刑事フォイル 第23話 あらすじ シーズン7第1話「新たなる戦い」 サムにスパイの疑いが!帰国したフォイルを待つ仕組まれた捜査

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アメリカから帰ってきたフォイルを待っていたのは、情報機関からの捜査依頼。しかも、ソ連のスパイに関わっている疑いをかけられた人の中には、サムまで含まれていました。

戦争が終わっても、ふたりが落ち着いて暮らせる日は遠そうです。サムを放っておけないフォイルの気持ちが、今回もじわっと胸に来ました。

それでは23話を一緒に見ていきましょう!

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刑事フォイル シーズン7第1話「新たなる戦い」のあらすじ

物語は、1945年の夏から始まります。アメリカの原爆実験に立ち会っていたのは、ある物理学者と、その妻、研究仲間の科学者でした。

そして一年後、ロンドンのソ連大使館から書類が盗み出されます。そこには、イギリスの情報機関も存在をつかんでいない、ソ連のスパイ組織について記されていました。

同じころ、クリストファー・フォイルは、一年間のアメリカ滞在を終えて船で帰国します。ところが、入国の際に呼び止められ、情報機関との面会に連れていかれることに。

相手は、国内のスパイ活動などを調べるイギリスの情報機関です。面会の席には、フォイルと以前から面識のある女性幹部もいました。

情報機関は、原子力の研究にソ連のスパイが入り込んでいると疑っています。その捜査に、警察で経験を積んだフォイルの力を借りたいというのです。

しかし、フォイルは乗り気ではありません。そこで持ち出されたのが、アメリカで起きた、ある男の自殺でした。

アメリカの捜査当局は、その件でフォイルから事情を聞きたがっています。協力しなければアメリカへ送り返すという、断りにくい話まで出てきました。

帰国したばかりなのに、ずいぶんな迎え方です。協力を頼む人の態度とは思えなくて、早くも腹が立ちました。

そしてフォイルに、一枚の写真が示されます。そこに写っていたのは、封筒を届けるサムだったのです。

サムは結婚し、今は物理学者の秘書として働いていました。その雇い主こそ、研究の秘密を外部の男に渡していると疑われている人物です。

仕事で封筒を届けたサムまで、スパイ活動への関与を疑われていました。

頼まれた仕事をしたサムまで、裏切り者扱いなの? 写真だけでそんなふうに見られるのは、あまりにつらいです。

別の人間が調べれば、サムに不利な扱いをするかもしれません。フォイルは彼女のためにも、捜査を引き受けます。

ただ、情報機関の若い職員は、フォイルを見下したような態度。警察の捜査と諜報の仕事は違うと、ことあるごとに突き放してきます。

連れてきたのは、そちらなのに! フォイルが落ち着いているぶん、こちらが余計にイライラします。

調べ始めたフォイルは、物理学者が共産主義を嫌っていることを知ります。ソ連に協力しているという疑いとは、すんなり結びつきません。

学者の妻は、かつて原子力の研究に携わっていました。しかし、今は体調を崩しており、そのためにサムが秘書として雇われていたのです。

フォイルは、サムにも何か気がかりがあると気づきます。一方、学者の研究仲間である科学者が、通りで正体の分からない人物と会っているところも目にしました。

やがて、学者から情報を受け取っていると疑われる男の居場所が分かります。フォイルは警察の協力を得て、男を捕まえようとします。

ところが、男には電話で警告が届いていました。逃げ出した男は、車にはねられてしまいます。

やっと話を聞けそうだったのに、先に知らせた人がいるなんて。捜査のことが漏れていると思うと、落ち着きません。

男は一命を取り留め、病院へ運ばれました。しかし、見張りがいなくなった隙に注射を打たれ、殺されてしまいます。

事故で助かった命が、病院で奪われることになったのです。男から事情を聞くことは、もうできません。

病院にいるなら少しは安心、と思ってしまったのがつらい。見張りまでいなくなるなんて、安心できる場所がありません。

そのころ、学者の研究仲間は、フォイルが情報機関のために動いていることを知ります。その話を聞いた学者は、サムを解雇してしまいました。

自分の知らないところで捜査が進み、仕事まで失ったサム。彼女はフォイルのもとへ行き、事情を問いただします。

