刑事マードックの捜査ファイル 第22話 あらすじ シーズン2第9話「自宅療養」 オウムを頼るクラブツリーと、下宿屋で休めないマードック

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今回は、大けがをしたマードックが下宿屋で療養するお話です。いつも事件を追っている人が、ベッドから動けなくなってしまいます。

その間、捜査を任されるのがクラブツリー。頼りになるところを見せてほしいけれど、事件の手がかりを握っているのは、なんとオウム!

一方のマードックも、ゆっくり休める状況ではありません。夜中に聞こえる不審な音に、悪くなっていく体調。看病してもらう立場なのに、安心できないのがつらいところ。

今回は事件の結末まで触れていきます。
それでは22話を一緒に見ていきましょう!

刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第9話「自宅療養」のあらすじ

ウィリアム・マードック刑事は、暗い場所でも周囲を見るためのゴーグルを製作中。しかし、殺人事件の容疑者を追っている最中に転落し、大けがを負ってしまいます。

骨折は複数箇所に及び、腕には深い傷もありました。捜査を続けられる状態ではなく、キッチン夫人の下宿屋で療養することに。

下宿屋は、大家の家で部屋を借りて暮らす住まいです。マードックはそこで、しばらくベッドを離れられなくなります。

骨折だけでもつらいのに、腕の傷まであるなんて。まずは何も気にせず休ませてあげたいです。

マードックを診るのは、ジュリア・オグデン。彼女の手当てで回復へ向かい始めますが、心配して訪ねてきた女性が到着すると、ジュリアはいったん帰ります。

いつもなら自分で現場へ出向くマードックも、今は人の手を借りる身です。事件の捜査は、ジョージ・クラブツリー巡査が刑事代理として引き継ぎます。

被害者の名前はピエール・ラルー。遺体が見つかった場所の目の前にあるフランス料理店、シェ・ピエールのオーナー・シェフでした。

そして検死で、奇妙なものが見つかります。ピエールの胃の中に入っていたのは、本人の指だったのです。

自分の指が、どうして胃の中に? 料理店の話を聞いた直後だけに、ちょっと食欲が引っ込んでしまいました。

遺体を確認した元共同経営者のブリッグハウスが、その指について説明します。ピエールは以前、調理中の事故で指を切り落としていました。

その指を捨てずに酢漬けにして、スタッフへの教訓として残していたというのです。事故で失った指が、今度は本人の胃から見つかるという、気味の悪い出来事でした。

仕事中のけがに気をつけてほしいのは分かるけれど、その教訓はきついです。そこで働く人も、指の酢漬けを置かれたら落ち着かないですよね。

クラブツリーは捜査を進め、殺人が起きた場所を突き止めます。ところが、事件を目撃した可能性があるのは、言葉を話すオウムだけ。

人間の目撃者なら、見たことを順番に尋ねられます。でも、オウムの言葉は、そのまま事件の説明になるわけではありません。

それでもクラブツリーは、この小さな目撃者を手がかりに捜査を続けます。

代理を任されたとたん、相手がオウムとは大変! マードックがいない間に頑張ろうとしているクラブツリーを、つい応援したくなります。

一方、下宿屋ではキッチン夫人が、病気の身内を看病するために急に出かけたことになっていました。留守を預かる女性が、マードックの世話も引き受けます。

ところがマードックは、家の中から奇妙な音がすることに気づきます。音の出どころも、誰が立てているのかも分かりません。

体が動けば確かめに行けるのに、今はそれもままならない状態です。夜の物音に加え、熱に浮かされたような光景まで目にするようになります。

横になっているしかないときの物音って、嫌ですね。確かめたいのに体がついていかない、そのもどかしさがしんどいです。

マードックの体調は、休んでいるはずなのに悪くなっていきます。看病に来ていた女性も放っておけず、ジュリアに助けを求めました。

そしてマードックは、世話役の女性が用意した食べ物を口にしたネズミが、死んでいるのを発見します。自分に出されている食事にも、危険なものが混ぜられていたのです。

女性はマードックを弱らせ、動けない状態にしておこうとしていました。療養中の不調には、けがだけでは済まされない原因があったのでした。

けが人の食事にまで手を出すの? 世話をする顔をして、回復を邪魔していたなんて。これは腹が立ちます。

女性と、その恋人の男が狙っていたのは、下宿屋に隠された金でした。別の下宿人が残した金を探すため、家の中を荒らしていたのです。

その男は、トーマス・ブラッケンリード警部が署員たちに説明していた指名手配犯でもありました。マードックは知らないうちに、二人の犯行を邪魔する存在になっていたのでした。

