シェイクスピア&ハサウェイの事件簿 第7話 あらすじ シーズン1第7話「最も美しいものが最もあやしい」

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フランクの叔父を名乗る男の来訪と、土産物店の女主人の死。無関係に見える二つの話が、ルーの何気ない一言でつながります。結末まで書きます。

それでは7話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

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シェイクスピア&ハサウェイ 第7話「最も美しいものが最もあやしい」のあらすじ

物語は、マーティン・マリナーというアメリカ人の男が探偵社を訪れ、フランクの叔父だと名乗る場面から始まる。フランクは、二人をつなぐはずの祖母エリザベス・ハサウェイは昔の事故で亡くなっていると言い、取り合わない。それでもマーティンは、質屋で手にした血の付いた現金で家系の調査を頼もうとする。

土産物店を営むダイアナとレオンは、フランクとルー(ルエラ)に元従業員ローラの調査を依頼する。ローラは職場での怪我を理由に補償金を求めており、夫妻は足の怪我が偽りではないかと疑っていた。二人は、怪我が本当かどうかを確かめる仕事を引き受ける。

やがて店でダイアナの遺体が見つかる。強盗に遭ったように見える現場で、最初に疑われたのは夫のレオン、次に血の付いた現金を持っていたマーティンだった。マーティンは、ローラの恋人が怪しいと示す。その恋人はダイアナと携帯のメッセージをやり取りしていた。

依頼、殺人、自称叔父の三本が、ほぼ同時に走り出します。

捜査ではセバスチャンが潜入を担当した。ガス会社の作業員としてローラの家に入り、さらにグロリアから、レオンがリンダという名で女装してバーに通っていたと聞くと、自分も女装してそのバーに行き、リンダから話を聞き出そうとした。

決め手は、ルーが何気なく口にした一言だった。人は秘密を守るためなら驚くほどのことに耐えるという趣旨で、レオンについて語った言葉である。これを聞いたフランクは、事件の点が一気につながったと気づく。

犯人はレオンとローラだった。レオンは女装していることを隠していたが、それを知ったダイアナから虐げられ、葉巻の火を押し付けられたこともあった。妻の殺害を計画したのはレオンである。ローラの狙いは、恋人と不倫していたダイアナを殺すことだった。二人は罪をローラの恋人に着せようとした。

ローラの足の怪我は偽りで、アリバイ作りと、レオンとの共謀を隠す狙いがあった。フランクとルーがローラを見張っている間、レオンがローラの姿で入れ替わっていた。その間に本物のローラがダイアナのもとへ向かったのである。

見張っていた相手が、別人だったわけです。

セバスチャンは、妻に苦しめられたレオンに少し同情すると話す。だがフランクは、結婚生活がどれほど辛くても、他人に罪を着せる計画は冷静で冷酷だと言い切った。

マーティンの血の付いた現金の件は、のちに潔白が証明される。マーティンは1953年に孤児院へ預けられ、母は出産で亡くなったという書き付けが添えられていた。養子としてテネシーに移り、育ての親に愛されて育ち、その親が亡くなってから親戚を探し始めたという。

フランクとマーティンはエリザベスの墓を探すが、没年はマーティンが生まれる前年だった。二人を教会近くの墓地へ案内した老女テレサ・ウィットンこそ、マーティンの実の母だった。未婚で産んだため家の名誉を守ろうと、養子に出す際にエリザベスの名前を使っていた。マーティンは65年ぶりに母と再会する。

シェイクスピア&ハサウェイ 第7話「最も美しいものが最もあやしい」の感想まとめ

今回いちばん鮮やかなのは、ルーの一言がレオンの謎をほどく場面です。ルーは事件を解くつもりで言ったのではなく、ただ人が秘密のために耐えることを話しただけでした。その何気なさが、フランクの頭の中で足の怪我、アリバイ、レオンの隠し事を一本につなげます。二人の掛け合いが推理の引き金になる、このコンビらしい流れです。

手掛かりの置き方も面白いところです。血の付いた現金はマーティンを容疑者にし、ローラの恋人とダイアナのメッセージはその恋人への疑いを強めます。犯人たちが罪を着せようとした先はこの恋人で、疑いが次々に移っていく流れが分かりやすいです。ローラの怪我が偽りだった点も、見張りの間にレオンが入れ替わっていたことで一本の線になります。

セバスチャンとフランクの温度差も印象的です。セバスチャンはレオンの境遇に同情を口にしますが、フランクは辛い結婚生活と、他人に罪を着せる計画とは別のことだと線を引きます。同情できる事情があっても罪は軽くならない、という切り分けが、この話の後味を落ち着いたものにしています。

もう一つの軸であるマーティンの母探しは、事件とは別の温かさがあります。いつも探偵社は慈善事業ではないと言っているフランクが、最後はルーとセバスチャンに、金では買えない満足もあると認めます。母に会えたマーティンのそばで、フランクが人に見られないよう顔をそらす場面も、普段のぶっきらぼうさとの落差が効いています。

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