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クルミットです♪
今回は、教会に並ぶマードックとジュリアの姿から始まります。ようやく二人の結婚式を見られると思ったら、マードックには別の出来事が待っていました。
トロントの空を飛ぶ不思議な機械。そして、墜落現場で見つかった人間と豚の死体。空を飛ぶ発明をめぐって、殺人事件に両国の政府まで関わってきます。
それでは66話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン6第1話のあらすじ
ウィリアム・マードックとジュリア・オグデンは、教会で結婚式を挙げようとしていました。二人が並ぶ、うれしい始まりです。
しかし、それはマードックが見ていた夢。ジョージ・クラブツリー巡査に起こされ、結婚式はそこで途切れてしまいます。
えっ、今の結婚式は夢だったの? 二人が教会にいるだけで、こちらはすっかりその気になっていました。
ジョージが知らせに来たのは、街の上空を飛んでいる機械のことでした。外へ飛び出した二人は、トロントの空を進む飛行機を目にします。
ところが、その機械は建物に衝突して墜落。マードックたちは現場を調べ始めますが、そこで見つけたのは、亡くなった男性と一頭の豚だったのです。
人が空を飛ぶ機械を作ったことに驚いていたら、もう墜落事故。しかも豚までいるなんて、気になることが多すぎます!
ジョージは当初、その豚を宇宙人ではないかと疑っていました。しかし、調べてみると普通の豚だとわかります。
それでも、豚の存在は捜査の役に立ちました。誰が購入したのかをたどると、飛行機を開発した発明家へ行き着いたのです。
ジョージ、その発想はずいぶん遠くまで飛びましたね! 普通の豚だとわかって少しほっとしたけれど、持ち主を探す手がかりになるとは。
一方、トーマス・ブラッケンリードは、再び軍に入ろうとしています。南アフリカでボーア人と戦い、母国のために働きたいという考えでした。
事件の捜査と並んで、ブラッケンリード自身にも大きな選択が持ち上がっています。向かおうとしているのは、遠い国の戦場です。
国のためという気持ちはあっても、戦場へ行くと聞けば心配になります。警察の仕事だって危険なのに、そんなに急いで決めないでほしい。
マードックたちがたどり着いた発明家は、賞金の懸かった飛行競技に挑んでいました。街の上空を飛んだ機体も、そのための試験飛行だったそうです。
求められているのは、ただ空に浮かぶことではありません。飛ぶ向きなどを操りながら飛行することに、最初に成功した人が賞金を受け取る仕組みになっています。
その額は100万ドル。大富豪が用意したという、巨額の賞金でした。
100万ドルとは、ずいぶん思い切った賞金! ただ、あの墜落を見たあとでは、成功を急ぐ人が出てこないか心配になってしまう。
ところが、発明家の飛行機は盗まれてしまいます。そして、墜落現場で亡くなっていた男性は、彼の助手だと判明しました。
助手の死についても、事故という見方が覆されます。彼は墜落する前に殺され、事故の犠牲者に見えるよう、遺体を置かれていたのでした。
墜落に巻き込まれたと思っていた助手が、その前に殺されていたなんて。亡くなった人を事故の偽装に使うやり方が、嫌でたまりません。
飛行機の事故を調べていたマードックは、殺人の捜査を進めることになります。助手を殺した相手と、飛行機を盗んだ相手を追う必要が出てきました。
しかし、競技の主催者を調べると、別のおかしな点も見つかります。賞金を出したという大富豪は、実在しない人物だったのです。
それなのに、100万ドルの賞金は確かに存在していました。出資者の名前は偽物でも、お金まで架空というわけではありません。
大富豪がいないなら、この100万ドルは誰が用意したの? 発明家も助手も関わった競技なのに、その始まりから怪しいのは困ります。
捜査では、遺体のほか、暗号で書かれたメモや特殊な矢、珍しい毒まで関わってきます。飛行機の盗難と助手の死だけでも大変なのに、事件の周囲には不審なものが重なっていきました。
こうした事情から、ブラッケンリードは、あるカナダ政府の諜報員が関係していると考えます。諜報員とは、国のために秘密の情報を集める人物のこと。
すると、その人物が本当に警察署へ現れます。国家の安全に関わる問題だとして、豚以外の捜査情報や証拠を求めてきたのでした。
ブラッケンリードの予想どおりに来ましたね! しかも豚だけは対象外。そこには少し笑ったけれど、国家の安全を持ち出されても助手の死は置き去りにしないでほしいです。
マードックは、このカナダ側の諜報員が動いているなら、アメリカ側の諜報活動を率いる人物も近くにいると考えます。
事件の背後には、カナダとアメリカの政府による、軍事技術をめぐる競争がありました。新しい飛行機は、その争いの対象になっていたのです。
一方は盗まれた飛行機を持ち、もう一方はその技術を手に入れようとしています。両者とも、相手に勝つためなら手段を選びません。
飛行機を作った本人を差し置いて、国同士で奪い合うなんて。どちらの都合を聞かされても、素直にうなずく気にはなれないです。
その争いの中で、発明家はアメリカ側の諜報員たちから拷問を受けます。以前、腕を脱臼したことまで持ち出され、痛めつけられてしまうのでした。
彼が開発した技術を欲しがる人たちは、その本人に苦痛を与えることもためらいません。飛行競技に挑んでいた発明家は、危険な争いに巻き込まれていました。
昔のけがまで持ち出すのは、本当にやめてほしい! 弱いところをわかったうえで苦しめる相手には、腹が立ちます。
盗まれた飛行機をめぐり、両国の思惑がぶつかります。マードックも、彼らより先に機体を取り戻すため、動き出すことになります。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン6第1話の感想まとめ
今回いちばんつらかったのは、発明家が拷問される場面です。以前の脱臼まで持ち出して苦しめるところが、特に嫌だった。
相手が痛がるところを知っていて、そこを責める。国の仕事だと言われても、あのやり方にはイライラします。
発明家は助手を失い、自分が開発した飛行機も盗まれています。そのうえ本人まで痛めつけられるのは、あまりにもひどいですよね。
空を飛ぶために工夫してきた人なのに、技術を欲しがる相手からこんな扱いを受けるなんて。飛行機を取り戻すことと同じくらい、この人を助けてほしくなりました。
助手の死にも、重たい気持ちが残ります。墜落事故だと思っていたものが、すでに殺された人を使った偽装だったとわかるのはきつかった。
建物にぶつかった飛行機を見れば、そこで命を落としたと思ってしまう。そんな状況を利用された助手が、気の毒でならなかったです。
それだけに、冒頭の結婚式が夢だったことまで、あとからじわっと寂しくなりました。あそこでは、マードックとジュリアのことだけを考えていられたのに。
マードックが見ていた夢だった、というところにも引っかかります。ジュリアと結婚する夢を見ているんだと思うと、簡単に笑って済ませられないんですよ。
そして、ジョージの宇宙人説には少し救われました。亡くなった豚を前に、そんな可能性まで考えるのがジョージらしい!
普通の豚とわかって終わりではなく、購入先から発明家へつながるのもよかったです。妙なものが落ちていた、で片づけずに調べることが、ちゃんと捜査につながっていました。
ただ、飛行機の話に戻ると、やっぱり発明家の扱われ方が引っかかる。古い腕のけがまで利用して痛めつけるあの場面は、見ていてきつかったです。
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