刑事コロンボ 第51話 あらすじ シーズン9第4話「かみさんよ、安らかに」 妻の葬儀と毒入りマーマレードに隠された逆転

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今回は、コロンボの妻の葬儀から始まるお話です。いつも話に出てくるあの奥さんが、本当に亡くなってしまった?

棺を見つめるコロンボのそばには、その悲しみを喜ぶ女性がいます。彼女の復讐は、コロンボ自身にも向けられていました。

奥さんの好物まで利用されるのが、なんとも嫌な怖さ。今回は事件の結末まで触れていきます。

それでは51話を一緒に見ていきましょう!

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刑事コロンボ シーズン9第4話「かみさんよ、安らかに」のあらすじ

雨の中、コロンボの妻の葬儀が行われています。妻の棺を前にしたコロンボは、悲しみに沈んだ様子です。

参列者の中には、そんな彼を見つめる女性がいました。彼女は心の中で、妻を殺したのは自分であり、次はコロンボの番だと考えていたのです。

コロンボが棺の前にいるだけでもつらいのに、それを喜んでいる人がそばにいるなんて。最初から胸が重くなりました。

話は、そこから数日前に戻ります。

女性は不動産会社で働く幹部で、高額な屋敷の売買を手がけていました。その日も大きな契約をまとめ、関係を持っている既婚の男性と会う約束をします。

しかし、食事へ向かう前に済ませようとしていたことがありました。彼女は会社へ戻り、上司と顔を合わせます。

二人は契約の成功を祝って酒を飲みますが、そこで彼女が持ち出したのは、亡くなった夫の話でした。

夫はかつて横領をしており、発覚して追い詰められた末に、被害に遭った顧客を殺害。事件を捜査し、夫を逮捕した刑事がコロンボだったのです。

夫には10年の刑が言い渡されましたが、服役して8年で亡くなっていました。彼女は夫を失った怒りを、事件に関わった人たちへ向けています。

そして目の前の上司は、夫の仕事仲間だった人物。警察に情報を渡すことで、自分は刑務所に入らずに済んでいました。

上司には、彼女を自分のものにしたいという思惑もありました。彼女にとっては、夫を裏切り、自分から奪った相手だったのです。

上司の下心にも腹が立ちます。でも、ご主人が人を殺したことまで、コロンボのせいにされるのはつらいですね。

夫の事件について上司に突きつけた彼女は、銃を向けて撃ち殺します。そして遺体から銀行のカードを抜き取り、約束していた男性との食事へ向かいました。

レストランでは、化粧室へ行くふりをして席を離れます。ところが実際には店の外へ出て、近くのATMで上司の口座から200ドルを引き出していたのでした。

その後は男性との食事に戻り、食後も一緒に過ごします。彼女はこの時間を、自分のアリバイに利用するつもりです。

食事の合間に、そんなことまで済ませていたなんて! 相手と会う約束まで殺人に使っているのが嫌でした。

午前2時に男性と別れると、彼女は再び会社へ。引き出した現金とカードを、上司の遺体に戻しました。

そして、上司が進めていた住宅開発に不満を持つ住民たちへ疑いが向くよう、証拠も仕込みます。自分から捜査の目をそらすため、別の人たちを巻き込もうとしていました。

この殺人事件を担当することになったのが、コロンボです。彼は彼女の夫を逮捕した刑事として、彼女と再び関わることになります。

コロンボが調べているのは上司の殺害事件。しかし彼女の側では、彼も復讐の相手に入っていました。

しかも、彼女はすぐにコロンボを殺すつもりではありません。先に妻を奪い、自分と同じように伴侶を失う苦しみを味わわせようとしていたのです。

奥さんまで巻き込む必要がある? 夫を亡くしたつらさを知っている人が、それを別の夫婦に味わわせようとするのは、見ていてきつかったです。

彼女には、夫の映ったフィルムを見て泣き崩れる場面もあります。夫への思いは、今も強く残っていました。

その一方で、復讐の準備は進んでいきます。コロンボの妻がマーマレードを好きだと知ると、それを毒殺に利用しようとしたのでした。

彼女は毒を仕込んだマーマレードの瓶を、妻への贈り物としてコロンボに渡します。好物だからこそ、妻が口にすると見込んでいたのです。

奥さんの好きな物を、こんなふうに使わないでほしい! 何も知らずにパンに塗るところを想像してしまって、あの瓶が怖くなりました。

