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クルミットです♪
「ブロードチャーチ 殺意の町」も、ついに最終回です。全24話を一緒に過ごしてきた人たちとお別れするのは、やっぱり寂しいですね。
アレック・ハーディ警部補とエリー・ミラー巡査部長が追ってきた事件。その真相が明らかになりますが、犯人がわかっても、すぐには気持ちが落ち着きませんでした。
そして、ベスとマークにも大きな区切りが訪れます。今回は事件の結末まで触れながら、町の人たちの最後の姿をたどります。
それでは最終回を一緒に見ていきましょう!
ブロードチャーチ 殺意の町 シーズン3第8話「運命」(最終回)のあらすじ
事件の証拠となった靴下から見つかった遺伝情報が、ある男性と一致します。逮捕されたのは、16歳の少年の義父でした。
彼の妻は、夫が集めていた品々を警察に見せます。その中には、今回被害に遭った女性の鍵も含まれていました。
義父は、靴下が自分のサッカー用のものと同じ種類だと認めます。しかし、女性への性的暴行については否定を続けます。
被害に遭った女性の鍵まで持っていたなんて。妻の立場でも、これを見つけたら夫の説明をすんなり信じられません。
一方、血の付いたひもについて、別の男性が事情を聞かれます。ひもは以前の捜索では見つかっておらず、男性も知らないと答えます。
しかし、まだ隠していることがあると追及され、男性はパーティーの夜の出来事を話し始めました。
あの夜、彼は森にいて、女性が襲われているときの物音を聞いていたのです。ただ、酔った二人が合意のうえで性行為をしているのだと思い、その場で助けることはありませんでした。
何が起きているか気づいていれば、女性を救えた。男性はその後悔を抱えていたのでした。
すぐ近くに人がいたと知ると、余計につらいです。そこで誰かが気づいてくれていたら、と考えてしまいました。
そして、農場の売店の防犯カメラが捜査を動かします。血の付いたひもの入った袋を捨てていたのは、別の若い男だったのです。
前の捜索でひもが見つからなかったのは、こういうことだった? 疑われた男性にとっても、この映像が残っていてよかったです。
ハーディとミラーは、靴下の件で逮捕した義父を問い詰めます。そこでようやく、パーティーの後に義理の息子とその若い男を車で送ったことが明らかになります。
警察は少年と若い男を逮捕。ここから、二人の間に何があったのかがわかっていきます。
過去の場面では、サッカーの試合で義父が少年を平手打ちしていました。その少年に近づいたのが、防犯カメラに映っていた若い男です。
若い男は少年と酒を飲み、ポルノを与えます。少年が性経験のないことを打ち明けると、自分の交際相手と性行為をするように仕向けました。
一緒に過ごすうちに、少年は若い男のすることに巻き込まれていきます。そして二人は、事件の起きたパーティーへ向かうのでした。
義父に叩かれている少年もつらいし、そこへ近づいてくる若い男も嫌でした。親切そうに関わっていても、少年を大事にしていないのが腹立たしい!
パーティーの夜、若い男は森で被害女性の頭を殴ります。そして、少年に女性への性的暴行を強いました。
今回、女性に性的暴行を加えたのは16歳の少年。その犯行を強いたのが、一緒にいた若い男だったのです。
取り調べで少年は涙を流し、強要されて女性を襲ったことを認めます。若い男との関わりと、あの夜に起きたことが、少年自身の口から語られていきました。
少年の涙を見ているのも苦しかった。でも、被害に遭った女性のことを思うと、かわいそうという気持ちだけでは受け止められません。
義父は息子を守ろうとして、自分を代わりに訴追してほしいとハーディたちに懇願します。しかし、二人がその願いを聞き入れることはありません。
息子の代わりに罰を受けたいと言っても、実際に起きたことを変えることはできないのでした。
今になって息子を守りたいと言われても、サッカーの場面が頭から消えません。あのとき、叩く以外の関わり方をしてほしかった!
