刑事マードックの捜査ファイル 第23話 あらすじ シーズン2第10話「電信恋愛」 ベスのなりすましが奪った貯金とベロニカの命

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

顔の見えない相手と、電信で少しずつ親しくなる。今回の事件は、そんな恋をしていた女性の死から始まります。

優しい言葉を信じていた女性たちが、お金までだまし取られていたのがつらいところ。捜査を手伝うマードックの恋人にも、危険が近づいてしまいました。

一方、禁酒に取り組むブラッケンリードにも困った変化が。クラブツリーへの態度には、さすがにそれはひどいよ、と言いたくなりました。

それでは23話を一緒に見ていきましょう!

刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第10話「電信恋愛」のあらすじ

グレート・ノース・ウェスタン電信会社で働く、ベロニカ・ウィリアムズの遺体が発見されます。自殺に見せかけられていましたが、実際には殺人事件でした。

ウィリアム・マードック刑事が注目したのは、遺体の人さし指にできたたこです。そこから、被害者が電信のオペレーターだと気づきます。

電信は、電気の信号を使って離れた場所へ文章を伝える仕組み。マードックの恋人も、その操作をする仕事に就いていました。

指のたこから仕事が分かるんですね。毎日働いていた跡が、亡くなったベロニカのことを知る手がかりになったのが、少し切なかったです。

マードックは、モールス信号を読み解くために恋人の力を借ります。長い信号と短い信号の組み合わせで文字を伝えるため、慣れた人の助けが必要でした。

しかし、ジュリア・オグデンは、彼女が捜査に加わることを快く思っていません。

頼れる人に手伝ってもらいたいマードックの気持ちは分かります。でも、オグデンの反応も気になりました。仕事の話だからと、すんなり割り切れないこともありますよね。

ベロニカの同僚であるベス・ティプトンによると、ベロニカには電信で交際していた男性がいました。ただ、最近になって二人の関係は終わっていたそうです。

通信文に残されたイニシャルから、相手として浮かんだのがキングズレー・アダムズ。彼は4週間前に、電信会社を解雇されていました。

調べていくと、キングズレーには電信でやり取りする女性が大勢いたことが分かります。ベロニカだけを相手にしていたわけではありませんでした。

ベロニカは、自分以外にも大勢いるなんて知っていたの? 一人の相手を信じていたところに、こんな話が出てきたらきついです。

女性たちの多くは、通信相手がキングズレーだとは知らずに恋愛をしていました。そして、相手にお金を貸したまま、返してもらえずにいたのです。

顔を合わせなくても、言葉のやり取りは続けられます。その親しさにつけ込んで、お金を出させていたのでした。

同じ相手と電信で交際していた女性の中には、ベスも含まれていました。マードックにベロニカのことを話した同僚も、この件に関わっていたことになります。

お金まで借りて返さないなんて、ひどい! 好きになった相手から頼られたら、助けたいと思ってしまいます。そこを利用されるのが腹立たしいです。

マードックは、ベロニカが相手のペテンを見抜き、そのために殺されたのではないかと考えます。

単に恋が終わっただけでは済まない事情が、ベロニカの死に結びついてきました。電信の向こうにいる相手を突き止めるため、マードックは罠を仕掛けます。

ところが、その際に使ったのは、捜査を手伝っている恋人自身の情報でした。彼女はそれを不快に思い、二人の関係もぎくしゃくしてしまいます。

これは恋人が怒るのも無理ないです! 手伝いに来た自分の情報が、犯人を誘い出すために使われているんですから。マードックには、そこを分かってほしかったな。

そして、別の遺体が見つかったことで、捜査の対象は絞られていきます。一方で、通信相手がマードックの恋人を知っていることも明らかになりました。

マードックは犯人を捕まえようとする中で、恋人を危険にさらしてしまったのです。彼女の怒りも、捜査がうまく進めば収まるという話ではなくなります。

相手はこちらを知っているのに、こちらには相手の顔が分からない。さっきまで捜査を手伝っていた恋人の立場を思うと、急に怖くなりました。

やがて分かったのは、女性たちをだましていた通信相手の正体です。それは、ベロニカの同僚のベスでした。

ベスが、あの恋人のふりをしていたの? ベロニカのことを話してくれた人だったので、これは驚きました。

