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クルミットです♪
今回は、大学で学び、仕事を持つ女性たちが次々と命を奪われるお話です。最初の遺体は水辺で見つかりますが、次の被害者が発見されたのは路地。それなのに、死因は同じ溺死でした。
事件を追うマードックがたどり着くのは、数年前に亡くなった女子学生のこと。最初は被害者たちを気の毒に思っていたのに、その過去を知ると、すんなり同じ気持ちではいられなくなります。
それでは75話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン6第10話のあらすじ
トロントの運動クラブに所属する若者たちが、走る練習の途中、水辺で若い女性の遺体を発見します。ウィリアム・マードック刑事が、この女性の死を調べることになりました。
遺体を調べた女性医師によれば、死因は溺死です。ただし、水に入る前に頭を殴られていました。
水辺で亡くなっていたからといって、ただの事故では済まされません。マードックは、女性の仕事や周囲の人間関係を調べていきます。
亡くなった女性は、金融会社で秘書として働いていました。そして、記者になりたいという希望を持っていたのです。
記者になる夢があったと聞くと、つらいですね。今の仕事をしながら先のことを考えていた人なのに、こんな形で人生を終わらされるなんて。
女性の同居人は、彼女に敵はいなかったと話します。身近な人にも、殺されるほど恨まれる心当たりはないということでした。
しかし、捜査の途中で2人目の犠牲者が出ます。今度は、路地で女性の遺体が見つかったのです。
こちらの女性も、死因は溺死。発見場所と死に方が、すぐには結びつきません。
水辺でもない路地で、どうして溺れているの? 頭を殴られていた最初の女性のこともあって、偶然とは思えません。
そして、3人目の女性まで命を奪われてしまいます。マードックは、被害者たちを結ぶものを探っていきました。
亡くなったのは、大学教育を受け、結婚せずに働いていた女性たちです。マードックは、女性への差別や人種への偏見が、事件に関わっているのではないかと疑います。
仕事を持つ女性たちが続けて狙われたことには、不安を覚えます。ただ、彼女たちのつながりは、それだけではありませんでした。
捜査を進めるうちに、数年前に亡くなった、ある女子学生の存在が出てきます。その死は、自殺とされていたものでした。
実は、今回殺された3人と、最初の被害者の同居人は、この学生の死に関わっていたのです。
敵はいなかったと話していた同居人まで関わっていたとは! あの言葉を、そのまま受け取れなくなってしまいました。
亡くなった学生は、自分とは人種の異なる教授と交際していました。ところが、今回の被害者たちと同居人は、人種への偏見から彼女にひどい仕打ちをしていたのです。
4人は、その学生を川の水に繰り返し沈めていました。学生は肺が弱く、それによって命を落としてしまいます。
自分で命を絶ったのではありません。ほかの人たちに水に沈められ、その末に亡くなっていたのでした。
何度も川に沈めるなんて、ひどすぎます! 好きになった相手が誰であっても、こんな目に遭わされていい理由にはならないです。
学生の死と、今回続けて起きた溺死事件。マードックは、被害者たちが関わった過去へとたどり着きます。
そして、連続殺人の犯人は、最初の被害者が秘書として勤めていた金融会社の経営者だと明らかになります。
この経営者の妻は、カナダの先住民でした。学生と教授の交際だけでなく、経営者と妻の結婚をめぐっても、人種の違いに向けられる偏見が事件に関わっていたのです。
経営者は妻と子どもたちを深く愛していました。しかし、自分の犯した殺人について、無実の男性に罪を着せようとしていたことに反省はありません。
家族を大事にしていると聞いても、無実の人に罪を押しつけるのは許せない! その人の人生まで壊そうとしているところには、腹が立ちました。
被害者たちが学生にしたことも、経営者が犯した殺人も、重いものでした。過去の仕打ちを知ったあとでも、3人が殺されてよかったとは思えません。
一方、遺体を調べていた女性医師には、クロッケーをめぐる出来事があります。クロッケーは、木づちで球を打ち、門を通していく競技です。
彼女は、2年続けて優勝した経験のある実力者。カナダからパリ五輪へクロッケーの選手が送られると聞き、かつてのライバルも競技に参加していることを知ります。
そこで彼女は、運動クラブに再び足を運びました。
ただ、このクラブには居心地の悪い事情がありました。彼女は婚約を解消して以来、歓迎されなくなっていたのです。
2年続けて優勝していたなんて、頼もしい! 得意な競技をしに来た人を、婚約のことで冷たく扱うのは嫌な感じです。
戻ってきたクラブには、今も人を見下す空気が残っています。競技の腕とは別のところで、彼女は嫌な思いをさせられるのでした。
事件の捜査では、女性たちの過去と人種への偏見が明らかになります。そしてクラブでも、結婚をめぐる事情で女性の居場所が狭くなっていました。
せっかく好きな競技があって、実力もあるのに。クラブの人たちには、まず彼女のプレーを見てほしいなと思いました。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン6第10話の感想まとめ
いちばん胸に残ったのは、女子学生が何度も川に沈められていたことです。肺が弱かったと知ると、その仕打ちのつらさが余計に気になってしまう。
相手が苦しむようなことを、4人で繰り返していた。ここは、かなりきつかったです。
交際相手の人種を理由に、そこまで人を傷つけることができるなんて。学生の側からすれば、好きな人がいるだけなのに、あまりにも理不尽でした。
その死が自殺とされていたことにも、引っかかります。川で何をされたのかがわからないまま、亡くなった本人の意思によるものとされていたのは、やりきれません。
マードックが彼女の死にたどり着いてくれたことには、少しほっとしました。今から命を取り戻せなくても、何があったのかは知られてほしい。
最初の被害者には記者になる夢がありましたし、3人にはそれぞれ両親やおば、親しい友人たちもいました。そういう話を知っているから、学生への仕打ちがわかったあとも、気持ちは簡単に片づきません。
夢を持っていたことも、誰かに大事にされていたことも、その人がしたひどい行為を消してはくれないんですね。学生を水に沈めたという事実は、どうしても忘れられなかった。
そして、金融会社の経営者。妻や子どもを大切にする人だと知れば、そこには少し気持ちが向きます。
でも、無実の男性を身代わりにしようとしたところは、本当に嫌でした! 自分の家族を思える人が、罪のない別の人にはそんなことをしてしまう。
反省がないというところも、引っかかったままです。家族への愛情を聞いたあとだからこそ、その身勝手さにはがっかりしました。
女性医師のクラブでの扱いも、じわじわ腹が立つ話でした。婚約を解消しただけで、競技を楽しむ居場所まで奪われるの?
2年続けて優勝できるほど打ち込んできた競技です。それなのに、婚約のことで歓迎されなくなるのは、本人にとって寂しいですよね。
以前のライバルが参加していると聞けば、競技のことを考えたいところなのに、余計なところで嫌な思いをさせられる。私は、彼女がクロッケーに集中できる時間を応援したくなりました。
歓迎されなくなった場所へ、それでも足を運んだ女性医師には、よく戻ってきましたねと言いたくなります。
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