
電話で話したはずなのに、どうして指紋がない? 夫の話をそのまま受け取らずに確かめてくれて、少しほっとします。
一方、次長が夫を助けたのには、自分の都合がありました。裕福な妻を殺し、その財産を手に入れようとしていたのです。
次長の妻は、困っている人を助けたり、慈善活動にお金を使ったりしています。次長はそれを嫌がり、自分が受け取る財産が減ってしまうと不満を抱えていました。
隣人の事件は、その計画を実行する機会になったのでした。殺人まで犯す空き巣がいることにすれば、自分の妻の死もその犯人のせいにできます。
人を助けるために使っているお金まで惜しいなんて。奥さんが気の毒で、次長にはだんだん腹が立ってきます。
妻を死なせた夫は、罪の重さに耐えかね、自首も考えます。しかし次長はそれを止め、隠蔽に手を貸した見返りとして、自分の計画への協力を求めました。
夫は、次長に逆らえば自分の犯行も明るみに出る立場です。こうして、もう一人の妻を殺す計画にまで巻き込まれていきます。
夫にはここで自首してほしかった! 助けてもらった借りのために、別の人まで犠牲になるのはつらいです。
翌晩、次長は入浴中の妻を浴槽で溺死させます。そして自宅にも空き巣が入ったように見せかけました。
その後、夫が侵入者に変装し、次長の妻の遺体を運び出します。遺体をプールに投げ込むところを、警察に目撃させる段取りです。
次長は、近所を警戒するヘリコプターに乗っていました。妻の遺体が運ばれているところを自分も空から見ることで、犯行に関わっていないように装います。
そのための上空からの警戒も、次長自身が手配したもの。警察の活動まで、自分のアリバイづくりに利用していたのです。
ヘリコプターから見ている次長が、本当に腹立たしい! 奥さんを殺したあとで、よくその場にいられます。
しかし、プールに投げ込まれた妻の体には、別の場所で溺れたことを示す手がかりが残っていました。
肺からは石けんの成分が見つかり、プールの水に含まれる塩素は出てきません。浴槽で殺されたあと、プールへ運ばれた疑いが出てきます。
コロンボは、次長の行動にも疑問を持ちます。最初の事件で、まだ殺人だと分かっていない段階から、殺人事件を担当する自分が呼ばれていたことも不自然でした。
それでも次長は、空き巣による犯行という方向に捜査を進めるよう命じます。自分に都合の悪い疑問には向き合おうとしません。
調べる方向まで上司に決められたら、やりにくいですね。それでも疑問を引っ込めないコロンボを応援したくなります。
そこでコロンボは、近所の空き巣事件に関わっている男を探します。盗みの手口はその男と一致していましたが、殺人についてはアリバイがありました。
男は盗みを働いていたものの、人殺しとして扱われることには強く反発します。そして、本当の犯人を捕まえるためにコロンボへ協力するのでした。
盗みはもちろん悪いけれど、やっていない殺人まで押しつけられるのは違います。ここで話を聞いてくれるコロンボがいてよかった!
コロンボは空き巣事件の捜査資料を用意し、その中に偽の住所を書き込みます。空き巣の男の住所として載せたのは、コロンボ自身が借りた部屋でした。
次長は、捜査を手伝うような顔で資料に目を通します。そして、その住所を知ると、殺人現場から持ち出した宝石を部屋へ隠したのです。
空き巣の男の部屋から被害者の宝石が出てくれば、殺人の疑いもそちらへ向けられます。次長はその証拠を、自分の手で作ろうとしました。
やがて次長は警察を率いて、その部屋の捜索に向かいます。コロンボが次長の殺人への関与を指摘すると、次長は職を失うことになると脅しました。
疑われたら、今度は部下の仕事まで奪うつもり? そんな言い方をされたら怖いのに、コロンボはよく踏みとどまってくれました。
捜索では、次長が隠した宝石が見つかります。次長は自分の言い分が正しかったと、得意になりました。
しかし、空き巣の男はそこに住んでいません。コロンボが、自分で借りている部屋だと明かすのです。
男とは何の関係もない部屋から、被害者の宝石が出てきたことになります。空き巣の犯行を裏づけるつもりの宝石が、持ち込んだ人物の存在を示してしまいました。
仕掛けたコロンボ以外に、事前にその住所を知っていたのは次長だけ。次長が宝石を隠したこと、そして殺人事件に関わっていたことが明らかになります。
あの部屋をコロンボが借りていたなんて! 宝石が見つかっても大丈夫だったと分かって、ようやく安心できました。
夫の犯行を隠し、自分の妻も殺して、空き巣の男に二つの殺人を押しつけようとした次長。その企みは、自分が運び込んだ宝石によって崩れたのでした。
刑事コロンボ シーズン3第8話「権力の墓穴」の感想まとめ
いちばん残ったのは、やっぱり最後の部屋の場面です。宝石を見つけて得意になっている次長に、コロンボが部屋の借り主を明かすところは、すっきりしました!
直前には職まで脅されているので、見ているこちらは落ち着きませんでした。あの圧力を受けながら話を進められるコロンボに、ほっとした気持ちも大きかったです。
次長には、途中からずっとイライラしていました。隣人の妻が亡くなったことを、自分の妻を殺す機会にしてしまうところが、どうにも嫌で。
特に奥さんが、困っている人のためにお金を使っていたことが引っかかります。そのお金を自分の取り分として数えていた夫と暮らしていたなんて、気の毒でした。
最初の夫にも、自首を考えたところで踏みとどまってほしかったです。怯えている様子は分かっても、次長の妻の遺体を運ぶところまで手を貸したことは、やっぱりつらい。
空き巣の男が協力してくれたのは、少しほっとする場面でした。殺人まで押しつけられそうになった腹立たしさには、うなずいてしまいます。
次長から命じられた空き巣の捜査を進めながら、あの部屋を用意していたコロンボ。次長が得意になって宝石を見せた場所を、コロンボ自身が借りていたことに、最後はすっと胸が軽くなりました。
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント