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クルミットです♪
シェイクスピアの故郷、ストラトフォード・アポン・エイボン。この町で探偵事務所を構えるのは、ぶっきらぼうな元警部フランク・ハサウェイと、結婚式で新郎を殺され容疑者にされた元美容師のルー(ルエラ)・シェイクスピアです。事件をきっかけに組んだ二人が、助手のセバスチャンと町の難事件を解いていきます。
このページでは、シーズン1〜4・全40話のあらすじと感想をまとめています。各話記事には犯人や結末のネタバレが含まれます。まだ見ていない方は、先に作品紹介とキャスト欄をどうぞ。
全40話のあらすじ一覧
英国での放送順に、通しの番号で並べています。1話およそ45分で事件が解決する一話完結型。各シーズン10話で、シーズン4第10話(第40話)はクリスマス特別編です。邦題は日本での放送時のものです。
シーズン1(通算第1話〜第10話)
第1話
すばらしい新世界
第2話
真夜中の鐘
第3話
約束された終焉
第4話
この荒々しい魔術
第5話
苦労と災い
第6話
クマに追われて退場
第7話
最も美しいものが最もあやしい
第8話
カメレオンの食事
第9話
ろくでなしの料理人
第10話
月夜の不吉な出会い
シーズン2(通算第11話〜第20話)
第11話
とんでもない運命
第12話
芝居はまさに うってつけ
第13話
この呪われた手
第14話
3月15日に警戒せよ
第15話
酒もケーキもなし
第16話
与えられた虚構
第17話
ゼロからは何も生まれない
第18話
私の記憶にカギをする
第19話
羨望の宮廷(コート)
第20話
地獄にしては寒すぎる
シーズン3(通算第21話〜第30話)
第21話
ならず者の叫び
第22話
悪魔との取引
第23話
安住の地
第24話
姉妹の確執
第25話
燃え上がる怒り
第26話
熾烈なライバル争い
第27話
電力会社とエコ団体
第28話
ポッドキャスターの正義
第29話
オールド・リルの幽霊
第30話
教師と教え子
シーズン4(通算第31話〜第40話)
NHKでの放送情報
NHK BSプレミアム4Kで、2026年9月11日から毎週金曜の午後5時15分に放送しています。NHKの番組紹介ではシーズン1・2(各10回)の放送となっています。日本ではこれまでにAXNミステリー(現ミステリーチャンネル)で放送され、2026年3月からはNHK BS8Kでも放送されました。
英国ではシーズン5が2025年に放送され、2026年秋にはシーズン6が放送中です。日本での放送が始まり次第、このページにも追加していきます。
どんなドラマ?
元警部のフランクは、ろくな依頼もなく、助手セバスチャンの給料も払えないほどの金欠状態でした。そこへ婚約者の浮気調査を頼みに来たのがルーです。結婚式で新郎が殺され、容疑者にされたルーはフランクと協力して真犯人を突き止めます。探偵の仕事に魅力を感じたルーは、フランクが滞納していた税金を払う代わりにビジネスパートナーになると言い出し、「シェイクスピア&ハサウェイ探偵社」が誕生します。
無愛想だが腕のいい元刑事と、抜群の記憶力と人当たりを持つ元美容師。性格も得意分野も違う二人の掛け合いが、この作品の一番の楽しさです。売れない役者のセバスチャンは、役者の才能を生かした潜入調査で活躍します。
題名はすべてシェイクスピアの引用
各話の原題は、シェイクスピア作品の台詞から取られています。第1話の原題は『テンペスト』の一節「すばらしい新世界」。町のあちこちに文豪ゆかりの名所があり、劇場や観光ツアーが事件の舞台になる回もあります。殺人事件を扱いながらも、全体の空気は明るく、肩の力を抜いて楽しめるミステリーです。
相関図
探偵社の3人と、アーデン警察の2人、セバスチャンに部屋を貸すグロリアの関係をまとめました。マーロー警部はフランクの元部下です。
キャスト・登場人物
フランク(フランシス)・ハサウェイ(演:マーク・ベントン/声:浦山迅)

