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クルミットです♪
今回は、質屋で起きた殺人事件と、トーマス・ブラッケンリード警部の戦友の死を追っていきます。
かつて自分の命を救ってくれた友人が、刑務所で亡くなってしまう。会いに来てほしいと連絡を受けていたブラッケンリードのことを思うと、つらい始まりです。
そして、質屋の事件で生き残った女性にも、まだ危険が迫っていました。犯人たちが隠れている場所には、私もちょっと驚きました!
それでは74話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン6第9話のあらすじ
ある夜、遅くまで店で仕事をしていた質屋の店主が殺されます。捜査に当たるのは、ウィリアム・マードック刑事です。
質屋は、品物を預かる代わりにお金を貸してくれる店。ただ、この店主は、お金に困った人が持ち込む大切な品を、ずいぶん安く見積もっていました。
そのため、店主を恨んでいる人は少なくありません。被害者の普段の振る舞いを知ると、誰が恨みを抱いていてもおかしくない状況でした。
困っているから頼ってきた人に、その扱いは嫌ですね。大切な物を手放すだけでもつらいのに。
事件の目撃者は、店の客だった女性です。強盗の現場に居合わせた彼女は、強いショックを受け、歩くことができなくなっていました。
マードックは彼女から話を聞こうとしますが、捜査は思うように進みません。事件を知る大事な目撃者でありながら、彼女自身もひどい目に遭った被害者なのです。
早く犯人を捕まえてほしい。でも、この女性にすぐ全部話してと求めるのも、見ていてきつかったです。
一方、ブラッケンリードのもとには、刑務所にいる昔の戦友から連絡が届きます。自分に会いに来てほしいという知らせでした。
その戦友は、軍にいたころ、ブラッケンリードや何人もの兵士の命を救った人物。勇敢な行いをたたえる勲章、ヴィクトリア十字章を授けられていました。
しかし、その後の生活は苦しくなり、軽犯罪や酒に酔ってのけんかを重ねてしまいます。勲章も取り上げられ、今は刑務所に入っていました。
何人もの命を救った人が、こんな暮らしになっていたなんて。ブラッケンリードに連絡がついたことだけでも、少しほっとしたのですが。
ブラッケンリードが刑務所へ向かったときには、もう手遅れでした。戦友は房の中で、首をつった状態で見つかっていたのです。
会って話を聞くことさえできませんでした。しかも、その死は自殺として片づけられそうになります。
しかし、遺体を調べた検視官によって、死因が明らかになります。戦友は首を絞めて殺されたあと、自殺に見せかけるためにつるされていました。
会いに来てほしいと連絡した相手が、着く前に殺されてしまう。これはブラッケンリードがつらすぎます。
ブラッケンリードは戦友の死を調べますが、刑務所での捜査には抵抗があり、すんなりとは進みません。
そして、独房に入れられていた別の受刑者まで、遺体で発見されます。閉じ込められている人が、その場所で次々と命を落としていました。
マードックが追う質屋の殺人と、ブラッケンリードが調べる戦友の死。捜査を進めるうちに、二つの事件がつながっていきます。
浮かび上がったのは、刑務所の受刑者たちによる犯罪でした。彼らは夜になると外へ出て、強盗や殺人を行い、昼には刑務所に戻っていたのです。
刑務所にいる人間が、どうやって街で強盗を? 最初はそこが引っかかりましたが、戻ってくるところまで計画していたとは!
