ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
今回は、ワインを何より大切にする兄と、その兄に土地を売ると告げた弟のお話です。商売の話で折り合えない兄弟ですが、兄の取った行動はあまりにもひどいものでした。
それなのに、コロンボとワインの話をしている兄を見ていると、つい気持ちが緩んでしまいます。弟にしたことを思い出して、複雑な気分になりました。
結末まで触れながら、事件と最後の一杯を振り返ります。
それでは17話を一緒に見ていきましょう!
刑事コロンボ シーズン3第2話「別れのワイン」のあらすじ
事件の舞台は、小さなワイナリー。ブドウからワインを造る醸造所です。
経営者の兄は、利益よりもワインの質を大事にしています。造るワインは高く評価されているものの、経営はもうかっているとはいえません。
それでも、ワイン業界でその年を代表する人物として表彰されることになりました。兄にとっては、自分の仕事を認めてもらえる晴れがましい機会です。
そんな時、弟が訪ねてきます。弟はスポーツや車などにお金を使い、兄の採算を考えない経営に不満を抱いていました。
今度結婚するという弟は、ワイナリーの土地を売るつもりだと告げます。売り先は、安いワインを大量に造って利益を出す業者だったのです。
大事にしてきた場所を売られるのはつらいですね。でも、弟がお金のことを気にするのも分かります。
兄は怒り、弟を殴って気絶させます。そして、弟を自分のワイン貯蔵庫へ運び込みました。
弟を縛り、空調を止めた密閉された貯蔵庫に置き去りにする兄。弟はそこで窒息して亡くなることになります。
殴ったあとに助ける時間はあったのに。閉じ込めたまま出かけてしまうなんて、弟が気の毒すぎます。
兄は秘書とニューヨークへ向かい、表彰を受け、ワインの競売にも参加します。遠く離れた場所で人に会うことが、そのままアリバイになっていました。
帰ってきた兄は、貯蔵庫で弟の死を確認します。そして遺体に潜水用の装備を着け、海へ運びました。
弟の死を、スキューバダイビング中の事故に見せかけるためです。大切なワインを守ろうとした兄は、弟の命を奪ったうえで、その死に方まで偽装しました。
一方、弟の婚約者は、姿が見えなくなった彼を心配して警察を訪ねます。そこで捜索に関わることになったのがコロンボでした。
やがて弟の遺体が海で見つかります。一見すると潜水中の事故ですが、コロンボには気になる点がありました。
弟の胃には、食べ物がまったく残っていなかったのです。長い時間、食事をしていなかったことがうかがえます。
もうひとつ引っかかるのは、死亡したと見られる日の天気でした。その日は雨で、潜水に向いている日とはいえません。
海岸に残された弟の愛車は、屋根を開けた状態だったのです。
車好きの人が、雨の日に屋根を開けたまま海へ入りますか? これはコロンボでなくても気になります!
コロンボはワイナリーを訪ね、兄や秘書から話を聞きます。弟が最後に訪ねてきたのは、兄たちがニューヨークへ出発する直前でした。
その日、兄とワインを楽しんでいた客にも確認します。客たちは弟を見ていませんが、兄が途中で席を外したことは覚えていました。
そして戻ってきた兄は、ワインを瓶から別の容器へ移す作業を、客のひとりに任せていたのです。
その作業には、落ち着いた手つきが必要でした。自分で扱うはずの大切なワインを人に任せたことも、コロンボは聞き逃しません。
一緒にいた人にとっては、何でもない出来事なんですよね。こんな細かいところまで聞いてくれるのは頼もしい!