アーデン警察の元警部で、現在は私立探偵。ぶっきらぼうですが調査能力は確か。元依頼人のルーに押し切られる形で相棒として受け入れ、探偵社を共同経営することになります。
ルー(ルエラ)・シェイクスピア(演:ジョー・ジョイナー/声:小松由佳)

明るく元気な元美容師で、愛車は赤い小型車。探偵としては素人ながら、抜群の記憶力など意外な才能を発揮します。事務所の借金を肩代わりして、強引にビジネスパートナーになりました。
セバスチャン・ブルドネル(演:パトリック・ウォルシュ・マクブライド/声:福西勝也)

探偵社の助手。王立演劇学校(RADA)出身の売れない役者で、電話番や雑務のほか、役者の才能を生かした潜入調査を担当します。
マーロー警部(演:アンバー・アガ/声:平野夏那子)

アーデン警察の警部で、名前はクリスティーナ。フランクの元部下で、彼の調査能力は認めています。
キーラー巡査部長(演:トモス・イームズ/声:寺畠陸)

アーデン警察の巡査部長で、マーロー警部の部下。名前はジョー(ジョセフ)。フランクとは犬猿の仲です。
グロリア(演:ロバータ・テイラー/声:伊沢磨紀)

衣装店の店主。店の上のアパートをセバスチャンに貸しています。
作品を振り返っての感想
私がこのドラマで好きなのは、フランクとルーがお互いの足りないところを補い合っていく関係です。フランクは経験と勘で、ルーは人の懐に入り込む力で手掛かりを集める。最初はぎこちなかったコンビが、回を重ねるごとに息の合った探偵社になっていきます。
事件そのものは、劇団の公演、レストラン、マジックショー、美容室、ダンススクールと、町の日常の中で起きるものが中心です。依頼の裏にある家族の秘密や金の問題が殺人につながり、思いがけない人物が犯人だったと分かる。一話45分の中に容疑者と手掛かりがきちんと並べられているので、謎解きとしても楽しめます。
そして何より、セバスチャンの存在が作品を明るくしています。俳優としての夢を追いながら探偵社を支える彼の奮闘は、事件とは別の楽しみです。重い真相の回でも、事務所での3人のやり取りがあることで、最後は少し笑って終われる。それがこのシリーズの持ち味だと思います。
シーズン4最終回の結末【ネタバレ注意】
シーズン4の最後は、クリスマス特別編の第40話「最高のクリスマス」です。クリスマスに代わる行事「ウィンタマス」を準備する議員エレインが、嫌がらせを受けてフランクとルーに調査を依頼します。同じころ、セバスチャンは初めての単独調査として、妻を亡くし一年中クリスマスの飾りを出しているロブの家への落書き事件を任されます。
二つの依頼をつないでいたのは、ロブの隣人マットでした。マットの父は牧師で、一年前のこの日に亡くなっていました。エレインはその父と離婚し、幼いマットを置いて去った母親だったのです。マットにとってウィンタマスは、父が大切にしたクリスマスへの侮辱でした。点灯式でマットは母を責め、エレインの謝罪を受け入れないまま立ち去ります。
フランクとルーのすれ違い
事件と並行して、フランクはルーの航空券が片道だと気づき、彼女が出ていくと思い込みます。お互いに相手が辞めるつもりだと誤解したまま事件に向き合う二人ですが、そのすれ違いも最後の場面で解けます。閉じ込められたセバスチャンとロブを助け出すのも、二人の連携でした。細かな経緯は第40話の記事で整理しています。
作品の基本情報
| 作品名 | シェイクスピア&ハサウェイの事件簿 |
|---|---|
| 原題 | Shakespeare & Hathaway: Private Investigators |
| 制作国 | イギリス(BBC One) |
| 放送年 | 2018年〜(シーズン1〜4は2018〜2022年) |
| 話数 | シーズン1〜4・全40話(1話約45分) |
| 主演 | マーク・ベントン、ジョー・ジョイナー |
| 日本での放送 | NHK BSプレミアム4K(吹替・字幕)ほか |
番組情報・キャスト表記:NHK公式。邦題:日本語版Wikipedia。話数構成・各話情報:英語版Wikipedia。
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