刑事マードックの捜査ファイル 第55話 あらすじ シーズン5第3話「知られざる王女の呪い」 石棺から飛び出したコブラと、呪いを恐れた男の最期

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今回は、エジプトの古美術展で恐ろしい事件が起きます。人前で開けた石棺からコブラが飛び出し、発掘に関わった教授が命を落としてしまうんです。

クラブツリーの小説出版とも重なった華やかな催しが、一気に不安な場所へ。呪いだという声が広がる中、マードックは事件の原因を探っていきます。

それでは55話を一緒に見ていきましょう!

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刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第3話「知られざる王女の呪い」のあらすじ

エジプトで発掘された品々を公開する古美術展。そのオープニングで、ジョージ・クラブツリー巡査は自分の冒険小説にサインをしています。

小説もエジプトに関係する内容で、展示会とはぴったりの組み合わせでした。クラブツリーにとっては、本を知ってもらえるうれしい機会です。

会場にいたウィリアム・マードック刑事は、考古学調査チームで唯一の女性、バジャリ博士と知り合います。発掘に携わった彼女に、マードックは心をひかれます。

クラブツリーが自分の本にサインをしているなんて! 事件の前のこの時間は、素直に喜んであげたくなりました。

やがてグリーンウッド教授が、セレモニーで石棺を開けます。石棺とは、石で作られたひつぎのこと。

ところが、中から飛び出したコブラが教授を襲い、教授はその場で亡くなってしまいました。大勢の人が集まる催しで、突然起きた死です。

マードックはすぐに展示を中止し、石棺を証拠として持ち出します。まずは何が起きたのか、調べなければなりません。

どうして石棺の中にコブラがいるの? 開けた途端に襲われるなんて、教授には逃げる時間もなかったのがつらいです。

展示会の主催者は、中止という判断に怒りを見せます。一方、その仲間で体調を崩している男性は、展示が止まったことにほっとした様子でした。

この男性も発掘に関わっていて、調査隊の全員が呪われているとマードックに話します。彼にとっては、コブラによる死も呪いの一部だったのです。

目の前で人が亡くなったのに、中止に腹を立てる主催者にはイラッとしました。今は展示を続ける話をしている場合じゃないです!

一方、グレース博士はマカリスター夫人の家で開かれる、特別な集まりに出席します。発掘された召使いのミイラから、保存のために巻かれた包帯を外す会でした。

発掘を資金面で支えているマカリスター夫人には、包帯を外す役目が与えられます。出資者として、その名誉を受けることになったのです。

しかし、包帯を外した直後、夫人が倒れてしまいます。そのまま亡くなり、発掘に関わる人の死が続くことに。

ミイラの包帯を外す集まりだけでも落ち着かないのに、そこで夫人まで倒れるなんて。コブラの件を知っていたら、呪いという言葉が頭から離れなくなりそうです。

新聞はこの出来事を大きく取り上げ、ミイラの呪いだと騒ぎ立てます。クラブツリーも、その説明を信じる側に回ります。

そして、騒ぎによって注目を集めたのが彼の小説でした。売れ行きがよくなり、クラブツリーにはうれしい影響も出てきます。

本が売れるのはよかったですね。でも、人が亡くなった騒ぎがきっかけだと、手放しでは喜びにくいです。クラブツリー、そこは少し落ち着いて!

