オックスフォードミステリー ルイス警部 全話あらすじ(全33話)|相関図・キャスト・最終回の感想

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クルミットです♪

モースの相棒だったルイスが、今度は事件を率いる警部としてオックスフォードへ戻ってきます。隣に立つのは、ケンブリッジで神学を学んだ若い刑事ハサウェイ。知識もものの見方も違う二人が、大学の街で起きる殺人を解いていく作品です。

このページでは、シーズン1〜9・全33話のあらすじと感想をまとめています。各話記事には犯人や結末のネタバレが含まれます。まだ見ていない方は、先に作品紹介とキャスト欄をご覧ください。

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目次

全33話のあらすじ一覧

日本の番組紹介に合わせ、パイロット版「数学殺人事件」をシーズン1第1話として掲載しています。シーズン1〜6は各4話、シーズン7〜9は各3話。英国で前後編として放送された事件も、ここでは一つの作品として数えています。

記事タイトルの「第○話」は全シーズンを通した番号です。各記事にはシーズン内の話数と公式邦題も添えています。前後編に分かれた放送や、米国版のシーズン番号とは一致しない場合があります。

シーズンから選ぶ:1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9

どんなドラマ?

『主任警部モース』のその後を描くシリーズです。恩師のモースを失い、さらに妻を亡くしたルイスは、海外勤務を経てオックスフォードへ帰ってきます。かつて部下として歩いた街で、自分のやり方を探しながら捜査を重ねることになります。

事件の舞台は大学の研究室や図書館、古い屋敷、劇場など。専門分野への執着や人間関係のねじれが、思いがけない殺人に結び付いていきます。学問にまつわる手掛かりも出てきますが、捜査の中心にあるのは、それぞれの人物が何を守り、何を隠しているのかという問いです。

基本は一つの作品ごとに事件が解決する形です。ただし、ルイスとホブソンの距離や、ハサウェイの過去、二人の仕事上の立場は続けて変化していきます。初めて見るなら、パイロット版から順にたどると関係の移り変わりも追いやすくなります。

『刑事モース』との違い

若いモースを主人公にする『刑事モース〜オックスフォード事件簿〜』が前日譚なのに対し、本作は『主任警部モース』の後の時代を描きます。こちらで中心になるのはルイスとハサウェイのコンビです。作品名や舞台はつながっていますが、各話の事件は別のものとして楽しめます。

相関図

初期の捜査チームを中心とした人物関係です。ルイスとハサウェイは捜査の相棒、イノセントは二人の上司、ホブソンは検視を通して捜査を支える監察医。後のシーズンでは役職や関係も変化します。

キャスト・登場人物

ロバート・ルイス(演:ケビン・ウェイトリー)

ロバート・ルイス役のケビン・ウェイトリー

現場を歩き、人の話を聞きながら考える警部。大学関係者の専門的な言い回しには戸惑うこともありますが、納得できない点をそのままにせず、事実を積み上げていきます。長く相棒だったモースの記憶と、妻を失った痛みも抱えています。

ジェームス・ハサウェイ(演:ローレンス・フォックス)

ジェームス・ハサウェイ役のローレンス・フォックス

ルイスの相棒。ケンブリッジで神学を学び、聖職や音楽の道も考えた経験があります。文学や宗教の知識が捜査に役立つ一方、自分の過去や家族については口が重い人物。ルイスとのやり取りを通じて、その内面が少しずつ見えてきます。

ジーン・イノセント(演:レベッカ・フロント)

ジーン・イノセント役のレベッカ・フロント

初期の二人を束ねる主任警視。ルイスの捜査に厳しい注文を出すこともありますが、部下の能力や姿勢を見ています。現場の判断と組織の立場がぶつかる場面で、捜査チームに欠かせない存在です。

ローラ・ホブソン(演:クレア・ホルマン)

ローラ・ホブソン役のクレア・ホルマン

検視から事件の見え方を変える監察医。『主任警部モース』から登場している人物で、ルイスとも付き合いがあります。仕事上の率直なやり取りだけでなく、事件の外での二人の関係にも注目したくなります。

シーズン8からは、昇進したハサウェイの相棒としてマドックスも登場します。相関図は初期の主要4人を対象にしています。

作品を振り返っての感想

海外ドラマ「オックスフォードミステリー ルイス警部」の評価レビュー&感想です。
全33話を完走したクルミットの正直な感想を書いています。
後半はネタバレありなのでご注意ください♪

見始めは第1話「数学殺人事件」でした。妻を亡くしたルイスが、海外での派遣を終えてオックスフォードに戻ってくる。空港に迎えに来たのがハサウェイで、この二人がまだぎこちないところから始まるんですよね。睡眠研究所で眠っている女子学生が撃たれるという事件の導入も、静かなのにぞわっとして、一気に引き込まれました。

ミステリーとしては、第2話「復讐の女神」の入口が好きです。手帳に残った古代ギリシャ文字が、実は電話番号だったという出だしで、教養派のハサウェイでも読みきれずに専門家を頼るところが人間らしくて。重い事件が多いのに、ルイスとハサウェイのやりとりのおかげで、見ていて疲れすぎないのがありがたかったです。

ネタバレありの感想

全話を見終えて、いちばん心に残っているのは、やっぱりルイスとハサウェイの二人です。第1話の最後で、モースが5年前に残したメモ一行が、母親の本当の恋人を言い当てていたと分かったときは、シリーズの始まり方としてうまいなぁと思いました。モースを置いていくのではなく、ちゃんと連れて歩く感じがして、そこで一気に好きになりました。

