刑事コロンボ 第57話 あらすじ シーズン10第2話「犯罪警報」 犯罪番組の司会者が残した映像と犬の爪痕

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犯罪を追う番組の司会者が、今度は自分の殺人を隠そうとします。「犯罪警報」で頼りにするのは、職場の監視映像に残したアリバイ。ところがコロンボ警部は、画面の主役ではない植え込みや、被害者の家の犬にも目を向けていました。

それでは57話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

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刑事コロンボ 第57話 シーズン10第2話「犯罪警報」のあらすじ

人気犯罪番組の司会者は、華やかな仕事と評判を手にしています。その前へ現れたのが、同じ番組の司会を争ったニュースキャスターでした。司会者は以前、彼の飲酒の問題を広めて仕事を奪っていたのです。

今度はキャスターが、司会者の知られたくない過去をつかんでいました。若いころに出演した成人向け映像を持ち出し、番組を降りなければ公表すると迫ります。司会者は要求を受け入れるふりをしながら、相手を殺すことを考えました。

相手はたばこを手放せない人です。司会者はその習慣につけ込み、毒を仕込んだたばこを用意します。そして相手の自宅を訪れ、話し合いの間に吸わせるよう仕向けました。

仕事を奪った相手を、今度は自分の評判のために殺そうとする。犯罪を伝える番組の顔だと思うと、その平然とした態度が余計に嫌です。

キャスターはたばこを吸ったあと、命を落とします。司会者は机に向かったまま急死したように整え、脅迫につながる文書を消しました。残したたばこにも手を加え、毒殺と気づかれないようにします。

自分が現場にいなかったことを示す準備もしていました。前夜と当日の朝に制作会社へ出入りし、その映像を利用して、一日中そこで仕事をしていたように見せかけるのです。

被害者を調べるコロンボには、机の周りに小さな疑問が残りました。灰皿の吸い殻のフィルターには、吸ったはずのたばこらしい汚れがありません。印刷された紙の裏側にも、扱った人の指紋がないのです。

病気で突然倒れただけなら、その直前まで使っていた物は自然に残るはずです。警部は部屋の状態を一つずつ見直し、誰かがあとから整えた可能性を追います。

司会者には職場の監視映像がありました。本人が建物へ入る姿と出る姿が残っていれば、強いアリバイに見えます。しかしコロンボが注意したのは、出入口のそばにある植え込みでした。

その日は庭木の手入れが行われていました。時間順に並んでいるはずの映像では、朝に短かった枝が夕方には伸びたように見えます。植木が数時間で元に戻るはずはありません。

私は出入りする人ばかり見てしまいそうです。植え込みの長さまで比べる警部には、そこで気づくんですかと言いたくなりました。

映像に映る人物が本人でも、撮影された時刻が本当とは限らない。植物の変化によって、別々の時点の映像を使ったアリバイが崩れていきます。

もう一つの手掛かりは、被害者の飼い犬でした。人懐っこく、訪ねてきた人の車にも飛びつく犬です。その足には爪が一本欠けていて、引っかいたときに特徴のある跡を残します。

司会者の車に残った傷は、その犬がつける爪痕と結びつきました。車の傷によって被害者宅へ来ていたことが裏づけられ、映像だけでは隠しきれなかった訪問が見えてきます。警部はアリバイと現場の両方から、司会者を追い詰めました。

刑事コロンボ 第57話 シーズン10第2話「犯罪警報」の感想まとめ

植え込みが元の長さへ戻ってしまう映像が面白かったです。人を映すための監視カメラでも、周囲の景色は一緒に記録される。司会者が自分の姿に気を配るほど、背景が置き去りになっているようで笑ってしまいました。

犬の爪痕にも、その家ならではの意味があります。単に車が傷ついていたというだけで終わらず、爪が欠けていることまでつながるので、最後に犬が頼もしく見えました。

番組の人気と過去を隠すために、相手の生活習慣まで利用した犯人です。それだけに、自分が映る映像と自分の車から説明できないものが出てくる結末は納得できました。あの傷を見たときには、犬が飛びついた意味を思い知ったはずです。

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