ただ、この時点ですでにコロンボと捜査に当たる警官は、彼女に疑いを持っていました。彼女は自分の計画を進めていますが、コロンボも彼女の行動を見ています。

そして話は、冒頭の葬儀へとつながります。

彼女は妻への復讐が成功したと思い、葬儀に参列していました。残る相手はコロンボ本人です。

葬儀のあと、コロンボは彼女を自宅だという家に招き入れます。そこで語るのは、妻を失ってからの自分の様子でした。

妻はきれい好きだったので、家を掃除する必要などなかった。それでもじっとしていられず、5時間も掃除をし、壁まで洗ったと話します。

彼女も夫を亡くしたとき、何度も銀製品を磨いていたと語りました。二人は、伴侶を失ったあとの時間について言葉を交わします。

壁まで洗ったという話が、妙に胸に残りました。そんな話を聞いても、彼女はまだコロンボを殺そうとしているんですね。

コロンボは、彼女の夫が実際に罪を犯したことや、判決が比較的軽かったことにも触れます。しかし彼女は、判決を下した裁判官にも憎しみを向けていました。

そしてコロンボは、トーストにマーマレードを塗ります。彼女には、それが自分の仕込んだ毒入りの品に見えています。

口にする直前、彼女がほんの一瞬、止めようとする様子もありました。それでもコロンボはトーストを食べ、やがて毒に苦しんでいるような姿を見せます。

彼女は復讐を成し遂げたつもりになり、犯行を語り始めました。上司を殺し、妻を殺し、今はコロンボまで自分の手にかけたと思っているのです。

ところが、ここでコロンボが仕掛けていたことが明かされます。

妻は死んでいませんでした。葬儀そのものが、警察と協力して用意した芝居だったのです。

奥さんが無事で、本当によかった! あの棺を見たときから落ち着かなかったので、ここでようやく安心できました。

コロンボは彼女からマーマレードを受け取ると、すぐに検査へ回していました。そして毒が入っていると知り、妻を守ったうえで彼女の計画を逆に利用したのです。

今、彼が食べたマーマレードは、毒の入っていない別の品。苦しむ姿も、彼女に犯行を認めさせるための演技でした。

この家も、コロンボの自宅ではありません。別の警官の家を借りており、隣の部屋では彼女の自白が録音されていました。

妻を殺せたという思い込みも、コロンボを追い詰めたという確信も、ここで崩れます。彼女が口にした言葉は、警察にしっかり押さえられていました。

コロンボは、夫を亡くした彼女の悲しみには同情を示します。しかし彼女は、それを受け入れず、コロンボの頬を平手打ちしました。

最後に平手打ちまで! コロンボの奥さんを狙ったうえに、その怒りまで彼にぶつけるのは、やっぱり納得できません。

事件のあと、コロンボは妻と電話で話します。葬儀から始まったこの話は、妻が生きていると確かめられるやりとりで終わるのでした。

刑事コロンボ シーズン9第4話「かみさんよ、安らかに」の感想まとめ

いちばん残ったのは、マーマレードを食べたコロンボが、毒に苦しむふりをしていた場面です。種明かしのあとの安心感が大きかった!

こちらは妻の葬儀を最初に見ているので、コロンボまで食べてしまったときは落ち着きませんでした。彼女が犯行を認めても、まずは彼の体が心配になってしまいます。

でも、瓶を受け取った時点で検査していたとわかると、そこはちゃんと警戒してくれていたんだとほっとしました。妻への贈り物を、そのまま渡していなくてよかったです。

女性が夫のフィルムを見て泣く姿には、気持ちを引っ張られました。会いたい人が映像の中にしかいないのは、つらいですよね。

ただ、奥さんの好物を調べて毒を入れるところでは、どうしても彼女に腹が立ちました。コロンボの妻は、夫の逮捕には関わっていません。

夫が起こした事件の被害者にも、彼女の目を向けてほしかったです。亡くなった夫を思う場面を見ても、奥さんを狙ったことへの嫌な気持ちは消えませんでした。

それから、掃除の話。コロンボが壁まで洗ったと聞いたときは、手を動かしていないとつらいのかな、と受け取っていました。

あとで芝居だったとわかっても、あの話は耳に残ります。彼女が銀製品を磨いた話を返すところでは、こんなふうに話せるのに、それでも殺すつもりなんだと悲しくなりました。

コロンボは彼女に同情までしていましたが、私は平手打ちされた頬のほうが気になってしまいました。最後まで彼に怒りを向ける姿が、少し寂しかったです。

それだけに、最後に妻と電話で話すコロンボを見られて、やっと肩の力が抜けました。

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