ハサウェイで忘れられないのは、第7話「業火の祈り」です。14歳のウィルに「ゲイだ」と打ち明けられて笑ってしまい、友情が終わったという過去が、そのまま事件の核心になっていました。団体の実態を知りながら黙っていた相棒に、ルイスが本気で怒るのもよく分かります。ただ、ハサウェイの後悔もちゃんと伝わってくるので、どちらの味方もしきれなくて、見ていてしんどかったです。

イラッとしたのは、第21話「天才の神髄」の牧師です。実在しない天才クラブをでっち上げて、優秀な学生を部屋に呼び出し、「君たちは特別じゃない」とこき下ろす。しかも、昔クラブの誘いを断った研究助手をしつこく責め立てていたと知って、正直、気分が悪くなりました。川に浮かんだと分かっても、かわいそうという気持ちにはあまりなれなくて。

第4話「それぞれの秘密」の真相も、言葉を失いました。慈善活動に熱心だったレイチェルが、9歳のときに弟を死なせていた。善いことをせずにいられなかった理由が、そこで一本につながるんですよね。第10話では、ルイスの妻のひき逃げ事件が、ホテルの小さな詐欺事件から思いがけず決着します。答えが出ても妻は戻らないけれど、長く抱えてきた時間に区切りがついて、私までほっとしました。

そして最終話の第33話。ルイスが半年のニュージーランド旅行をためらうのが、仕事人間らしくて切なかったです。それでも最後はホブソンと出発して、ハサウェイが空港でルイスの名前の札を持って見送る場面は、第1話の迎えを思い出してじわっと来ました。そのあと、ハサウェイが病気の父の手を握って詩を読む場面も、静かでよかったです。派手に終わらないところが、このシリーズらしいなと思いました。

みんなの評価 ― 本国と日本でこんなに違う

ここからは、私の感想とは別に、本国と日本のみんなの評価をまとめました。

本国と日本の評価

項目 本国・英語圏(IMDb)
平均スコア(2026年10月時点) 8.2 / 10
評価数(2026年10月時点) 17,836件
分布 10点 28.4%/9点 22.9%/8点 28.2%/7点 11.6%/6点 3.7%/5点 1.7%/4点 0.8%/3点 0.5%/2点 0.4%/1点 1.7%

日本の側は、シーズンごとのレビューがまだ少なくて、平均スコアが出ていません。日本ではまだ評価が少ないんですよね。

本国では、2006年から2015年まで長く放送された人気ドラマです。イギリスの新聞の記事を読むと、人気がいちばん高かった頃は800万人が見ていたのが、最後の第9シリーズでは半分ほどになったそうです。主演のケビン・ワトリーさんご本人が「もう十分長くやった」と話していたとも書かれていて、ちょっと寂しい気持ちになりました。本国の分布を見ると、10点から8点だけで8割近くを占めていて、私の評価もかなりこちら寄りです。

本国で賛否が分かれたところ

イギリスの新聞では、最終回のころに「『ブロードチャーチ』のような北欧ミステリー風のドラマと比べると古く見える」という声がありました。わかる気はします。でも私は、大学の中庭やパブをのんびり歩く感じが好きで、そこはまったく気になりませんでした。同じ記事は、安心して毛布にくるまって見られるドラマだとも褒めていて、そこは大きくうなずきました。

別の新聞では、第8シリーズの再開にあたって、田園の場面の暗さと静けさが北欧ドラマのようだと書かれていました。そういえば、シーズンが進むほど、どんどん暗い話が増えていった気がします。それから、60代のおじいちゃんが言うには台詞が少し若すぎる、という指摘もありました。言われてみれば、というくらいで、見ているときはそこまで引っかかりませんでした。ルイスは、ちょっと柔らかく話すくらいがちょうどいいと思います。

評価データ・参考資料

最終回の結末【ネタバレ注意】

全33話の最後は、シーズン9第3話「絡まった結び目」です。数学教授が小包爆弾で殺され、その兄にも爆発物が届きます。研究成果を巡る対立や過去の恋愛が浮かび、事件の裏にあった兄弟の関係が明らかになります。

犯人は被害者の兄。自分も襲われたように見せて疑いをそらしていました。ルイスたちは、残された数字と結び目の意味、さらに犯人しか知らない事実を口にしたことから真相へたどり着きます。細かな手掛かりと動機は第33話の記事で整理しています。

ルイスとホブソンは旅へ

ルイスはホブソンとの半年間のニュージーランド旅行を前に、仕事を失うことを恐れて迷います。それでも最後には、戻ってくる場所があると上司に伝えられ、二人で出発する道を選びます。ハサウェイは二人を空港へ送り届けます。

パイロット版では、オックスフォードへ戻ったルイスをハサウェイが空港で迎えました。最終回では立場が入れ替わり、今度は見送る側になります。新しい相棒として出会った二人が、安心して一時離れられる関係になる。このつながりが好きです。

ハサウェイにも、病気の父と向き合う時間が残されます。事件を解くだけでは片付かない家族の問題に、自分から近づいていく。捜査の仕事が続く一方で、それぞれが私生活に踏み出す終わり方として受け止められます。

作品の基本情報

作品名 オックスフォードミステリー ルイス警部
原題 Lewis(米国ではInspector Lewis)
制作国 イギリス
初回放送年 2006年(パイロット版)〜2015年
話数 シーズン1〜9・全33話
主演 ケビン・ウェイトリー、ローレンス・フォックス
関連作品 主任警部モース/刑事モース〜オックスフォード事件簿〜

作品情報・邦題・キャスト表記:ミステリーチャンネル公式紹介。話数構成・各話情報:エピソード一覧。最終話の照合資料:最終話の解説。

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