一方、クラブツリーは、マードックのように捜査の掲示板を眺めてみます。いつもの彼なら、ここで何かをひらめくところです。

しかし、同じように立ってみても答えは出ません。突破口になったのは、そのあとクラブツリーがイギリス風の話し方をしたときでした。

その声にオウムが驚き、クラブツリーもあることに気づきます。追い払う言葉に聞こえていた鳴き声には、実は人の名前が含まれていたのです。

マードックのまねをして考え込む姿には、少し笑ってしまいました。でも、オウムの反応からちゃんと気づけた! クラブツリー自身の手で先へ進めたのがうれしいです。

こうして事件を解いたクラブツリーは、ピエールを殺した男の話を聞きます。男は、ピエールが刃物を持って向かってきたため、身を守ろうとしたのだと説明しました。

その争いの中で、ピエールの喉を切ってしまったというのです。クラブツリーは、故意に殺そうとしたわけではないという男の話を信じる気持ちになります。

事件を解決した彼に、ブラッケンリードが与えたのは控えめな評価。それでもクラブツリーにとっては、十分にうれしい褒め言葉でした。

警部、ここはもう少し褒めてあげてほしいです。けれど、その控えめな評価を喜べるクラブツリーがいいんですよね。

下宿屋のマードックも、隠された事情にたどり着きます。看病のために出かけたことになっていたキッチン夫人は、実際には縛られていたのでした。

マードックは夫人の縄を解きます。そして、夫人におとりになってもらい、世話役の女性を捕らえようとしました。

ここで役立つのが、作っていた暗視用のゴーグルです。明かりを消した下宿屋で、暗闇を利用して犯人たちに立ち向かいます。

ただ、マードックの体はまだ傷ついたまま。女性に襲いかかっても押し返され、命まで危なくなってしまいます。

その窮地を救ったのは、キッチン夫人でした。夫人はバールを振るい、女性を打ち倒したのです。

キッチン夫人、助けてくれてありがとう! 縄を解いてもらったあと、今度は自分がマードックを救う。その一撃で、ようやくほっとできました。

騒ぎが収まると、マードックは金の隠し場所も突き止めます。探していた金は、キッチン夫人の下宿屋の天井にありました。

家は二人が金を探したせいで、ひどく傷んでいます。ただ、見つかった金を売れば、修理代をまかなえそうです。

夫人は縛られ、マードックは食事にまで細工をされていました。せめて家を直す見通しがついたことには、少し救われます。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第9話「自宅療養」の感想まとめ

キッチン夫人がバールでマードックを助けた場面には、ほっとしました。大けがをしている彼が押さえ込まれるところは、見ていてきつかったです。

夫人だって、ついさっきまで縛られていた身です。それでも危ないところで助けてくれて、ありがとうという気持ちになりました。

それにしても、看病する立場を利用した女性にはイライラします。食事を用意してもらわなければ困る人に、悪いものを食べさせるなんて。

物音の正体を確かめられないだけでも不安なのに、自分の体まで悪くなっていく。マードックには、本当に休む時間が必要だったのにと思ってしまいます。

食べ物を口にしたネズミが死んでいた場面も、嫌な気持ちが残りました。原因が分かった安心より、そんなものを食事として出していたことへの怒りが先でした。

そのぶん、クラブツリーの頑張りには気持ちが和らぎます。掲示板の前でマードックのようにひらめこうとするところは、背伸びしている感じがあってかわいかったです。

ああいう姿を見ると、つい頑張れと言いたくなるんです。そこで答えが出ず、オウムとのやり取りから気づくところも、クラブツリーらしくて好きでした。

犯人の話に耳を傾けるところも良かったです。刃物を向けられ、身を守る中で起きたという説明を、クラブツリーは受け止めようとしていました。

そして、マードックのゴーグル。作っていた道具が役に立ったのはうれしいけれど、骨折している人があそこまで動くのは見ていて落ち着きませんでした。

キッチン夫人の家も直せそうなので、今度こそ安心できる食事を取って休んでほしいです。

難しい事件を任されて、最後までやり遂げたクラブツリー。ブラッケンリードの控えめな評価を喜ぶ姿には、私からもよく頑張ったねと言いたくなりました。

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