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クルミットです♪
今回は、クラブツリーとヒギンズが突然の爆発に巻き込まれてしまいます。いつもの二人のやり取りから、こんなことになるなんて。
店を狙った事件の捜査は、やがてマードックが身分を隠して活動家の集まりに入るところまで広がります。その間に捜査を進めるクラブツリーにも、しっかり注目したい一話でした。
犯人と事件の結末まで触れていきます。
それでは56話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第4話「爆破テロ事件」のあらすじ
ジョージ・クラブツリー巡査長とヒギンズが立ち寄ったのは、新しく設置されたコールボックス。警察署と連絡を取るための街頭の電話設備です。
クラブツリーは、いつか持ち歩ける電話ができたらと話しますが、ヒギンズは取り合いません。
持ち歩ける電話を考えているクラブツリー、いいところまで来てる! 二人のこんな話を、もう少し聞いていたかったな。
その直後、近くのじゅうたん店で大きな爆発が起こります。二人は路上に倒れ、重傷を負ってしまいました。
ヒギンズは意識を失い、クラブツリーも負傷。周囲の人々まで巻き込まれる事態になってしまいます。
二人とも、こんな爆発に巻き込まれて大丈夫? さっきまで普通に話していたのに、これはつらい。
ウィリアム・マードック刑事は、店内で爆破装置を発見します。そして、トーマス・ブラッケンリード警部に報告し、捜査を開始。
店主のピーター・ミルンには、周囲から恨まれる事情がありました。大家は店を出ていってほしがり、近所の人たちとも関係がよくありません。
仕事に戻ったクラブツリーも、マードックと聞き込みへ。ミルンが挙げた帽子店の店主からは、細かな不満が次々に出てきます。
一方、大家はアンガス・トラウトの名前を挙げました。かつて近くで商売をしていたものの、ミルンの強引なやり方で廃業に追い込まれた人物です。
二人は酒に酔ったトラウトを訪ね、署へ連れていきます。しかし、そこで捜査に加わった政府の捜査官は、別の相手を疑っていました。
標的にしたのは、アメリカから来た女性の労働運動家と、その仲間たち。彼らが信じる無政府主義は、政府などの権力による支配に反対する考え方です。
捜査官は、店の爆破も資本主義への攻撃だと主張します。しかし、犯行声明があったのかというマードックの質問には、まともに答えません。
疑う理由を聞いているのに、話をそらされると困りますよね。クラブツリーたちを傷つけた犯人を、ちゃんと探してほしい。
そんな中、ミルンの元従業員が捜査線上に浮かびます。賃金を払ってもらえず、抗議したら解雇されたという男でした。
男は無政府主義には賛成せず、自分は共産主義を信じていると説明。そして、爆破は労働者の革命の始まりだと、自分の犯行を認めます。
ところが、爆弾の作り方や設置場所を尋ねられると、話が続きません。マードックは過去の逮捕歴も踏まえ、注目を集めるための嘘の自白だと判断しました。
警察幹部は、自白した男を追及しなかったマードックを責めます。そのうえ、女性活動家の集会で少しでも口実があれば、彼女を逮捕するよう求めるのでした。
自白があっても、違うものは違う。ここで流されないマードックには、ほっとしました。
マードックと政府の捜査官は、普段とは違う服装で集会に潜り込みます。一方、クラブツリーには、別の可能性を調べるよう指示していました。
集会が警察によって解散させられると、二人は女性活動家の逃走を手助けします。こうして仲間に入り込むと、そこにはアメリカの捜査官までいました。
女性活動家を慕う若者も交えた話し合いで、アメリカの捜査官は過激な行動を勧めます。マードックは、暴力を使えば訴えたいことが伝わらなくなると反対しました。
集まっている人々と話したマードックは、彼らが店を爆破したとは考えられません。しかし、その最中に外で新たな爆発が起こってしまいます。
現場にいたブラッケンリードに接触するため、マードックはわざと彼を突き飛ばします。けんかに見せかけながら、アメリカの捜査官への疑いを伝えるのでした。
