刑事マードックの捜査ファイル 第52話 あらすじ シーズン4第13話「不思議の国のマードック」 殺人容疑をかけられたマードックと、結婚式前のジュリアの手紙

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ジュリア・オグデン博士とダーシー博士の結婚式まで、あと数日。そんな時に、ウィリアム・マードック刑事が目を覚ましたのは殺人現場。

前夜は『不思議の国のアリス』を題材にした仮装パーティーでした。しかし、薬の影響で記憶があやふやなマードックに、殺人の疑いがかけられてしまいます。

自分が何をしたのか、きちんと思い出せない。それだけでも不安なのに、過去の事件まで持ち出されるのですから、落ち着いてはいられません。

そして、結婚を控えたジュリアにも、マードックの思いを知る出来事が。事件の行方と一緒に、二人のことも気になる回でした。

それでは52話を一緒に見ていきましょう!

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刑事マードックの捜査ファイル シーズン4第13話「不思議の国のマードック」のあらすじ

マードックが参加したのは、『不思議の国のアリス』の作者をしのぶ仮装パーティーです。招待客は物語の登場人物に扮し、マードックは帽子屋、ジュリアはアリスの姿になっていました。

会場では、木づちで球を打つクロッケーという遊びをしたり、小瓶から「薬」に見立てた飲み物を飲んだり。鏡に映すと読める文字で、意味のつながらない詩を作る遊びも行われます。

物語の世界に合わせた趣向が用意されていたのですが、マードックは薬を飲まされてしまいました。穴に落ちたり、体が大きすぎて扉を通れなくなったりする、不気味な幻覚にも襲われます。

アリスの世界を楽しむはずが、自分の体まで思うようにならないなんて。マードックには、早く安心できる場所で休んでほしいです。

ところが、目覚めた先で待っていたのは、主賓ランドルフが殺されたという事実でした。そして、犯人を示す手掛かりは、帽子屋の仮装をした人物に向いていたのです。

その衣装を着ていたマードックが、第一容疑者になってしまいます。前夜の記憶がぼんやりしているため、自分の行動を十分に説明することもできません。

覚えていない間のことを聞かれても、答えようがないですよね。疑われているのに、自分を守る言葉が出てこないのはつらい!

トーマス・ブラッケンリード警部は、マードックが罠にはめられたと考えます。しかし、事件を担当することになったのは、第3分署のジャイルズ警部です。

ジャイルズは、真相が分かるまでマードックを拘束するよう命じました。普段は事件を調べる側のマードックが、今度は牢に入れられ、取り調べを受けることになります。

そして、マードックにとって不利な過去も明らかに。彼は以前、今回の被害者であるランドルフを逮捕していたのでした。

しかし、その時にランドルフは有罪になっていません。そのため、マードックが自分の手で罰を与えようとしたのではないかと疑われます。

昔の逮捕まで、今度はマードックを疑う材料になるなんて。ブラッケンリードが罠だと考えてくれていて良かった!

