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クルミットです♪
今回は、オペラのリハーサル中に若い歌手が毒殺されるお話です。亡くなったエルビラは、主役のローザに代わって舞台に立っていました。
代役を務めた先で命を落とすなんて、気の毒でたまりません。しかも、毒が入っていたワインは、本来ローザが飲むものだったんです。
劇団の人間関係を調べていくマードック。一方、オペラ好きのブラッケンリードは、ローザにずいぶん関心がある様子で、奥さんの嫉妬まで顔を出します。
ここからは、犯人と結末にも触れていきます。
それでは57話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第5話「渦巻く嫉妬」のあらすじ
巡業中のオペラ劇団で、本番に向けたリハーサルが行われています。ところが、主役のローザが腹を立て、舞台を離れてしまいました。
その代役を務めたのは、若い歌手のエルビラ。ローザが目をかけていた歌手でもあります。
エルビラは舞台上で、小道具のグラスに入ったワインを飲みます。その直後に倒れ、命を落としてしまうのです。
歌の稽古をしていた場所で起きた、突然の死。ワインには毒が入っていました。
代役として舞台に立っただけで、こんな目に遭うなんて! エルビラのことをまだよく知らないうちに亡くなってしまうのも、寂しいです。
ウィリアム・マードック刑事とジョージ・クラブツリー巡査が捜査にあたります。まず気になるのは、エルビラが飲んだワインを、もともとは誰が飲む予定だったかという点です。
本来、その場面を演じるのはローザでした。彼女が舞台を離れたことで、エルビラが代わりにグラスを手にしたことになります。
そこでマードックは、犯人が狙っていたのはローザではないかと考えます。代役が毒を飲んだのなら、ローザの周囲を調べる必要がありました。
ローザを狙った毒を、エルビラが飲んでしまった? そう思うと、舞台を代わったことまでやりきれなくなります。
検視を担当した医師も、エルビラの死因を即効性の毒と判断します。飲んでから短い時間で命を奪う毒で、マードックの見立てとも一致していました。
そして、舞台にいた出演者の誰かが、小道具のグラスに毒を入れた可能性が高いと考えられます。捜査では、劇団内の人間関係が重要になっていくのです。
団員たちの話から見えてきたのは、ローザへの反感でした。優れた歌声を持つ彼女は、その才能のおかげで、わがままも許されていたようです。
しかし、一緒に働く人たちが、それを気持ちよく受け入れていたわけではありません。主役として認められていても、団員たちからは快く思われていませんでした。
歌が上手でも、周りが毎回我慢するのはしんどいですよね。ローザの都合で舞台を代わったエルビラのことを思うと、ここでも少し腹が立ちます。
ローザに反感を持つ人がいるとわかり、彼女が標的だったという疑いは強まります。ただ、彼女を嫌っているというだけで、犯人を決めることはできません。
マードックたちは、団員たちとローザの関わりを探っていきます。舞台の上だけではわからない、恋愛関係も調べることになるのです。
一方、トーマス・ブラッケンリード警部は、この事件に個人的な関心を寄せています。ブラッケンリードは熱心なオペラ好きで、有名な歌手であるローザにも興味がありました。
そのローザは、ブラッケンリードに思わせぶりな態度を見せます。夫と彼女の様子に、ブラッケンリードの妻は嫉妬を募らせてしまうのでした。
ブラッケンリード、奥さんの気持ちも気にして! 好きなオペラの歌手に会えてうれしいのはわかるけれど、奥さんが面白くないのもわかります。
ローザの周りには、彼女に強く執着している舞台係もいました。花束を贈るだけでなく、きわどい内容の手紙まで送っていた人物です。
彼の一方的な思いも、捜査の中で明らかになります。しかし、この舞台係はエルビラを殺した犯人ではありません。
花束と一緒にそんな手紙まで来たら、私なら身構えてしまいます。犯人ではないとわかっても、この近づき方には困りますね。
そして、ローザとエルビラをつなぐ、もう一人の人物が浮かびます。ローザと長く恋人関係にあるテノール歌手です。
テノールは、男性の高い音域を受け持つ歌手のこと。その恋人とローザ、そしてエルビラの間には、三角関係の噂がありました。
エルビラは、ローザに代わって歌うだけの存在ではありませんでした。ローザの恋人とも、関係を持っていたのです。
ローザは、自分が目をかけていた若い歌手と、長年の恋人との関係を知っていました。そして、エルビラへの嫉妬を募らせていたことが明らかになります。
恋人とエルビラの関係を知ったら、傷つくのはわかります。でも、そこでエルビラを殺してしまうなんて、受け入れられません!
