ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
今回は、犯行を見ていたのに、犯人の顔だけでは答えが出ないお話です。そっくりな双子の甥たちに囲まれて、コロンボもいつもとは少し違う捜査を進めます。
浴室で起きた殺人に、財産をめぐる怪しい相談。そして、家をきれいに守りたい家政婦と、あちこち汚してしまうコロンボ。困ったやり取りに笑う場面もありますが、最後は家政婦の気持ちがつらく残りました。
それでは15話を一緒に見ていきましょう!
刑事コロンボ シーズン2第8話「二つの顔」のあらすじ
裕福な男性が、若い女性との結婚を控えています。長年仕えている家政婦からすれば、相手は孫ほども年の離れた女性。素直に喜べない気持ちがありました。
男性には、財産を相続する立場の甥が二人います。そのうちの一人は、テレビの料理番組に出演する料理人。叔父の結婚を受け入れているように振る舞っていますが、本心では反対です。
本人たちは結婚を喜んでいるのに、周りがお金のことばかり気にしているのが嫌ですね。
そんな中、入浴している叔父のもとに、甥の一人が現れます。そして、電動ミキサーを浴槽へ投げ込み、叔父を感電死させてしまうのです。
犯人は遺体を浴室から運び出し、室内の運動用自転車に乗せて偽装。運動の最中に心臓発作を起こしたように見せかけました。
遺体を見つけたのは、結婚を控えていた婚約者です。これから一緒に暮らす相手が、突然亡くなってしまったのでした。
安心してお風呂に入っていたところを狙うなんて。しかも身内がこんなことをするのは、きついです。
捜査にやって来たコロンボは、ずいぶん疲れている様子。身なりも乱れ、運動器具のある部屋では葉巻の灰を床に落としてしまいます。
これに黙っていられないのが家政婦です。家を汚されて腹を立て、コロンボを追い出そうとするほどの勢いでした。
落ち着いてから謝る場面もありますが、二人のやり取りはその後も続きます。家政婦にとっては、事件の捜査中でも、家の中を荒らされることには我慢がなりません。
コロンボ、その灰は気をつけて! 掃除をしている側からすると、家政婦が怒る気持ちもわかります。
一方、コロンボは浴室に残されたものに注目します。ぬれたタオルと、使った跡のある滑りやすいせっけん。叔父が入浴していた形跡です。
運動器具の上で亡くなっていたという見かけだけでは、済ませられなくなりました。コロンボは、自然死ではなく殺人として調べていきます。
そして、捜査の途中で思いがけない人物が登場。料理人とそっくりな顔をした、もう一人の甥です。
二人は一卵性の双子でした。もう一人の職業は銀行家で、陽気に人と接する料理人に比べ、口数が少なく堅い印象の人物です。
同じ顔がもう一人! 顔を見ていたからといって、それだけでは安心できなくなりました。
兄弟は仲が悪く、口もきかない間柄だとされています。ただ、叔父と若い婚約者の結婚を快く思っていない点は同じ。二人とも、叔父の財産を受け継ぐ立場にありました。
銀行家には、賭け事でつくった借金もあります。仕事だと言って出かけながら、実際には賭け事をしていたのです。
その額は三万七千五百ドル。堅実そうに見える仕事や態度だけでは、内側の事情まではわかりません。
兄弟はそれぞれ、相手こそ怪しいとコロンボに思わせようとします。片方の話を聞けば、もう片方を疑いたくなる状況です。
自分の借金があるのに、叔父の結婚にまで口を出していたんですね。銀行家の落ち着いた顔にも、だんだん腹が立ってきます。
料理人のほうは、テレビでは愛想よく振る舞う人物です。しかし、コロンボへの接し方には、つれないところや、とげのあるところも出てきます。
料理番組に関わる場面では、コロンボ自身が料理をするひと幕も。殺人の捜査をしている最中ですが、こんなところにいるコロンボを見ると、少し気が緩みます。
コロンボが料理をしていると、つい手元が気になってしまう。家政婦の家で見せたうっかりぶりが、まだ頭に残っています。
その頃、叔父の弁護士が兄弟に話を持ちかけます。叔父は新しい遺言書を作っていて、そこでは婚約者が財産をすべて受け取ることになっていました。
これでは、兄弟の相続の話が変わってしまいます。ところが弁護士は、その遺言書をなくしてしまうことができると提案。
条件は、自分を財産の管理役としてずっと雇うことです。叔父の意思を守る立場の弁護士まで、自分の取り分を求めて動いていました。