そして警察は、若い男の家に隠されていた携帯電話を発見します。そこには、今回の女性への襲撃を撮影した映像が残っていました。
記録されていたのは、それだけではありません。若い男自身が、別の三人の女性に性的暴行を加える映像も見つかります。
若い男は犯行を認めますが、反省する様子を見せません。女性たちにはすでに性経験があるのだから、大したことではないという態度を取るのです。
性経験があれば、何をされても平気だとでも思っている? 相手が嫌がっていることを、こんなふうに軽く扱うなんて。聞いているだけで腹が立ちます。
被害を受けた女性たちがどんな思いをしたか、若い男は気にも留めません。取り調べをするミラーも、その言い分に強く心を揺さぶられます。
ハーディは、あの男がすべての男性を代表するわけではないとミラーを慰めます。つらい取り調べを終えた相棒に、言葉をかけるのでした。
ミラー、きつかったですよね。あんな話を聞いた後まで、刑事だからと平気な顔をしていなくていい。ハーディがそばにいてくれて、ほっとしました。
一方、ベス・ラティマーとマーク・ラティマーは、夜に温かいチョコレートを飲みながら話をします。
二人は自分たちの抱えてきた問題に向き合いますが、夫婦としてやり直すことにはなりません。マークは、自分を立て直す必要があることを口にします。
家族と同じ場所にとどまるのではなく、一人で歩き始めることを選んだマーク。ベスも、彼と別々の道を進むことになります。
ここは寂しかったです。長く一緒に苦しんできた二人だから、そばにいてほしい気持ちも残る。でも、ベスにこれ以上、何もかも抱えてほしいとは言えません。
ベスには、ミラーやその息子たちと楽しい時間を過ごす場面もあります。夫婦の話し合いの後にも、家族や友人との時間が続いていきます。
ベスが少しでも楽しく過ごせると、こちらも安心します。こういう時間が、これからもっと増えてほしい!
そして町の人たちは、教会に集まります。ポール・コーツ牧師が町を離れるにあたり、最後の説教を行うのです。
教会に集まった人々へ語りかけるポール。その場には、これまで見守ってきた町の人たちの顔がそろいます。
マギー・ラドクリフは、動画での情報発信という新しい活動へ向かいます。それぞれが自分のこれからに踏み出していく中、マークも家族に別れを告げました。
そしてマークは、一人で車を走らせて町を去ります。
一人で出発するマークを見ると、やっぱり心配になります。急いで元気になろうとしなくていいから、どうか自分を大事にしてほしいです。
最後に残るのは、ハーディとミラー。二人は今回の事件を振り返り、翌朝も職場で会うことを確かめて別れます。
大きな事件を追い終えた二人にも、明日の仕事が待っています。物語は、そのいつものやり取りで幕を閉じるのでした。
ブロードチャーチ 殺意の町 シーズン3第8話「運命」(最終回)の感想まとめ
いちばん頭に残ったのは、取り調べで若い男が女性たちの被害を軽く扱う場面です。あの言い分は、本当にきつかった。
自分がしたことを話しているのに、女性たちの苦しみにはまるで関心がない。ミラーがつらくなるのも無理はないと思いました。
犯人がわかった安心よりも、被害に遭った女性をそっと休ませてあげたい気持ちが先に来ます。ここまで耐えてきたんだから、もう傷つけるような言葉を聞かずに過ごしてほしい!
16歳の少年の告白も、簡単には気持ちを整理できません。若い男に強いられたことは苦しいし、少年が女性にしたことも消えない。
義父が身代わりを願う場面では、もっと早く息子に目を向けてほしかったと思いました。取り調べ室で必死になる姿を見るほど、サッカーの試合で叩いていたことが引っかかります。
ベスとマークの別れは、事件の真相とは違うところでじわっと来ました。温かい飲み物を前に話していても、二人が同じ暮らしへ戻ることにはならないんですね。
ベスには友人たちがいてよかった。マークにも、自分を立て直すための時間があってほしいです。
全24話を振り返ると、犯人が誰かを知りたい気持ちと同じくらい、残された人たちの暮らしが気になるドラマでした。特にラティマー家は、事件に区切りがついたから安心、とは言えなくて。
家族だからこそ話すのがつらいこともある。ベスとマークの最後の話し合いを見て、二人ともここまでよく踏ん張ってきたなと思いました。
そして、重たい場面が続く中で、いつも気になってしまうのがハーディとミラーです。今回も捜査を進める姿だけでなく、疲れたミラーにハーディが声をかけるところがよかった。
二人とも、今日はゆっくり休んでほしい!
いつか再放送や配信で、この二人に会いたいです。最後まで気取った挨拶をせず、明日の仕事の約束をして別れるハーディとミラーに、寂しいけれど少し笑ってしまいました。
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