エルビラを毒殺した犯人は、ローザ本人でした。狙われたのがローザで、エルビラは代わりに犠牲になったという見方は、間違っていたのです。
ローザは、恋人と関係を持ったエルビラを殺すため、青酸系の毒を使っていました。若い歌手の死は、代役になったことで起きた偶然ではありませんでした。
ローザを心配しながら見ていたので、これはつらかったです。エルビラが最初から狙われていたとわかると、彼女の死を受け止めるのがますます苦しくなりました。
真相が明らかになっても、ローザが逮捕されて終わるわけではありません。彼女は逮捕を避けるため、エルビラを殺したのと同じ毒を、自分でも飲んでしまいます。
恋人のテノール歌手がローザに愛を告げても、もう手遅れでした。その言葉で、彼女を救うことはできません。
ローザは舞台のフィナーレを歌い、その後、息を引き取ります。エルビラを奪った毒で、ローザ自身の命も失われてしまいました。
毒を飲む前に、立ち止まってほしかった! 最後まで歌ったことよりも、エルビラを殺した責任を引き受けないまま亡くなったことが、私は苦しかったです。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第5話「渦巻く嫉妬」の感想まとめ
最後にローザがフィナーレを歌い、亡くなるところが、いちばん心に残りました。自分で毒を飲んでから舞台に立つなんて、見ていて落ち着きません。
恋人が愛を伝えても、もう遅い。その結末は悲しかったです。
ただ、ローザの最期を見ている間も、エルビラのことが頭から離れませんでした。先に命を奪われた彼女には、もう何も言う機会がないんです。
ローザの恋人と関係を持ったことに、腹が立つ気持ちはわかります。自分が目をかけていた相手なら、なおさら傷つきますよね。
でも、どうしてエルビラの命まで奪うの? 恋人の男性も関わっているのに、若い彼女が殺されてしまったことが、どうにもやりきれません。
まずは恋人本人と話してほしかった! 最後になって愛を告げられても、エルビラが生き返るわけではなく、ローザも助からないのがつらいです。
最初は、ローザのわがままに付き合わされ、代役を務めたエルビラが犠牲になったと思っていました。それだけでも十分気の毒だったのに、実際には彼女自身が狙われていました。
エルビラとローザの関係を知ってから、リハーサルでワインを飲む場面を思い返すと、嫌な気持ちが残ります。ローザが彼女をかわいがっていたということも、素直には受け取れなくなってしまって。
そんな事件の中で、ブラッケンリードの奥さんの嫉妬には、少し身近なものを感じました。夫が有名な歌手に関心を寄せ、その相手も思わせぶりなら、気になるのは自然なことです。
ブラッケンリードには、オペラに夢中になる合間に、奥さんにも気を配ってほしいところ。ここは奥さんの側に立ってしまいました。
ローザの歌を認める人はいても、周りには彼女を快く思わない人がいる。そこへ恋人とエルビラの関係まで出てきて、捜査が進むほど、誰かを疑うのも嫌になってきます。
それでも、エルビラを殺したのはローザ。そのことは、最後の歌を聞いても忘れられません。
毒を飲んでフィナーレを歌ったローザには、舞台を降りて、エルビラにしたことと向き合ってほしかったです。
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