遺言書を預かっている人が、それを取引に使うなんて! 亡くなった叔父が頼った相手までこれでは、やりきれません。
弁護士は、婚約者が持っている遺言書の控えも手に入れようとします。殺人の疑いをかけられることを持ち出し、彼女を説得しようとするのです。
婚約者は、叔父への愛情は本物だったと話しています。コロンボから、叔父の死によって利益を得る立場だと指摘された際にも、彼に帰ってほしいと求めていました。
大切な人を亡くしたうえに、その死を望んでいたように扱われる。彼女が身構えてしまうのも無理はありません。
年が離れているからといって、好きだった気持ちまで疑わないでほしい。彼女には、落ち着いて悲しむ時間もないんですよね。
しかし、兄弟は弁護士の提案に乗る代わりに、彼へ罪をかぶせる計画を進めます。そのために、婚約者まで殺害してしまいました。
彼女は自宅の窓から突き落とされ、命を落とします。そして、彼女を訪ねた弁護士が、その死に出くわすことに。
兄弟は弁護士を怪しい立場に追い込み、叔父の殺人についても疑いを向けさせようとしていたのです。
彼女まで殺してしまうなんて、そこまでするの? 叔父を失って傷ついていた人に、こんな最期はあんまりです。
コロンボが調べ続ける中、家政婦との間では別の騒ぎも起きています。感電の状況を確かめようとするために、家の電気が切れ、彼女が見ているテレビに影響が出てしまうのです。
テレビの色がおかしくなり、直そうとしたコロンボは、つまみまで壊してしまいます。家政婦の怒りは収まりません。
直してあげようとしたのはわかるけれど、つまみまで! それはもう、家政婦の前で小さくなるしかないです。
そして、事件を解く鍵になったのも、家の電気でした。叔父が感電したとき、ショートによって電気が切れています。
ところが、電気が戻るまでの時間はごくわずか。浴室で犯行に及んだ一人が、短い間に電気を復旧させるところまで行うには無理がありました。
浴槽から遺体を引き上げ、運ぶ作業にも力が必要です。コロンボは、犯行を一人の行動として考えていたところに間違いがあると突き止めます。
犯人は双子のどちらか一人ではありません。二人とも関わっていたのでした。
二人で相手を疑わせていたなんて、腹が立つ! 仲が悪いという話まで、すんなり受け取れなくなります。
家政婦が料理人だと思って見送った人物は、実は同じ服装をした銀行家でした。銀行家はその後、家へ引き返しています。
料理人が警報を解除して中へ入れ、銀行家が浴室で叔父を殺害。その間に料理人は階下へ向かい、切れたヒューズを交換して電気を戻したのです。
ヒューズは、電気が流れすぎた際に切れて、回路を守る部品です。二人が分担していたからこそ、短い停電で済ませられました。
真相を突きつけられた銀行家は、ついに自分たちの犯行を認めます。そして、幼い頃から世話をしてくれた家政婦に謝罪。
料理人は、それをやめさせようと声を荒らげます。自分の子どものように二人を育てた家政婦には、あまりに悲しい告白でした。
刑事コロンボ シーズン2第8話「二つの顔」の感想まとめ
いちばん残ったのは、銀行家の甥が家政婦に謝る場面でした。それまでコロンボを叱っていた人が、今度は自分の育てた二人の罪を聞かされる。あの場面はつらかった。
家政婦は、叔父と婚約者の年齢差にも戸惑っていました。それでも結婚を邪魔することはなく、この家の人たちを大事にしていたんです。
灰を落とされれば怒るし、テレビを壊されても怒る。そのたびに少し笑っていたのですが、最後の彼女を見ると、もう何も言えなくなりました。
銀行家が謝ったことには、せめて罪を認める気持ちが残っていたのだと、少しだけ救われます。でも、婚約者のことを思うと、謝罪を聞いても気持ちは収まりません。
彼女は叔父を愛していると話していました。遺言書をめぐる企みに巻き込まれ、弁護士へ疑いを向けるためにまで利用されてしまったことが、悔しいです。
コロンボが短い停電に引っかかり続けたおかげで、二人の犯行は明らかになりました。双子の顔ばかり気にしていた私には、電気を戻す人が必要だったという答えに、ようやく納得。
それでも最後に気になったのは、まだ弟とも兄とも呼び分けられないほど似た二人の顔より、謝罪を止めようとする料理人の態度です。家政婦の前で声を荒らげる姿には、最後まで自分のことばかりなんだなと腹が立ちました。
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント