シェイクスピア&ハサウェイの事件簿 第23話 あらすじ シーズン3第3話「安住の地」

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通算23話「安住の地」は、立ち退きを迫られた菜園の住人たちがフランクとルー(ルエラ)に調査を依頼する話です。毒死した管財人の正体、燃え残った手紙、消えた金塊の行方が一本につながっていく回です。

それでは23話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

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シェイクスピア&ハサウェイ 第23話「安住の地」のあらすじ

菜園を使う住人たちが、立ち退きを迫られているとフランクとルー(ルエラ)に依頼する。迫っているのは、当主の死後に領地を仕切るようになった管財人フィッツアランで、モーティマー夫人は彼の影響下にあった。

フィッツアランは菜園を掘り返し、宿泊施設を建てるつもりだった。しかしフランクは、約38エーカーもの空き地があるのになぜ菜園なのかと疑問を持つ。ルーは菜園で大麻を育てているのではと推測するが、証拠は見つからなかった。

ルーの突飛な推測と、フランクの「なぜ菜園なのか」という冷静な疑問。この組み合わせが今回の出発点になっている。

フィッツアランは届いた手紙を読み、火に投げ込む。煙突掃除人に扮したセバスチャンが燃え残りの一片を取り出すと、ベントレーという語を含む断片だけが読めた。

やがてフィッツアランは、重機を運転する姿を目撃されたのち、運転席で死んでいるのが見つかる。死因は菜園の周辺に生えているドクニンジンによる毒だった。キーラー巡査部長は、生化学者でもある菜園の住人ドリーを逮捕する。

ドリーの潔白を証明するため、フランクとルーはモーティマー夫人とフィッツアランの経歴を調べ、ロンドンの金塊強奪事件との関わりに行き着く。さらに、本物のフィッツアランは四年前に亡くなっていたと判明する。

死んだ男が別人だったと分かり、焼けた手紙の断片も意味を持ち始める。

死んだ男の本名はリチャード・ラスボーン。ベントレー広場の金塊強奪を起こした悪名高い強盗で、他人の身元を使っていた。強盗団の五人目、運転役を務めていたのがモーティマー夫人だった。

夫人の経歴は、室内装飾家タチアナ・ジェルヴェ、その前はカジノのディーラーで鍛冶屋の娘トレイシー・ジャーヴィスと遡れる。彼女は仲間を密告して罪を逃れ、金塊の分け前も手元に残した。ラスボーンには菜園の地下に埋めたと話していたが、それは嘘で、菜園に強奪品は埋まっていなかった。

夫人が一番怪しく映るが、毒を盛った人物は別にいた。

犯人は夫人に変わらぬ忠誠を捧げる執事のチェンバレンだった。ラスボーンの飲み物に何かを入れる姿が、すでに目撃されていたのである。夫人自身は殺人犯ではなく、事件は思いがけない自白によって決着した。

シェイクスピア&ハサウェイ 第23話「安住の地」の感想まとめ

今回面白かったのは、手掛かりの置き方です。燃やされた手紙の断片にあるベントレーという語は、ベントレー広場の金塊強奪、つまりラスボーンの正体につながる糸でした。セバスチャンが煙突掃除人に扮して拾った一片が、そこに結びつく置き方が気持ちいいです。

フランクの疑問も的確でした。空き地が38エーカーもあるのに菜園を潰す理由は何か、という素朴な問いが、管財人が偽者だったという真相の入口になっています。一方のルーは大麻栽培を疑ったり、案山子を轢いてしまったりと脇道が多いのですが、この凸凹があるからこそ、フランクの冷静さが引き立ちます。

犯人探しでは、夫人がラスボーンを歓迎していない様子や、「五人目」の仲間を探す話が、視聴者の目を夫人に向けさせます。その上で、毒を盛った人物は忠義に厚い執事チェンバレンだったと明かす二段構えでした。夫人は金塊の話で人を騙しはしても、手を下したのは別人という切り分けが、今回の核心だと思います。

ドクニンジンによる毒死で、生化学者のドリーが逮捕される流れは筋が通っていました。そこから逮捕された人物の潔白を証明する形で、過去の強奪事件へ話が広がっていく運びが見事でしたね。

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