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クルミットです♪
今回は、事件を調べていたフォイルが、突然捜査から外されてしまうお話です。身に覚えのない発言を問題にされ、自宅から出ることまで禁じられてしまいました。
その間にも、行方不明の青年をめぐる捜査は進んでいきます。青年が働いていたのは、空襲を避けてきた裕福な人たちの宿でした。
家では、休暇中のアンドリューもつらいものを抱えています。父と息子のやり取りに胸が痛くなりつつ、フォイルを支えるミルナーには助けられました。
それでは8話を一緒に見ていきましょう!
刑事フォイル シーズン2第4話「隠れ家」のあらすじ
政府の倉庫から、配給品が盗み出されようとしていました。配給品とは、物が足りない戦時中に、決められた分だけ人々へ配られる品物のことです。
盗みに入ったのは3人の男たち。地域の防衛にあたる隊員が発砲し、そのうちの青年が撃たれてしまいます。
青年はまだ19歳でした。母親は息子が負傷したことを知らず、帰ってこない息子を捜してほしいと警察に届け出ます。
帰りを待っているお母さんだけが、何も知らないんですね。息子がどこにいるのかも分からない時間がつらいです。
ロンドンでの会議から戻ったフォイルは、青年の行方を調べ始めます。そこで浮かんだのが、青年が以前働いていた郊外の宿でした。
ここに滞在しているのは、空襲の危険があるロンドンを離れ、比較的安全な場所へ移ってきた人たちです。長く宿暮らしを続けられるだけのお金も持っています。
しかし、宿の中では人間関係がぎくしゃくしていました。食事の量に不満を言ったり、ほかの客に嫌味をぶつけたりと、落ち着きません。
宿泊しているロンドンの市議会議員も、別の客から盗みを疑われていました。
食事が少ないという文句まで出てくると、ちょっとイライラします。こちらは、撃たれた青年のことが気になっているのに。
そんな中、フォイル自身に思いがけない疑いがかかります。ロンドンの防空壕で、国への反抗をあおるような発言をしたというのです。
防空壕は、空襲の際に人々が逃げ込む避難場所です。その場での言葉を問題にされ、フォイルは職務を停止されてしまいます。
調査のためにやって来たのは、ロンドンの警部でした。警部はフォイルへの疑いを上層部に伝えた人物でもあり、青年の行方不明事件も引き継ぎます。
フォイルには自宅での謹慎が命じられ、外出も許されなくなりました。
フォイルの話をきちんと聞いてほしい! 捜査を取り上げられたうえに、家からも出られないなんて困ります。
一方、息子のアンドリューが1週間の休暇で帰ってきていました。乗っていた機体が海峡に不時着し、命を取り留めたあとの帰宅です。
親しい仲間も亡くしており、アンドリューは周囲にとげとげしい態度を取ります。家に戻れたからといって、すぐに気持ちが落ち着く状態ではありませんでした。
サムは外へ連れ出そうとしますが、アンドリューは彼女にまで失礼な態度を取ってしまいます。
サムにそんな言い方をしなくても……。ただ、海に不時着したうえに仲間まで失ったと知ると、アンドリューを責めるのもつらいです。
フォイルも息子と時間を過ごそうとします。しかし、一緒に釣りをすることにも乗り気になってもらえず、会話はなかなかうまくいきません。
アンドリューの態度に、父が厳しく言う場面もありました。戦場を経験しているフォイルにとっても、息子との向き合い方は簡単ではないのです。
そのころ、宿では別の動きがありました。行方不明の青年の友人が、宿を切り盛りする女主人に、自分のアリバイを証言するよう迫っていたのです。
友人は、女主人が夫に隠している庭師との関係を知っていました。目の見えない夫に知られたくない事情を持ち出して、女主人を従わせようとします。
サムも、庭師が庭の仕事にあまり詳しくないことに気づきます。青年を捜しているうちに、宿の人たちが隠している事情まで出てきました。
人の弱みをつかんで、嘘の証言まで求めるなんて嫌ですね。息子を捜すお母さんのことを思うと、余計に腹が立ちます。
ミルナーが青年の友人を問い詰めると、相手は兵役を逃れたかのような嫌味を口にします。ミルナーも、いつもより厳しく応じました。
そして、宿にいる犬が森で遺体を発見します。見つかったのは、行方不明になっていた19歳の青年でした。
