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クルミットです♪
今回は、密室で見つかった遺体から、恐ろしい兵器の存在が明らかになるお話です。ニコラ・テスラの研究が人を殺すために使われたとわかり、マードックたちは兵器の行方を追います。
そこで疑いが向くのは、獄中にいるペンドリック。これまでもマードックが疑ってきた相手ですが、今回はその見方が大きく変わりました。
一方、ジュリアからは遠くの病院へ移る話が出てきます。事件の捜査も気になるけれど、この話を聞いたマードックの戸惑いが切ないですね。
ここからは、犯人と結末にも触れていきます。
それでは39話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第13話「衝撃の真実」のあらすじ
密室で、一人の男性が不審な死を遂げます。被害者は発明家ニコラ・テスラの下で電磁波を研究していた人物で、半年前から消息を絶っていました。
ウィリアム・マードックが調べる中、テスラも現場へやってきます。被害者から急ぎの用件を知らせる電報を受け、会いに来たのでした。
しかし、話を聞くことはもうできません。遺体の状態から浮かんできたのは、マイクロ波を使った新しい兵器の存在です。
急いで知らせたいことがあったのに、会えたときには亡くなっているなんて。テスラの立場になると、やりきれません。
マードックは、テスラの研究を誰かが兵器に変えたと考えます。空気中を伝わるエネルギーを利用し、熱によって人を殺す仕組みでした。
その開発に関わった疑いがあるのは、同じく行方がわからなくなっている別の弟子。まずは、この人物と兵器を見つける必要があります。
ただ、テスラは一人で作れるものではないと指摘します。持ち運べる兵器にするには、装置を小さくする技術と、金属を扱う専門的な技術が必要なのです。
もちろん、開発を進めるお金も欠かせません。行方不明の弟子だけでは、その条件を満たせませんでした。
ここでトーマス・ブラッケンリード警部が思い出したのは、ペンドリックでした。技術にも資金にも心当たりのある人物ですが、本人は刑務所の中にいます。
条件がそろうと疑いたくなるけれど、本人は獄中。それでもペンドリックに話がつながってしまうの?
一方、ジュリア・オグデンはマードックに、新しい仕事の話をします。アメリカのニューヨーク州にあるバッファローで、新設される子ども病院の小児外科責任者に誘われているのです。
ジュリアは、その申し出を真剣に考えていました。マードックにとっては、突然突きつけられた遠くへの転職話だった。
彼は驚き、仕事以外にも彼女が離れていこうとする理由があると考えます。ジュリアが考えている将来と、自分との関係が気にかかっている様子です。
責任ある仕事を任されるのはうれしいこと。でも、マードックがすぐに喜べない気持ちもわかります。遠くへ行く話は、やっぱり寂しいですよね。
そんな中、署に現れたのが政府の諜報員テレンス・マイヤーズ。ブラッケンリードの机の向こうで、二人を待っていました。
マイヤーズによれば、強力な新兵器が売りに出されるという情報があり、各国の武器商人がトロントに集まっているとのこと。殺人事件の捜査は、兵器の取引を止めるための捜査にもなります。
すでに、その威力によって人が亡くなっています。兵器の所在を突き止めなければ、誰かの手に渡ってしまう状況でした。
人を殺した兵器に、買い手が集まってくるなんて! 売る側も欲しがる側も、その先で誰が傷つくのか考えてほしい。
ジョージ・クラブツリー巡査はテスラと組み、兵器に使われた特殊な材料の購入先を調べます。装置そのものが見つからなくても、作るために集めた材料からたどる作戦です。
ブラッケンリードは、兵器がペンドリックの建物に隠されていると考えます。そこでマードックは、所有する不動産を調べるためにペンドリック夫人を訪ねました。
夫が獄中にいるため、夫人は事業上の仕事にも対応しています。そんな中でも、建物の一覧を求めるマードックに快く協力しました。
夫が疑われている中で、調べ物に応じてくれる夫人。この時点では、捜査の助けになってくれる人に見えたんですけどね。
そしてマードックは、方位磁針を使って兵器の場所を探す方法を考えます。兵器がエネルギーを蓄える際に、磁針が本来の北からずれることを利用するのです。
街の各所に方位磁針を置き、それぞれの針が向いた方向を地図上でたどる。線が交わる場所を探せば、兵器の位置を絞り込めます。
ただし、この方法には条件がありました。決めた時刻に兵器を作動させてもらわなければなりません。
マードックは、マイヤーズが取引の内情をよく知っている理由に気づきます。武器商人の中に、兵器を買おうとしているカナダ政府の工作員が紛れ込んでいるのです。
そこでマイヤーズに、午後6時ちょうどに兵器を発射させるよう手配を求めます。相手側に近づける人物を通じて、捜査に必要な機会を作るのでした。
方位磁針の針を頼りに、街のどこかにある兵器を探すんですね。こんな道具がここで役に立つとは!
この方法で浮かび上がった場所は、ペンドリックの所有する厩舎でした。馬を飼っておく建物へ、マードックたち五人が向かいます。
しかし、そこには罠が待っていました。兵器に近づいたつもりの一行が、今度はその攻撃を受ける側になってしまいます。
五人は水の入った槽に入り、どうにか命をつなぎます。ところが、水も熱せられ、やけどを負うような危険にさらされるのでした。
水の中へ逃げ込んでも、その水まで熱くなるなんて。ようやく居場所がわかったと思ったところで、これはきつかった。
この罠を経て、マードックは自分がいくつものことを見誤っていたと気づきます。疑いを向けていた相手だけを追っていては、真実に届かなかったのです。
一連の事件の黒幕だったのは、ペンドリック夫人でした。マードックが夫の犯行だと疑ってきた事件は、妻へとつながっていたのです。
そして、夫のペンドリックは無実でした。技術と資金を持っていることから疑われた彼は、犯人ではありません。
ペンドリック、疑ってごめんなさい。夫人が捜査に協力していたことまで思い返すと、今度はそちらに腹が立ってきました。
マードックは、自分の判断の誤りを認め、真の犯人へと目を向けます。兵器の事件だけでなく、これまで疑ってきた出来事についても、ようやく相手の正体にたどり着きました。
一方、ジュリアとの関係にも大きな節目が訪れます。二人の行く先に答えを残したまま、シーズン3は幕を閉じるのでした。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第13話「衝撃の真実」の感想まとめ
いちばん残ったのは、ペンドリック夫人が黒幕だとわかったことです。建物の一覧を求められ、快く手を貸していたあの対応を思い出してしまいました。
夫が獄中にいて、事業の対応までしている。そう聞けば、夫人も大変なんだなと受け取っていたのに、まさか本人が事件の中心にいたとは!
夫のほうは無実だったとわかると、ずっと疑われていたことが気の毒になります。本人に当てはまる条件がいくつもあったとしても、閉じ込められている側はたまったものではありません。
マードックにも、もう少し早く気づいてほしかった。夫人に協力を頼んでいた時間まで、今はもどかしく思えます。
兵器の場所を探すくだりでは、方位磁針を並べる方法に感心しました。針が向く方向をつないでいくという説明なら、私にも追いやすかったです。
それだけに、行き着いた厩舎が罠だったのは嫌な展開だった。水に入って助かろうとする五人が、その水の熱にも苦しめられるのがつらい。
そして、ジュリアの仕事の話も残りました。子どもたちを診る新しい病院で、責任ある立場を任されるお話です。真剣に考えるのは自然なことだと思う。
ただ、マードックには、彼女が遠くへ行くことのほうが先に響いてしまう。事件の謎なら粘り強く追える人が、ジュリアの気持ちを前にすると戸惑ってしまうのが切なかった。
夫人の正体を知ったあとでは、捜査に快く協力していたあの態度に、どうしても腹が立ちます。
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