逃げた犯人を捜す警察にとって、すでに捕まっている人間のいる刑務所は、疑いが向きにくい場所です。マードックも、その点に気づきます。
ブラッケンリードは、刑務所の図書室で秘密の扉を見つけます。その先は煙突の内部へつながっており、犯人たちはここを使って出入りしていました。
そして、夜に房の鍵が開いていた理由も判明します。看守が、犯人たちの要求に従って鍵をかけずにいたのでした。
看守は、家族を脅されていました。犯人たちは彼の自宅を知っていて、言うことを聞かなければ妻や子どものところへ行くと告げていたのです。
家族の居場所まで調べて脅すなんて、腹が立ちます。看守が怖くなるのもわかるから、聞いていて嫌な気持ちになりました。
質屋にいた女性も、犯人たちに口を封じられそうになっていました。店主が殺された際、逃げようとしたところを捕まり、刃物で刺されていたのです。
彼女が生き残れたのは、犯人たちが死んだと思い込んだからでした。命を取り留めたものの、その後は歩けなくなるほどのショックを抱えています。
ただ店に来ていただけなのに、ここまで傷つけられてしまうなんて。彼女にはもう怖い思いをしてほしくないです。
しかし、危険は終わっていません。生き残った目撃者である彼女と、ジュリア・オグデンにも、犯人の手が迫ります。
そこへマードックが駆けつけ、二人を救います。女性もジュリアも助かり、ようやく息をつけました。
間に合って良かった! 一度殺されかけた女性が、もう一度襲われるなんて、あまりにもひどいです。
マードックは、刑務所から抜け出して犯行を重ねていた強盗団の頭目を逮捕します。すると頭目は、自分と組んでいた共犯の男について話し始めます。
この共犯者こそ、一連の殺人の裏で手を引いていた人物でした。今回の事件だけでなく、未解決だった複数の銀行強盗にも関わっていたのです。
頭目は、共犯者の関与を示す証拠のありかまで明かします。自分が逃れられないとなれば、仲間も一緒に引きずり込むつもりでした。
人を脅して口を封じていたのに、自分が捕まると仲間のことまで話すんですね。身勝手ですが、これで共犯者にも手が届きます。
警察が共犯者の家を捜索すると、未解決の強盗事件で奪われた品々が見つかります。頭目の証言を裏づける証拠もそろいました。
複数の殺人や殺人未遂を重ねた頭目と、事件の裏にいた共犯者は、ともに絞首刑を免れない結末となります。
ブラッケンリードの戦友は、この刑務所内の犯罪を知らせようとしていました。会いに来てほしいという連絡は、そのためのものだったのです。
事件のあと、マードックはブラッケンリードに、皇太子が公に述べた考えを伝えます。ヴィクトリア十字章を授けられた者は、たとえ絞首刑に処されることになっても、勲章を持ち続けられるべきだという内容でした。
そこでブラッケンリードは、皇太子に手紙を書きます。犯罪を知らせようとした戦友の行動を伝え、取り上げられた勲章を返してもらうために。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン6第9話の感想まとめ
ブラッケンリードが、戦友の勲章を取り戻そうと手紙を書く最後の場面が、一番心に残りました。本人に会って話を聞くことはできなかったけれど、まだ友人のためにできることを探してくれたのがうれしかったです。
戦友が刑務所に入るまでに起こした問題は、消えません。それでも、ブラッケンリードたちの命を救ったことは、確かにあったんですよね。
勲章を取り上げられたまま、殺され、自殺にまで見せかけられる。そこまでされて終わるのは、あまりにつらかったです。
だから、皇太子の話をマードックが伝えてくれて良かった。戦友のために動こうとするブラッケンリードを、私も応援したくなりました。
事件のほうでは、夜に強盗へ出かけて昼は刑務所に戻るというやり方に驚かされます。秘密の扉と煙突を使い、看守の家族まで脅していたのだから、腹が立つ!
特に目撃者の女性は、店に居合わせただけで刺され、その後まで命を狙われます。もう十分ひどい目に遭ったのに、まだ追いかけるの?
マードックがジュリアと彼女を救ってくれたところは、素直にほっとしました。犯人逮捕の前に、まず二人が助かったことがうれしいです。
そして、どうしても最後はブラッケンリードの手紙に気持ちが戻ります。戦友に勲章を返してほしいと皇太子へ書くブラッケンリードに、じわっとじんときました。
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