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第7話では、スーザン・ライトがついに重い口を開きます。ダニー・ラティマーの遺体を浜辺へ運んだ人物を見たという証言に、捜査が動き始めました。
けれど、彼女が話し始めた家族の過去があまりにつらい。怪しいと思っていた人の事情を知るたび、簡単には責められなくなってしまいます。
今回は、刑事たちの家族に関わる秘密も明らかに。ここからは第7話の結末まで触れていきます。
それでは7話を一緒に見ていきましょう!
ブロードチャーチ 殺意の町 シーズン1「同僚の裏切り」のあらすじ
追跡中に倒れたアレック・ハーディ警部補は、病院で目を覚まします。そばにいたエリー・ミラー巡査部長は、医師から彼の心臓の病気について聞いていました。
以前にも発作を起こし、医師に止められながら退院していたハーディ。病気は約一年半前からで、この数か月は悪化していると認めます。
それでも、犯人に近づいていると訴え、上司には黙っていてほしいと頼むのです。
そこまで悪いのに、まだ仕事の心配をするんですね。そばで倒れられたエリーの気持ちも、少しは考えてほしい!
ハーディは今回も医師の指示に従わず、病院を出て捜査へ戻りました。しかし上司から、翌日に警察の医師による診察を受けるよう告げられます。
その結果次第では、任務を外されることに。捜査を続けられる時間は、もうあまり残っていません。
一方、ハーディの病状をつかんだマギー・ラドクリフとオリー・スティーヴンスは、本人に取材を求めます。ハーディはそこで、以前担当した事件の真相を話しました。
失われた重要な証拠は、ペンダント。それをなくしたのは元妻でしたが、ハーディが責任をかぶっていたのです。
以前、スティーヴ・コネリーが口にして彼を動揺させたのも、このペンダントのことでした。
ハーディが黙っていたのは、十代の娘を守るためです。元妻の不倫まで娘に知られることを避けようとしていました。
自分が責められるままにしていたなんて、しんどかったと思う。あの無愛想なハーディが、娘のことでここまで抱え込んでいたのが切ないです。
エリーはスーザンの取り調べを進めます。スケートボードに加え、ダニーの遺体のそばで見つかったたばこも、スーザンにつながっていました。
口を閉ざす彼女に対し、エリーは行方不明の飼い犬が見つかっても処分される可能性を持ち出しました。
話してほしいのはわかるけれど、犬をそんなふうに持ち出さないで! エリーの追い詰め方にも、少し戸惑いました。
スーザンは、犬の散歩中にダニーの遺体を見つけたと認めます。そばでたばこを吸いながら、警察には知らせずに立ち去っていたのでした。
誰かが見つけると思ったこと、事件に関わりたくなかったことを話すスーザン。彼女が警察や報道を避ける理由には、過去の家族の事件がありました。
夫が娘たちに性的虐待を加え、そのうち一人を殺害していたのです。夫は逮捕後、スーザンも虐待を知っていたと主張し、のちに刑務所で自ら命を絶ちました。
スーザン自身は、事件が起きるまで知らなかったと話します。当時は妊娠中でしたが、生まれた赤ん坊も福祉当局に引き離され、養子に出されていました。
エリーは、同じ家で暮らしていながら知らずにいられたことを厳しく問いただします。
娘を失ったうえに、生まれた子とも離されたなんて。遺体を放っておいたことには腹が立つけれど、この話を聞くのはきつかったです。
スーザンは最初、崖の上から遺体を見つけたと話していました。しかし、そこからは見えないと指摘され、浜辺にいたことを認めます。
そして、小さな船で来た男が、ダニーの遺体とスケートボードを浜辺に置いていくのを見たと証言しました。
彼女が名指ししたのは、ナイジェ・カーターです。
警察はナイジェを連行し、自宅ではスーザンの犬を発見します。犬は庭につながれていて、銃やクロスボウも見つかりました。
ナイジェは当初、スーザンを知らないと主張します。けれど、犬が自宅にいた事実を突きつけられ、関わりを認めました。
そして、二人の間にあった事情が明らかになります。ナイジェは、二十五年前にスーザンから引き離された息子だったのです。
この二人が親子だったなんて! ナイジェが彼女を遠ざけようとしていた理由も、ここでようやくわかりました。
スーザンは息子に接触していましたが、ナイジェは関係を持つことを拒んでいました。彼女の話では、クロスボウを持って脅しに来たこともあったといいます。