ここで警部を突き飛ばすとは! 事情を知らない人に囲まれて、連絡を取るだけでも大変だった。
やがて、女性活動家を慕う若者が戻り、工場でダイナマイトを爆発させたと得意げに話します。行動を起こせば、運動に力を与えられると信じていたのです。
しかし、女性活動家は若者を厳しく非難します。暴力は運動の役に立たないと伝え、その場を離れました。
それでもアメリカの捜査官は、若者の行動を肯定。女性活動家の反対も、感情的になっているだけだと片づけてしまいます。
彼女がはっきり止めているのに、勝手に話をねじ曲げないでほしい。若者をけしかけるこの人には、じわじわ腹が立つ。
そこへ現れたのが、嘘の自白をしたミルンの元従業員。マードックの顔を知っているため、警察官だと暴露してしまいます。
同行した政府の捜査官も、潜入を続けるためにマードックの敵に回ります。正体が割れたマードックは、とっさに若者を捕まえ、逮捕すると告げました。
女性活動家は若者の解放を求めますが、アメリカの捜査官に説得されます。マードックは若者を連れて、その場を離れることに。
取り調べで若者は、女性活動家のために工場を爆破したと説明します。彼女に認めてもらえると、アメリカの捜査官からそそのかされていたのでした。
本人が嫌がることを、喜んでもらえると信じてしまったのが悲しい。爆破は許せないけれど、若者をその気にさせた側にも腹が立ちます。
そして、最初のじゅうたん店の爆破では、クラブツリーが証拠を集めていました。爆弾の部品をたどった先にあったのは、大家が所有する会社だったのです。
マードックは、取り調べもクラブツリーに任せます。ここまで捜査を進めた本人に、最後まで担当させることにしました。
大家は、自分の建物を爆破するはずがないと否定。しかし、クラブツリーは建物の取り壊しに関する書類や、銀行への売却を示す通知を突きつけます。
銀行の新しい本店を建てるため、店の建物は取り壊す予定でした。ところがミルンが立ち退かず、売却の期限が迫っていたという事情が明らかになります。
最初の爆破を起こしたのは、この大家。店を追い出すために爆弾を使ったという追及に、筋の通る説明ができなくなります。
自分の都合で爆発を起こして、あれだけの人を巻き込んだなんて。負傷したクラブツリーが証拠を突きつけてくれて、少し気が晴れた!
一方、アメリカの捜査官が若者をけしかけた目的は、大統領の訪問を中止させること。外国での大統領の安全を心配し、訪問できない状況を作ろうとしていたのです。
女性活動家と列車で出発する予定の彼に、マードックはアメリカが自ら問題を作っていると指摘します。それでも相手は、国のためだという姿勢を崩しません。
最後には、その大統領が二年後、アメリカ国内で暗殺されたことが字幕で告げられます。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第4話「爆破テロ事件」の感想まとめ
いちばん心に残ったのは、マードックが大家の取り調べをクラブツリーに任せた場面です。ここまで調べた仕事を、ちゃんと本人の手に戻してくれるのがうれしかった!
爆発に巻き込まれたクラブツリーが署に戻ってきた時は、まず体が心配でした。それが最後には、大家の言い逃れを一つずつ崩していく。よくここまで調べたね、と言いたくなる。
大家が自分の建物だから壊すはずがないと言ったところも、今は腹が立ちます。クラブツリーとヒギンズが倒れた原因を作っておいて、その言い分は聞きたくなかった。
工場を爆破した若者には、女性活動家がきっぱり反対してくれて良かったです。慕っている相手から叱られるのはつらくても、そこで止めてもらう必要があったと思う。
それなのに、アメリカの捜査官は横から若者を肯定してしまう。国のためなら、人を犯罪に誘い込んでもいいの?
若者が逮捕されたあとも、そそのかした側は列車に乗る予定を立てている。その終わり方には、どうしてもすっきりできませんでした。
だからこそ、店の爆破については大家までたどり着けたことに救われます。マードックに取り調べを任され、集めた証拠で大家を追い詰めるクラブツリーが頼もしかった。
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