刑事マードックの捜査ファイル 第53話 あらすじ シーズン5第1話「自分の居場所」 川に捨てた警察バッジと、女主人の無実を追う捜査

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シーズン5は、マードックがトロントを遠く離れ、ユーコンで金を探しているところから始まります。いつもの捜査をする姿とは違って、少し寂しい始まりです。

そんな彼を事件へ引き戻すのは、宿屋の女主人にかけられた殺人容疑。トロントではクラブツリーが刑事代行を務めていて、こちらの頑張りも気になるところ。

それでは53話を一緒に見ていきましょう!

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刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第1話「自分の居場所」のあらすじ

ウィリアム・マードックは、殺人犯エヴァ・ムーンの逃亡に手を貸したことで、トロント警察から停職処分を受けています。職場を離れ、今はユーコンの広大な荒野で金鉱を探していました。

かつて金を求める人々が押し寄せたこの土地も、ゴールドラッシュの盛りは過ぎています。それでも、マードックの金探しには少し手応えがありました。

ただ、彼が抱えているのは仕事の問題だけではありません。ジュリア・オグデン医師が別の男性と結婚したことも、心の傷になっています。

マードックは警察バッジを川へ投げ捨ててしまいます。刑事として過ごしてきた日々から、すっかり離れようとしているのでした。

あのマードックが、バッジを捨ててしまうなんて。ここまで仕事を手放そうとする姿は、見ていてつらいですね。

一方、トロントではジョージ・クラブツリーが刑事代行を務めています。歓楽街で男性の遺体が見つかり、オグデン医師を現場へ案内するのも彼の役目でした。

オグデン医師のそばには、若い女性医師も加わっています。マードックがいない間も、警察の仕事は続いていました。

しかし、トーマス・ブラッケンリード警部には気が休まらない事情があります。新たに昇進した警察幹部が、以前のマードックたちの脱走について疑っているのです。

鍵の不具合が原因だったという報告を、そのまま信じてはいない様子。ブラッケンリードは、警察の仕事ぶりを厳しく見られることになります。

ユーコンの町へ戻ったマードックは、宿屋の女主人エリザベスに預けた荷物を引き取ろうとします。ところが、彼女は殺人の容疑で留置されていました。

殺されたのは、別の宿屋を営むケイト。エリザベスは、その遺体のそばで凶器のつるはしを持っていたというのです。

二人の仲が悪かったことも、エリザベスには不利でした。亡くなった夫の時計をケイトが盗んだと疑っており、殺す理由があったと見られています。

夫の形見がなくなったうえに、殺人まで疑われるなんてきついです。つるはしを持っていた事情も、ちゃんと聞いてあげてほしい!