フォイルは、サムを守りたかったことも含めて説明しました。それでもサムは、最初から正直に話してくれなかったことに怒っています。

ここはサムが怒って当然! 守るつもりだったと聞いても、急に仕事を失った困りごとは消えません。

そしてサムは、フォイルと一緒に調べることにします。待っているだけで済ませるつもりはなく、自分も捜査についていきました。

ふたりが訪れたのは、殺された男のアパートです。ところが、部屋を調べるうちに、フォイルもサムも放射線を浴びてしまいます。

サムが一緒に動き始めたのは心強かったのに、こんな危険まであるなんて。ふたりの体のことが気になってしまいました。

一方、サムの夫には、政治の道へ進むための大事な集まりが待っていました。労働党を代表して選挙に出る候補者に、選ばれるかどうかが決まるのです。

捜査のために遅れたサムですが、集まりには間に合います。そして、夫を応援する気持ちを込めて演説し、彼が候補者に選ばれる後押しをしました。

自分も大変な一日だったのに、夫のために力を尽くすサム。ちゃんと間に合って良かった! ここでは少しほっとしました。

フォイルが帰国時に再会した元部下も、戦後の暮らしに苦しんでいます。彼は日本軍の捕虜収容所で長い年月を過ごし、ようやくイギリスへ戻ってきたところでした。

しかし、家では妻も息子も働くようになり、留守の間に暮らしが変わっていました。ロンドンの警察で仕事を得ることもできず、家族との生活にもなじめません。

やっと家に帰れた人が、そこで居場所に困っているのが切ないですね。帰国できた、それだけで全部元どおりにはならないんですね。

そしてフォイルは、スパイ組織をめぐる捜査の裏側にたどり着きます。発端となった組織は、実在しないものだったのです。

仕掛けたのは、あの女性幹部でした。彼女は、自分の上司がソ連の工作員と接触していることを暴こうとしていました。

そこで、架空の組織についての情報を紛れ込ませます。ほかの手段で何も分からなければ、上司が情報を求めてソ連の工作員を頼ると見込んでいたのです。

フォイルが調べていた事件は、女性幹部が上司を失脚させるための工作につながっていました。そして、上司はその地位を追われます。

そんな争いのために、サムまで巻き込んだなんて! 仕事を失った彼女のことを思うと、女性幹部に腹が立って仕方ありません。

しかし、物理学者の側に何もなかったわけではありません。彼は原子力の研究施設から、核物質であるウラン233を盗み出していました。

その理由は、核兵器がこれ以上使われるのを防ぎたいという思いでした。ソ連のスパイ組織への協力という疑いの奥に、別の動機があったのです。

原爆実験に立ち会っていた学者が、その後の核兵器の使用を止めようとしていました。

もう使わせたくないという気持ちは、分かる気がします。でも、フォイルとサムまで放射線を浴びたあとでは、盗み出したことを良かったとは思えません。

事件の仕組みを見抜いたフォイルに、女性幹部は情報機関で働くよう誘います。自分が仕掛けたことまで知られたうえでの申し出でした。

フォイルは、その誘いを受け入れます。こうして、戦争が終わったあとのイギリスで、情報機関の一員として働き始めることになりました。

刑事フォイル シーズン7第1話「新たなる戦い」の感想まとめ

いちばん腹が立ったのは、追いかけていたスパイ組織が作り話だったと分かるところです。サムが解雇されたことを思い返すと、上司を追い出せて良かったでは済ませられませんでした。

女性幹部には目的があっても、巻き込まれるサムには何の説明もありません。仕事をしていただけなのに、疑われて、職までなくす。これはきつかった。

だから、サムがフォイルにも怒ったところは良かったです。親しい相手だからこそ、黙って進められるのは嫌ですよね。

フォイルが守ろうとした気持ちも分かります。それでも、説明を聞いたサムがすぐに機嫌を直さなかったことに、私はうなずいてしまいました。

そのあと夫の応援に駆けつけたサムには、少し元気をもらいました。あれだけ大変なことが続いても、大事な場面で言葉を届けられるのは頼もしい!

そして、最後に情報機関の仕事を引き受けたフォイル。こんなふうに人を巻き込む相手と、これから一緒に働くの?

女性幹部がしたことを知っているだけに、安心して送り出す気持ちにはなれません。それでも、仕組まれた捜査の中でサムのことを見捨てずに動いたフォイルが、あの職場に入ってくれるのは心強かったです。

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