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クルミットです♪
今回は、殺人事件の捜査から海賊の宝探しへと話が広がります。被害者が握っていた紙切れを追って、マードックとクラブツリーはニューファンドランドへ向かうことに。
クラブツリーを育てた「おばさん」も登場し、幼いころに読んでもらったお話が事件につながっていきます。懐かしい再会には和みますが、宝の地図をめぐる一族の争いは、ずいぶん物騒です。
それでは86話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン7第8話のあらすじ
ホテルで男性の遺体が見つかります。男性は前の晩、誰かと大声で言い争っていたそうです。
ジョージ・クラブツリー巡査は逃げる男を追いますが、板で頭を殴られ、取り逃がしてしまいました。一方、ウィリアム・マードック刑事は、被害者の手に握られた紙片に注目します。
それは麻の繊維で作られた丈夫な紙の一部。全体を三つに分けたうちの、一片と考えられます。
逃げるために頭を殴るなんて、ひどい! 追いかけたクラブツリーが気の毒です。
検視でわかった死因は、殴られたことによるものでした。被害者の体からは、眠りを誘う薬の抱水クロラールも検出されます。
荷物の中にも同じ薬の瓶があり、体にはかまれた傷まで残っていました。マードックは、被害者と相手が争ったと考えます。
クラブツリーが気にしていたのは、逃げた男の話し方です。ニューファンドランド特有のなまりがあり、被害者の荷物から見つかったラム酒も同じ土地のものだったのです。
その酒の産地を確かめたのは、実際に飲んだ同僚の巡査でした。言い争いを聞いた人も、二人にはなまりがあったと証言しています。
証拠のお酒を飲んじゃうんですね。手がかりにはなりましたが、そこはちょっと心配!
そして、ホテルへ来た男を乗せた馬車の情報から、被害者と同じ姓を持つ人物が浮かびます。マードックたちがその人物につながる住所を訪ねると、そこにも抱水クロラールがありました。
しかし、逃げ出す気配を追ったときには間に合いません。相手には、ここでも逃げられてしまいます。
その後、被害者の胃の中にラム酒があったことや、部屋の二つのグラスから薬が検出されたことが判明。どうやら二人は、お互いを眠らせようとしていたようです。
二人とも、相手のお酒に薬を入れていた? 同じ部屋でそんなことをしていたと思うと、落ち着かないです。
一方、署では同僚の巡査が紙片の文字列を調べていました。クラブツリーが数字も混じっている可能性を伝えると、海賊の名前と「1720年6月5日」という日付が読み取れます。
クラブツリーが調べたところ、その日は海賊がニューファンドランドを訪れた日でした。海賊は、当時植民地だったその土地に宝を隠したという話が残っていたのです。
被害者が握っていた紙片は、宝の地図の一部と考えられます。殺人事件に、宝をめぐる争いが関わってきました。
やがて、逃げた男がニューファンドランドへ渡る船の出る港に向かったとわかります。マードックとクラブツリーも、その足取りを追うことに。
現地の警察に話を聞くと、追っていた男の身元について思い違いが判明します。被害者と同じ姓の人物だと思っていた相手は、実際には地元で知られる別の男だったのです。
二人は、古物店にいる被害者の妻を訪ねます。夫からトロント到着の知らせがなく、妻も悪いことが起きたのではと案じていました。
妻の話では、逃走した地元の男が、夫に地図を売ろうとしたそうです。ところが夫が通常の十倍もの金額を出そうとしたため、男は売るのを考え直したといいます。
連絡のない夫を待っていたところへ、亡くなった知らせが来るのはつらいですね。地図の値段の話を聞いても、奥さんのことが頭に残りました。
ここでクラブツリーは、子どものころにおばさんが読んでくれた、ある兄弟の物語を思い出します。その兄弟は、被害者と同じ一族の人たちでした。
クラブツリーは、自分を育ててくれたおばさんにマードックを会わせます。おばさんは懐かしい本を探し出し、一族の客からもらったものだと教えてくれました。
本に出てくるのは、いつも争っている三人の兄弟です。父親は兄弟に協力させようと、宝の地図を三つに分け、それぞれに持たせたのでした。
ところが兄弟の一人が亡くなると、その人が自分の分を隠していたことがわかります。残された二人だけでは、地図がそろわなくなってしまったのです。
クラブツリーとおばさんが物語だと思っていたお話は、実際の地図の行方につながっていました。
子どものころに読んでもらった本が、こんなところで役に立つとは! おばさんが本を持っていてくれて良かったです。
マードックは、湾の西側に暮らす一族が集まる場所へ聞き込みに向かいます。しかし、男たちは質問を快く思わず、マードックに襲いかかってきました。
大柄な相手に囲まれながらも、マードックは頭を使って応戦します。そこへ助けに入ったのが、トロントから逃げた地元の男です。
二人は男の自転車で逃れました。その後、合流したクラブツリーは男を捕まえようとしますが、マードックは助けてもらった事情を説明して止めます。
クラブツリーからすれば、自分の頭を殴った相手ですからね。すぐに親しくできないのも無理はないです。
地元の男は、一族の者が地図を奪うために泥棒を差し向けたと話します。そこでマードックは、一族を正面から相手にせず、捜している人物をおびき出す作戦を立てました。
クラブツリーが、湾の東側に住む一族の人間になりすますのです。地図の一部を持っていて、それを売りたいという話を持ちかけます。
西側の一族はクラブツリーを迎え入れ、酒や踊りで盛り上がります。ところがクラブツリーは、飲みすぎて意識を失ってしまいました。
目を覚ますと、上着には死んだ魚が包まれています。そして、ポケットに入れておいた地図は消えていました。
起きたら上着に魚が入っているなんて! 地図を持っていかせる狙いは通りましたが、クラブツリーは散々だった。
マードック、クラブツリー、地元の男の三人は、地図を手にした一族の男が現れそうな場所で待ち伏せします。途中で別人を見間違えるものの、やがて目当ての男を見つけました。
しかし、三人の姿に驚いた男は足を踏み外し、崖から落ちてしまいます。マードックはとっさに男の手をつかみ、転落を食い止めます。
男のもう片方の手には、地図の切れ端がありました。助けを受ける直前、男はそれを下の海へ投げ捨ててしまうのです。
そこで地図を捨てちゃうの? まず助かってほしいけれど、目の前で手がかりがなくなるのはきついです。
マードックは男を引き上げます。地図を失った地元の男は、海の向こうを見つめ、宝への道が消えたことを嘆くのでした。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン7第8話の感想まとめ
いちばん残ったのは、マードックに手をつかまれた男が、地図を海へ投げ捨てる場面です。あそこまで追いかけて、ようやく届きそうだった地図なのに、あまりにもあっけなかった。
命が助かったことには、ほっとしました。でも、協力した地元の男が海を見つめていると、こちらもしばらく地図の行方を追いたくなります。
今回はクラブツリーもよく働きました。なまりに気づき、暗号を解く手助けをして、昔のお話まで思い出します。
その一方で、頭を殴られたり、酔いつぶれたあとに魚を持たされたり。おばさんとの再会には和んだぶん、その後の扱いには、もう少しいたわってあげてほしくなりました。
三兄弟の父親が、協力してほしくて地図を分けた話も引っかかります。地図をそろえるために仲良くしてくれたら、それで良かったのに。聞き込みに来たマードックにまで襲いかかる一族には、さすがに腹が立ちました。
最後、地図が海へ落ちていく間も男の手を離さず、引き上げたマードックには、いてくれて良かったと思いました。
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