もともとキングズレーは、複数の女性と電信で恋愛をしていました。ベスはそのやり取りを知り、キングズレーを殺害して、彼になりすましていたのです。

女性たちは、電信の向こうにいる相手が入れ替わったことを知りません。そのまま恋愛のやり取りを続ける中で、ベスに貯金をだまし取られていました。

キングズレーを装えば、すでに彼を信じている女性たちと話ができます。ベスは、彼が築いていた関係を使ってお金を奪っていたのでした。

相手を殺したうえで、その人の恋人たちからお金を取るなんて! 女性たちがどんな気持ちで言葉を送っていたかと思うと、ベスにはイライラします。

ベロニカは、そのやり取りに不審な点を見つけ、調べ始めていました。ベスは自分の犯行が知られるのを防ぐため、同僚のベロニカまで殺害したのです。

そして、疑いが電信会社の上司に向くようにも仕向けていました。しかし、マードックの捜査によって、上司の疑いは晴れます。

上司まで犯人にされなくて良かったです。ベロニカはおかしいと気づけたのに、それで命を奪われてしまった。そこが本当に悔しいですね。

ベスは早い段階でマードックに協力しており、彼の恋人が警察で捜査を手伝っていることも知っていました。通信相手が彼女を知っていた理由も、これでつながります。

同じ相手と交際していた女性の一人として捜査に関わりながら、ベス自身が女性たちをだましていました。ベロニカについて話していた時も、その死の理由を知っていたことになります。

事情を話してくれる同僚だと思っていたのに、ベロニカを殺した本人だった。あの立場で捜査に協力していたことが分かると、嫌な気持ちが残ります。

一方、トーマス・ブラッケンリード警部は、酒をやめるための治療薬に頼っていました。ところが、その薬にはコカインが含まれていたのです。

薬の影響で怒りっぽさが増し、妻や同僚との関係にも問題が出てきます。本人が気づかないまま、コカインが切れたことによる離脱症状にも苦しんでいました。

その中で、ジョージ・クラブツリー巡査を手荒く扱ってしまいます。クラブツリーにしてみれば、たまったものではありません。

お酒をやめようとして、別の薬に振り回されてしまうのはつらいです。でも、クラブツリーに当たるのはやめてほしい! 何も悪くないのに、かわいそうでした。

終盤、ブラッケンリードは、自分がしたことの埋め合わせとして、クラブツリーに自分を殴るよう求めます。

当然、クラブツリーは上司を殴ることをためらいます。結局はブラッケンリードの肩を軽くたたき、それで帳消しにするのでした。

クラブツリー、優しい! 痛い思いをさせ返さずに済ませてくれて、ここはほっとしました。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第10話「電信恋愛」の感想まとめ

一番心に残ったのは、クラブツリーがブラッケンリードの肩を軽くたたいて済ませた場面です。事件の後味が悪かったぶん、あの小さな動きに救われました。

手荒く扱われた側なのに、相手を思いきり殴ることはしない。上司だからためらうのも分かりますが、そこで終わりにしてくれるクラブツリーが好きでした。

ブラッケンリードも、自分のしたことを埋め合わせようとしていたのは良かったです。ただ、殴ってくれと言われる方も困りますよね。クラブツリーには、これ以上気を使わせないであげてほしいな。

ベスの正体には驚きましたが、後からじわじわ嫌な気持ちになったのは、ベロニカと同じ職場にいたことでした。

ベロニカが電信で交際していたことも、別れたことも話してくれたベス。その人が、ベロニカの命を奪っていたなんて。話を聞いていた時の気持ちを戻してほしくなります。

だまされた女性たちもつらかったと思います。お金を返してもらえないだけでも苦しいのに、好きだった相手だと思っていた人は、途中から別人になっていたのですから。

貯金を奪われたことと、恋をしていた時間のこと。どちらも簡単には気持ちを片づけられないです。女性たちのやり取りを知って、それを金もうけに使ったベスには腹が立ちました。

マードックと恋人のすれ違いも、今回は恋人の方に気持ちが寄りました。自分の仕事の知識で協力することと、自分自身の情報を罠に使われることは、受け止め方が変わります。

犯人を捕まえたい気持ちは分かるんです。それでも、彼女が怒ったところでは、まずその怒りを受け止めてほしかった。危険にさらされてしまった以上、仕事だからで済ませてほしくありません。

そんな出来事が続いた後だったので、最後に誰かを痛めつけずに終わらせてくれたクラブツリーの手つきには、ほっとしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です