青年は撃たれたあと、重傷を負いながらも生きていました。しかし医者は呼ばれず、やがて亡くなり、宿の敷地にある森へ埋められていたのです。
どうして医者を呼んでくれなかったの? けがをしたまま治療も受けられず、亡くなったあとには森へ埋められるなんて、ひどすぎます。
遺体が見つかったことで、警部は宿を大がかりに捜索します。不正に持ち込まれた品物が隠されていないか、宿の中を調べていきました。
その進め方は強引で、サムは警部のやり方を批判してしまいます。すると、サムは元の所属先へ戻されることになりました。
戻った先には厳しい女性上官がおり、サムまでフォイルのそばを離れることになります。
サムまで戻す必要がありますか? 言い方に気をつけてほしいとは思うけれど、あの捜査に黙っていられなかった気持ちは分かります。
やがて宿で、市議会議員が瀕死の状態で発見され、そのまま亡くなります。警部は、この死を自殺と判断しました。
しかし、ミルナーはその結論に納得できません。青年の死と議員の死について、捜査から外されているフォイルに情報を伝えます。
自分の立場を危うくする行動でした。それでもミルナーは、疑問を抱えたまま警部の判断に従うことを選びません。
ミルナー、話してくれてよかった! フォイルが動けない間も、ちゃんと事件のことを考えてくれていたのがうれしいです。
フォイルも、自分がしたとされる防空壕での発言を調べていました。そして、その言葉を口にしたのは別人だったと分かります。
自分への疑いと、宿で起きた事件。事情を確かめるため、フォイルは人目を避けてロンドンへ向かおうとします。
ここで手を貸したのが、アンドリューでした。昔、自分がこっそり家を抜け出していた方法を父に教えます。
まさか、息子の昔の抜け出し方が役に立つとは! ぎくしゃくしていた親子に、こんなやり取りが戻ってきて少しほっとしました。
ロンドンで調べを進めたフォイルは、亡くなった議員と警部のつながりをつかみます。空襲時の避難の失敗で、警部の母親らが命を落としていたのです。
そして、議員はその家族の死に関わっていました。
議員を殺した犯人は、事件を担当していた警部でした。家族を失った事情を隠し、自ら捜査を引き継ぎ、その死を自殺として処理しようとしていたのです。
自殺だと言っていた本人が犯人だったとは。家族を亡くしたことはつらいけれど、フォイルやミルナーまで巻き込まれて、たまったものではありません。
一方、アンドリューはサムに、自分の失礼な態度を謝ります。二人は花の咲く道を一緒に歩き、少しずつ距離を縮めていきました。
父が家を抜け出した話も、アンドリューからサムへ伝わります。
ちゃんと謝ってくれてよかったです。サムと並んで歩くアンドリューを見ていると、もう少しこの休暇が続いてほしくなります。
刑事フォイル シーズン2第4話「隠れ家」の感想まとめ
いちばん心に残ったのは、ミルナーが危険を承知でフォイルに捜査の情報を伝えた場面です。上から来た警部の判断に逆らうのは、簡単なことではありません。
フォイルが署にいなくても、自殺という説明に疑問を持ち続けていたミルナー。あの場面では、そばにいてくれてよかったとしみじみ思いました。
青年のことは、どうしても重く残ります。盗みに加わっていたとはいえ、まだ19歳で、撃たれたあとに医者にも診てもらえなかったのがきつかったです。
母親は、息子が帰ってこない理由さえ知らずに捜していました。その間に森へ埋められていたことまで分かるのは、あまりにつらいですね。
警部については、家族を失った事情を知っても、あの強引な態度への腹立たしさが消えませんでした。特に、自分が殺した議員の死を、自殺だと片づけようとしたところ。
ミルナーが納得しなかったおかげで、フォイルまで話が届きました。あそこで捜査が終わらなくて、本当によかった!
そして今回は、家に帰ったアンドリューにも気持ちが向きました。無事に帰ってきた姿を見ると安心したくなりますが、本人は仲間を失った苦しさを抱えたままなのですよね。
サムへの態度は悲しかったけれど、あとで謝ってくれたのがうれしかったです。花の咲く道を二人で歩く時間には、こちらも少し息をつけました。
昔の抜け出し方を父に教えるアンドリューには、困った息子の経験がこんなところで役に立つんだと、つい笑ってしまいました。
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