マードックは呪いで片づけず、科学で説明できる原因を探します。捜査では、展示に抗議していたエジプト人の男性や、展示会の主催者にも疑いが向けられました。

ところが、次に命を落としたのは主催者本人。傷んだ配線によって感電し、亡くなってしまいます。

ヘビに襲われた教授、ミイラの包帯を外して倒れた夫人、そして感電した主催者。死に方がそれぞれ違うため、何がつながっているのか分かりません。

クラブツリーは小説を書くために調べた知識を使い、黒板で呪いの順番を説明します。話を聞くのは、ブラッケンリードとマードックです。

最初は熱による死。墓へ最初に入った隊員に起きたことが、これに当てはまります。

次は終わらない苦しみで、病気の男性は自分のことだと受け止めています。そして三番目が、毒ヘビにかまれることでした。

その先には魂の停止、そして死者の魂を導く冥界の神による復讐が続きます。クラブツリーの説明では、すでに起きた出来事が呪いの順番と重なっているのです。

一つずつ並べて説明されると、私まで嫌な気分になってきました。病気で苦しんでいる男性なら、なおさら怖くなりますよね。

そんな中、グレース博士がコブラの胃の中にいたスナネズミを調べます。手がかりになったのは、そのスナネズミが最後に食べたものでした。

そこには、熱を下げるための薬に使われるエジプトのカモミールが含まれていました。同じ薬を使っていたのが、呪いを恐れているあの男性だったのです。

このつながりから、石棺にコブラを入れたのは彼だと分かります。呪いの証拠に見えたヘビは、人の手で仕込まれていました。

ヘビのおなかの中から、こんな手がかりが出てくるとは! 怖い話に押されていたところで、少し息がつけました。

展示品の片づけが進む中、男性はバジャリ博士がすべてをエジプトへ返すつもりではないと知ります。彼女は展示をシカゴへ移す予定でした。

男性は、品々を返さなければ呪いは解けないと考えています。そのため、博士が返還しないことに激しく動揺し、彼女に襲いかかってしまいます。

マードックが間に入り、男性を逮捕しようとします。しかし、男性は振りほどいて通りへ逃げ出しました。

そして消防車にひかれ、その場で命を落としてしまいます。呪いを恐れていた男性の死は、あまりにも突然でした。

バジャリ博士を襲うのはやめてほしかったです。それでも、逃げた先でこんな死に方をしてしまうと、気持ちが追いつきません。

グレース博士の検死によって、男性が使っていた熱の薬には、毒性のあるマンドレイクが混ぜられていたと分かります。

その量は、彼の病気そのものを引き起こすほどではありませんでした。ただ、幻覚を起こしていた可能性があります。

呪いを恐れる彼が口にしていた薬に、判断を乱しかねないものが入っていたのです。一方、マカリスター夫人の死因は、改めて心臓発作だと確認されます。

具合が悪くて使っていた薬に、毒まで入っていたの? 男性がしたことには腹が立つけれど、これを知ると苦しくなりました。

やがて展示品には、きちんと扱われながら公開できる常設の場所が見つかります。バジャリ博士は、メキシコのマヤのピラミッドを調べる別の調査隊に加わる予定です。

彼女はマードックにも、発見する喜びは対象が何であっても変わらず、きっと調査を楽しめると話します。

ただ、博士は最後に、あの男性の死が呪いの最終段階と重なることにも触れます。すべてを科学で説明できるとは限らないという考えを残し、二人の会話は終わるのでした。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第3話「知られざる王女の呪い」の感想まとめ

いちばん残ったのは、呪いを恐れていた男性が、マードックから逃げた直後に亡くなる場面でした。捕まって話ができていたらと思うと、あの最期はつらかったです。

教授を死なせ、バジャリ博士にも襲いかかったことは許せません。でも、飲んでいた薬で幻覚まで起きていた可能性があると知ると、怒りだけでは終われませんでした。

本人は体も苦しくて、呪いも怖かったんですよね。返せば助かると思っていた展示品が、別の街へ運ばれると知ったときの追い詰められ方がしんどいです。

その中で、グレース博士の調査には助けられました。コブラが食べたスナネズミから薬につながるなんて、そこまで調べてくれてよかった!

クラブツリーのサイン会も、最初はうれしく見ていたんです。小説が売れる話になると少し気持ちが緩むのに、本人まで呪いを信じているから、安心して笑いきれませんでした。

マードックとバジャリ博士が、発見する喜びについて話す時間には少しほっとしました。人が次々に亡くなったあとだけに、これから向かう調査の話が聞けてよかったです。

それなのに、博士は最後に男性の死と呪いを結びつけるんですね。バジャリ博士には、あの穏やかな発見の話のままで終わってほしかったです。

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