マードックは、知っているエリザベスが人を殺したとは簡単に信じられません。それでも、自分はもう刑事ではないとして、事件に関わることをためらいます。

そんな彼に、エリザベスは厳しく抗議します。無実の罪で捕まっている彼女には、マードックの助けが必要でした。

旅先で出会った青年も力を貸し、マードックは事件を調べ始めます。そして、いつものスーツと帽子を身につけるのでした。

その格好に戻ってくれると、やっぱりほっとします! エリザベスも、ようやく頼れる人ができましたね。

捜査を進めると、ケイトだけでなく、夫も遺体となって見つかります。宿屋の女主人同士のいさかいだけでは説明できない事件になってきました。

そこで関わってくるのが、川で進められようとしていた大がかりな採掘事業です。川底の土をさらい、そこに残る金を取り出す計画でした。

事業が始まれば、衰えつつある町に人や仕事が戻ってくる見込みがあります。しかし、その計画に必要な採掘権を最後まで手放さずにいたのが、ケイト夫妻だったのです。

夫妻が亡くなれば、事業を妨げるものがなくなります。マードックは、まず計画を進めている男に疑いを向けました。

この男は、エリザベスに不利な証言をした唯一の目撃者でもあります。夫妻の死によって利益を得る立場でもあり、調べる理由は十分です。

しかし、話を聞いたマードックは、男が犯人ではないと納得します。そして、宿屋の酒場で働く別の男へと目を向けるのでした。

この男なら、エリザベスがいなくなることで宿屋を継げます。競争相手であるケイトも死ねば、この地域の宿泊客を引き受けられる立場になるのです。

そこへ採掘事業で働く人々がやって来れば、宿屋のもうけは増えます。ケイト夫妻の殺害と、エリザベスに罪を着せることが、男の利益につながっていました。

そこまでして、宿屋を手に入れたいの? エリザベスの人生まで都合よく片づけようとする身勝手さには、腹が立ちます。

そして、男が持っていた時計が重要な手がかりになります。エリザベスの亡き夫のものとよく似ていますが、裏側の刻印は削り取られていました。

マードックは、男に不利な状況を一つずつ示します。そのうえで、時計を調べ、薬品を使って削られた刻印を浮かび上がらせることができると伝えるのでした。

刻印が確かめられれば、時計の持ち主も分かります。追い詰められた男は、ついに犯行を認めました。

削ってしまえば分からない、とはいきませんでした! エリザベスの大事な時計が、彼女を助ける手がかりになって良かったです。

その頃、トロントのクラブツリーも捜査を進めています。ただ、刑事代行になったことで、これまでの同僚との接し方に苦労していました。

ブラッケンリードは、指示はきっぱり出し、よい仕事をした部下は褒めるよう助言します。クラブツリーには、事件を解くだけでなく、人に仕事を任せる難しさもありました。

男性の死を調べるうち、相手が被害者は撃たれたと知っている発言をしたことが、手がかりになります。クラブツリーも、事件の解決へ近づいていくのでした。

クラブツリーも頑張っています! 急に指示する側になったら、昨日までと同じ調子では話せない。その戸惑いは分かる気がします。

マードックは、無実が明らかになったエリザベスに時計を返します。彼女はマードックに、ユーコンに残るよう誘いました。

しかし、マードックは刑事の仕事から離れきれない自分に気づいています。彼が選んだのは、トロントへ帰ることでした。

出発を前に、捜査を助けた青年が警察バッジを返してくれます。マードックが川へ投げ捨てたものを、拾ってくれていたのです。

あのバッジ、拾っておいてくれたんですね。捨てたときの気持ちを思うと、戻ってきたことがじわっと嬉しいです。

トロントへ戻ったマードックは、クラブツリーが代行していた刑事の仕事に復帰します。ただ、そのまま何事もなかったようには済ませられません。

逃亡を手助けした自分の行為を告白しようとしますが、ブラッケンリードが止めます。すでに彼をかばっているため、告白すれば二人とも職を失うことになるのです。

自分たちが選んだことを抱えて、これからも生きていくしかない。ブラッケンリードに諭され、マードックは気が進まないまま受け入れます。

そして、オグデン医師に会うために遺体安置所へ向かいます。しかし、彼女に声をかけることなく、その場を去ってしまうのでした。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第1話「自分の居場所」の感想まとめ

最後にオグデン医師を訪ねながら、何も話さずに帰ってしまうマードックが、一番心に残りました。会いに行くところまではできたのに、そこで足が止まってしまうのが切なかった。

バッジも戻り、事件を解いて、職場にも帰ってこられた。ほっとしたところだったので、あの別れ方には胸が詰まります。

エリザベスの件は、無実が明らかになって本当に良かったです。夫の時計を失った悲しみまで、殺人の動機として利用されていたのが嫌でした。

時計を返してもらえたことも嬉しい。疑いが晴れるだけでなく、大事にしていたものが手元に戻ったのは救いですよね。

ブラッケンリードが告白を止める場面には、少し複雑な気持ちも残りました。マードックが正直に話したくなるのは分かるけれど、かばってくれた人の仕事まで失わせるとなると、簡単には動けません。

クラブツリーには、慣れない立場でよく頑張ったと声をかけたいです。部下を褒めるようにと助言したブラッケンリードから、彼自身も褒めてもらいたくなりました。

マードックには戻れる職場があって良かった。それでも、オグデン医師に一言も声をかけられず立ち去った姿を見ると、もう少しそばにいてあげたくなりました。

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