ジャイルズにパーティーでのことを問われても、あやふやな記憶の中に無実を示せるものは見つかりません。このままでは、疑いが深まるばかりです。

そこでマードックは牢を抜け出します。探そうとしたのは、パーティーに出席していた、昔のランドルフを知る人物でした。

脱走すれば、それ自体が問題になります。それでも彼は、事件の真相を確かめるために動き始めました。

牢を出てしまって大丈夫なの? 調べに行きたい気持ちは分かるけれど、これ以上立場が悪くなるのは見ていて苦しいです。

やがて、ランドルフを殺した犯人が明らかになります。それは、かつて彼から性的暴行を受け、傷を負わされた女性でした。

彼女は、自分を傷つけたランドルフに復讐したのです。主賓としてパーティーに迎えられていた男性は、過去に人をひどく苦しめた人物だったのでした。

作者をしのぶという名目のパーティーにも、別の目的がありました。復讐に関わる人たちを同じ場所に集めるための場であり、仮装は正体を隠すためにも使われていたのです。

ランドルフが過去にしたことを知ると、腹が立ちます。傷つけられた女性のことを思うと、犯人が分かっただけでは、ほっとできませんでした。

一方、結婚式が近づくジュリアの周りでも、気持ちを揺さぶる出来事が起きていました。ジュリアの家族の一人が、マードックは彼女に求婚するつもりだったと知ったのです。

マードックにそんな思いがあったと分かり、ジュリアは動揺します。ダーシー博士との結婚を目前にして、簡単には受け流せない知らせでした。

求婚するつもりだったなんて、もう少し早く知ることはできなかったの? 式の直前に聞くジュリアも、気持ちの置き場に困ってしまいますね。

ジュリアはマードックに手紙を残します。結婚の誓いを口にする前に、本当の気持ちを聞かせてほしいという、切実な願いを込めた手紙です。

結婚式の準備が進む中でも、その思いを確かめずにはいられなかったジュリア。マードックからの言葉を求める気持ちが、手紙に託されます。

ここで手紙を残すジュリアの気持ちは分かるなあ。聞きたいことを胸にしまったまま、結婚式を迎えるのはきついです。

事件の真相にたどり着いたマードックは、12年前の自分の過ちに罪悪感を抱いていました。そしてジャイルズは、警察官は法に仕える者であり、自分で正義を決める立場ではないという考えを示します。

その言葉を受けたマードックが取った行動は、捕らえられていた女性を牢から出すことでした。

ほかの警察官たちが結婚式へ出席していると知らせ、別の町へ逃げるためのお金も渡します。彼女が逃げられるよう、自分の手で助けてしまったのです。

牢を開けるだけでなく、お金まで渡すんですね。彼女を送り出すところを見ていたら、私はマードックを責める気持ちになれませんでした。

ジュリアとダーシー博士の結婚式に、マードックは出席しませんでした。ジュリアの手紙が残る一方で、彼は女性を逃がすという重大な行動に踏み切っていたのです。

そして、戻ってきたブラッケンリードは、脱走についての処分を伝えます。マードックに科されたのは、叱責と3週間の停職でした。

しかし、マードックはそれで話を終えません。自分はもっと悪いことをしたと告げ、二人分の酒を用意するよう勧めます。

その言葉で、ブラッケンリードも事の重大さを察するのでした。

3週間の停職の話をした直後に、もっと悪いことをしたと聞かされる警部。信じて待っていてくれた人だけに、こちらまで申し訳ない気持ちになります。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン4第13話「不思議の国のマードック」の感想まとめ

いちばん心に残ったのは、マードックが女性を牢から出し、逃げるためのお金を渡した場面です。そこまでして送り出すのかと、しばらく気持ちが引っかかりました。

12年前の過ちを悔やんでいるマードック。女性がランドルフから受けた仕打ちを知ってしまうと、彼女をそのまま牢に置いておくのもつらかったと思います。

逃がした後には、自分の責任が残ります。それでもお金まで手渡したマードックには、もう彼女を助けると決めているんだな、と感じました。

ランドルフには、本当に腹が立ちました。女性を傷つけた過去を知った後では、パーティーの主賓だったということまで、なんだか腹立たしくなってしまって。

そして、ジュリアの手紙も切なかったです。求婚するつもりだったと知れば、本人の口から気持ちを聞きたくなるのは無理もありません。

もう少し前に聞けていたら、と思ってしまいます。結婚式の直前では、ジュリアだって落ち着いて考える時間がないですから。

マードックが式に出席しなかったことも寂しかった。手紙に気持ちを込めたジュリアのことを思うと、ここはすんなり飲み込めません。

最後のブラッケンリードとのやり取りでは、警部の苦労まで気になりました。罠にはめられたと信じていた部下から、今度は自分で起こした問題を聞くことになるのですから。

それでも、もっと悪いことをしたと自分から打ち明けるマードックには、困った人だなと思いながらも、やっぱり味方でいたくなりました。

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