オックスフォードミステリー ルイス警部 シーズン7最終回(第27話) あらすじ シーズン7第3話「賢者の思惑」

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シーズン7第3話「賢者の思惑」は、出所したばかりの元教授が自宅前で轢かれる事件です。車体に残された「500」の謎が15年前の失踪と結びつき、ルイスとハサウェイの進退にも大きな動きがある回です。

それでは27話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

J:COM BSで放映されるまであと1日です!

ルイス警部 シーズン7最終回(第27話) シーズン7第3話「賢者の思惑」のあらすじ

元教授のリチャード・シーガーは、飲酒運転でレイチェルの妹を死なせて服役していた。その彼が出所し、妻マーサのもとへ戻る。同じ日、レイチェルがシーガー家を訪ねるが、夫妻の言葉や態度に傷つき、怒って帰ってしまう。

翌朝、リチャードは自宅前で遺体となって見つかる。轢いたのは、かつて事故を起こしたのと同じ車だった。車体には、死の間際に彼が手にしていた鍵で引っかいたとみられる「500」という跡が残されていた。

恨みを抱いていたレイチェルと母デビーに疑いが向く。マーサもレイチェルが犯人だと思い込んでいた。車内の毛髪はレイチェルのものと一致したが、母娘にはアリバイがあった。

序盤は遺族への疑いが濃くなるばかりで、正直レイチェルが気の毒になりました。アリバイがあるのに毛髪まで出てきて、見る側の目が彼女に向くように作られています。

一方で、マーサにも不審な点がある。窓のすぐ外で起きた事件の間、眠り続けていたというのだ。さらに、リチャードが服役前に離婚を切り出していたことも分かる。

大学関係者も捜査線上に浮かぶ。リチャードは知的設計論を支持しており、そのことで学寮長と対立していた。マーサの親友で、リチャードの後任として化学部門を率いる研究者の女性もいる。

リチャードは、学寮長や研究者の夫とともに、金と引き換えにオックスフォードへの入学を斡旋していた。父親の賄賂で入学したと知った学生は、自ら命を絶つ。直前までハサウェイは彼を殺人の容疑で強く追及しており、責任を感じる。ただ、この不正入学の件は殺人とは無関係だった。

やがて工事中の建物から、ミイラ化した若い女性の遺体が見つかる。15年前に失踪した韓国人留学生で、リチャードの教え子だった。研究者の夫と短期間交際していたこともある。「500」は数字ではなく、彼女の名前の一部だったと分かる。

マーサは夫と教え子の関係を疑い、結婚指輪を外していた。終盤には、そのマーサも川で遺体となって見つかる。

犯人は研究者の女性だった。彼女は留学生の画期的なアルツハイマー病研究を自分の成果にしていた。本人の説明では、研究を持って帰国すると言い出した留学生にリチャードがつかみかかり、木の階段が崩れて転落死したという。二人はその死を隠していた。

リチャードは獄中で信仰を得て、罪を償おうとしていた。研究の盗用と留学生の死を明かそうとしたことが、殺された理由だった。マーサも、親友から余分に渡されていた睡眠薬のせいで事件の夜眠り込んでいたと気づき、それが理由で殺された。

最後に明かされた動機は研究の名誉と隠蔽でした。本人がどれほど正当化しても、教え子の成果を奪った事実は消えません。重い真相でした。

私生活では、ルイスとホブソンの関係が順調に進んでいる。ルイスは彼女のために料理を作り、部屋も整えた。一緒に過ごす時間を持つため、引退も考えている。後任にはハサウェイを期待していたが、そのハサウェイは警察の仕事に疲れ、辞めるつもりだと打ち明ける。驚いたルイスが、それなら一杯必要だと応じ、二人がパブでビールを飲んで物語は終わる。

事件の重さのあとに、二人の進退という別の転機が来るので、事件だけを追う回とは、最後に残る余韻がずいぶん違って感じられます。

ルイス警部 シーズン7最終回(第27話) シーズン7第3話「賢者の思惑」の感想まとめ

今回いちばん面白かったのは、「500」の読み違えです。数字として考えている間はどこにもつながらないのに、遺体が見つかった途端に名前の一部として読めてしまう。瀕死の状態で鍵を使って引っかいた字なら崩れて当然なので、謎解きとして無理がないのがいいですね。

犯人の研究者は、親友のマーサまで手にかけています。マーサが事件の夜に眠り続けていたことは、序盤では彼女自身への疑いの材料に見えました。実は余分な睡眠薬という犯人側の仕掛けだったわけで、この反転がよく効いています。疑われる側から被害者へ移るマーサの流れは苦かったです。

一方で、不正入学の件は事件と無関係で、学生の死だけが残ります。ハサウェイが強く追及した相手だったので、彼が責任を感じるのは自然です。最後の辞職の申し出にも、この出来事が重みを与えていると感じました。捜査そのものが人を追い詰める面を、殺人の筋とは別に描いた選択だと思います。

ルイスは引退を考えて後任をハサウェイに期待していたのに、当のハサウェイが辞めると言い出す。このすれ違いは事件の重さと対照的で、少し可笑しみもあります。もともと最終回の予定だったという事情を知ると、派手な別れではなく、パブでの一杯で区切る締め方にも納得がいきました。

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