息子も父親と同じになったと考えるスーザンは、同じことを繰り返させたくないと訴えます。
一方、ナイジェは殺人への関与を否定。ダニーが亡くなった夜は、許可なく動物を捕る密猟に出ていたと説明しました。
ハーディは、実の家族に起きた事件を伝える新聞記事をナイジェに渡します。本人にとっても、受け止めるのが難しい過去です。
スーザンが見た男性は、本当にナイジェなの? 父親と同じ血が流れているという理由で息子を疑うのは、聞いていて苦しいです。
スーザンには犯行時刻のアリバイがありました。その後、二人はいったん保釈され、身柄を解かれます。
ナイジェはスーザンを脅し、彼女は町を離れていきました。再会できた親子なのに、最後まで互いを傷つけるような別れになってしまいます。
そのころ、ベス・ラティマーとマーク・ラティマーは、ポール・コーツ牧師に相談していました。牧師は教会での務めのほか、二人の悩みにも耳を傾けてくれます。
おなかの赤ちゃんの検査が近づいても、ベスは産むことに迷っていました。ダニーを失った悲しみでいっぱいで、自分が代わりになればよかったとまで口にします。
マークは、出会ったころの明るかったベスを思い出します。そして、自分と出会わないほうが彼女は幸せだったのではないかと話しました。
ベスもマークも、自分を責めるほうへ話が向かってしまうんですよね。二人とも、そんなふうに自分を罰しないでほしい。
コーツ牧師は、まず超音波検査を受け、それから考えてはどうかと勧めます。二人は診察を受け、帰るころには少し明るい様子になっていました。
少しでも気持ちが和らいだなら良かったです。赤ちゃんのことを考える時間まで、苦しさだけで埋まらないでほしいな。
しかし、ラティマー家には、知らなかったダニーの行動も伝わります。一緒に出かけていた若者が、ダニーとナイジェと何度か狩りに行ったことを話したのです。
ナイジェは、マークとベスも承知していると言っていました。ところが、二人は何も知りませんでした。
親の了解まで勝手に取ったことにしないでほしい! 亡くなってから息子の行動を知らされる二人を見るのもつらかったです。
捜査では、別荘でナイジェの靴のサイズと一致する足跡も見つかります。そして、その別荘への侵入を通報した電話には、ダニーのスマートフォンが使われていたと判明しました。
コーツ牧師は、トム・ミラーが壊したパソコンをハーディに渡します。トムは牧師を脅して、警察へ渡さないようにしようとしていました。
牧師は以前、トムとダニーの喧嘩を止めたことも明かします。エリーが知らなかった、息子とダニーの関係です。
トムはどうして、そこまでして中身を隠そうとするの? パソコンを壊しただけでなく、牧師まで脅したというのが引っかかります。
ハーディはエリーに、二人の喧嘩について尋ねます。しかし、彼女はそのことを知りませんでした。
そして、パソコンがすでに自宅にはないと知りながら、トムのパソコンを持ってくるようエリーに求めます。最後にはハーディが何かに気づき、第7話は幕を閉じました。
ブロードチャーチ 殺意の町 シーズン1「同僚の裏切り」の感想まとめ
いちばん胸に残ったのは、牧師の前でベスが、自分がダニーの代わりになりたかったと話す場面です。おなかに赤ちゃんがいても、今はダニーのことで頭も心もいっぱいなんですね。
検査を受けに行くことさえ、簡単には決められない。ベスの話を聞いていたら、早く元気になってほしいとは言えなくなりました。
マークまで、自分と出会わなければと話し始めるのもつらかった。出会ったころのベスを覚えているからこそ、今の苦しむ姿を見るのがこたえるんだと思います。
スーザンには、腹が立ったり、気の毒になったりと、気持ちが揺れました。ダニーを見つけたときに知らせてほしかったという思いは、やっぱり残っています。
でも、娘を殺され、赤ん坊とも引き離された話は重かったです。ようやく会えたナイジェにも拒まれて、あの二人のやり取りにはほっとできるところがありませんでした。
そしてエリー。スーザンに、家の中のことを知らなかったのかと迫っていた彼女も、トムとダニーの喧嘩を知りませんでした。
息子を信じたい気持ちは、私にもよくわかります。トムのパソコンを持ってくるよう求められるエリーを見るのは、しんどかったです。
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