捜査を進めるコロンボは、ワインについても勉強します。そして覚えた知識を交えながら、兄と話をするようになりました。
兄は、ワインへの関心を示すコロンボに、自分の知識を教えます。弟を閉じ込めた時とはずいぶん違い、好きなものの話をする相手には親切です。
こうして話している時の兄は、嫌いになりきれません。だから余計に、貯蔵庫に残された弟のことが引っかかります。
コロンボは高価なワインが保管されている貯蔵庫も見せてもらいます。扉の仕組みを確かめる間、短い時間ですが、ひとりで中に入る機会もありました。
一方、秘書はコロンボに、弟がワイナリーへ来たところも、帰っていくところも見たと話します。
ところが、その証言は守衛の話と食い違っていました。秘書は、守衛は酒飲みなので当てにならないと主張します。
実は秘書は、コロンボが兄を疑っていることに気づいていたのです。弟が生きて帰ったという証言は、兄を助けるための嘘でした。
そこで嘘をついてしまうんですね。弟が帰っていないなら、ちゃんと話してほしいです。
コロンボは兄に電話をかけ、疑ってしまったおわびとして、高級レストランでの食事に招待します。秘書も一緒に席につくことになりました。
食事の席でコロンボが注文したのは、1945年ものの、とても珍しいポートワインです。兄自身も、貯蔵庫に一本持っている品でした。
そんな珍しいワインが店にあることに、兄は驚きます。しかし、口にした途端、その態度が変わりました。
兄には、そのワインが高温にさらされ、傷んでしまっていると分かったのです。
コロンボと秘書はおいしく飲んでいましたが、兄は納得できません。保存の仕方が悪いと店の人を厳しく責め、騒ぎになってしまいます。
ひと口で分かるのはすごい! でも、一緒に食事をしていて店の人にあそこまで怒られると、私は困ってしまいます。
店側は代金を受け取らず、一行を帰します。その後、コロンボは兄がニューヨークにいた間、ロサンゼルスが激しい暑さに見舞われたことを何気なく話しました。
そして秘書には、弟が生きて帰るところを見たという証言のおかげで、兄への疑いが晴れたと礼を言います。
帰り道、兄は秘書に、なぜ嘘の証言をしたのかと尋ねました。そこで秘書は、兄への恋愛感情を明かします。
秘書は、これからも雇われて働くだけの関係ではいたくありません。兄の秘密を知ったうえで、結婚を求めてきたのです。
かばってくれた人に、今度は結婚を迫られるなんて。断れないように話を進める秘書も、なかなか怖いです。
しかし、兄にはもうひとつ、放っておけないことがありました。コロンボが口にした、留守中の猛暑です。
弟を死なせるために、貯蔵庫の空調を止めたまま出かけていた兄。その間に気温が上がったなら、保管していたワインも無事では済みません。
兄は、自分の大切なワインが熱で傷んでしまったことに気づきます。守ろうとしていた品を、自分の行動で失ってしまいました。
空調を止めたことが、ここにつながるんですね。弟を殺してまで手放したくなかったワインなのに。
その夜、兄は貯蔵庫のワインを海岸へ運び、海へ投げ捨て始めます。そこへ現れたのがコロンボでした。
レストランで出されたポートワインは、店が保管していたものではありません。コロンボが兄の貯蔵庫から、こっそり持ち出した一本だったのです。
貯蔵庫でひとりになった短い時間に、コロンボはそのワインを手に入れていました。そして店に頼み、食事の席で出してもらったのでした。
あの一本、本人のものだったんですか? 兄が自分で傷んでいると認めてしまったことに、あっとなりました!
兄は、自分の舌で貯蔵庫の異変を確かめてしまったのです。ワインを捨てているところを押さえられ、コロンボの仕掛けを知った兄は、罪を認めます。
秘書との結婚を迫られる状況から逃れられることには、ほっとした様子も見せました。
警察へ連れていく前に、コロンボは兄にデザートワインを勧めます。食後に楽しむ甘いワインです。
兄は、それを最後のコースにふさわしいものとして味わいます。事件を追ってきたコロンボと、捕まることになった兄は、最後に一杯を分かち合いました。
刑事コロンボ シーズン3第2話「別れのワイン」の感想まとめ
いちばん胸に残ったのは、兄がワインを海へ投げ捨てる場面でした。あれほど大事にしていたものを、自分の手で捨てていくのは、見ていてつらかったです。
もう飲めないと分かっていても、簡単には手を離せない品ばかりだったと思います。あの兄が捨てている、というだけで寂しくなりました。
でも、弟はそのワインと同じ貯蔵庫に閉じ込められ、助けてもらえなかったんですよね。兄の落胆を見ている間も、そのことは忘れられませんでした。
経営方針が合わず、土地を売ると言われた腹立たしさは分かります。それでも、弟を置き去りにして競売へ出かけた兄には、やっぱり腹が立ちます。
ワインを教えてくれる時の親切さがあるだけに、気持ちが落ち着きません。この人とコロンボが、事件と関係なく知り合っていたらと思ってしまいました。
そして、レストランの一本には驚きました! 兄の味覚を頼りに、本人が異変に気づくよう仕向けたコロンボには、すっかりやられました。
秘書の嘘も、ただ兄を助けたいだけではなかったのがきつかったです。結婚を求められていたところから解放されると感じる兄には、少し苦笑いしてしまいました。
最後にコロンボがワインを勧める場面は、静かで好きです。捕まえる相手にも、好きなものを味わう時間を渡してくれるんですね。
その一杯を受け取り、味わう兄を見ていると、弟にもこれくらい穏やかに向き合ってほしかったと、寂しくなりました。
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント