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クルミットです♪
オグデンがバッファローへ移って数ヵ月。マードックは、彼女のいない毎日にまだ慣れずにいます。捜査で相談したいときにも隣にいないのは、寂しいですね。
そんな中、川辺で見つかったのは、コンクリートに閉じ込められた遺体の一部。調べるうちに、20年前に殺された女性の事件へとつながっていきます。
それでは40話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン4第1話「正義のあり方」のあらすじ
病理医のジュリア・オグデン博士が、アメリカのバッファローへ旅立って数ヵ月。ウィリアム・マードック刑事は、後任のフランシス・フィルポット医師と衝突を繰り返していました。
トーマス・ブラッケンリード警部は、新しい医師を高く評価しています。しかし、マードックには融通が利かず、捜査への協力にも消極的な相手だったのです。
オグデンなら相談できたのに、と思う場面が増えるのはつらいですね。仕事のたびに不在を感じてしまいそう。
そんな折、川沿いでコンクリートに包まれた遺体の一部が見つかります。通報したのは、近くに暮らす元刑事でした。
フィルポット医師は、その遺体をある殺人事件の被害者のものだと主張。しかし、マードックは疑いを持ち、密かにオグデンへ調査を頼みます。
彼女の協力で浮かび上がったのは、地域で表彰も受けていた裕福な男性。先週を最後に、姿が確認されていません。
ところが、マードックがその発見をフィルポット医師の成果のように説明したため、話が食い違ってしまいます。本人が知らないと答え、オグデンに相談していたことが発覚しました。
侮辱されたと怒ったフィルポット医師は、問題の検視を後回しにしてしまうのでした。
黙って別の先生を頼ったのは、確かに気まずい。でも、そこで遺体の調査まで後回しにしてしまうの?
捜査が進まず、マードックは通報者の元刑事に不満を打ち明けます。元刑事は、どんな障害があっても正義を求めるよう助言しました。
その言葉を胸に、マードックは遺体安置所へ忍び込みます。そして証拠品を持ち出し、鉄道でバッファローのオグデンへ送ってしまうのです。
マードック、そこまでやるとは! 調べたい気持ちはわかるけれど、証拠品の持ち出しはさすがに心配になります。
オグデンの検視で、コンクリートの中には3人分の遺体があると判明。一人は痛風を患い、一人は梅毒に感染していて、もう一人が例の裕福な男性でした。
別々の被害者ですが、犯人は一人である可能性が高いとわかります。
あの塊の中に、3人もいたの? 一人の身元を調べていたところから、急に被害の大きさが変わってしまいました。
ここで役に立ったのが、フィルポット医師の刑務所での診療経験。梅毒に感染した被害者の足に、囚人を拘束する足かせの痕を見つけます。
そこから、最近刑務所を出た男が被害者だと判明します。一方、ブラッケンリードはマードックに、二度と勝手な行動をしないよう厳しく警告。
フィルポット医師の経験もしっかり役に立ちました。こうして調べる手が増えると、少しほっとします。
続いてジョージ・クラブツリー巡査が、地方から来る予定だった男性の失踪を報告します。男性はトロントのホテルに泊まるはずが、姿を見せていません。
マードックがその妹を訪ねると、兄は痛風だったとわかります。コンクリートの中にいた、残る一人と一致する特徴です。
そして妹が見せたのは、兄をトロントへ呼び出す手紙。署名の頭文字は、被害者の裕福な男性と一致していました。
3人のつながりを追う中、古い事件を覚えていた巡査が手がかりをもたらします。失踪した男性の名前と顔に、覚えがあったのでした。
20年前、酒場の裏の路地で、若い女性が性的暴行を受け、首を絞めて殺されています。
酒場の店主は、地方から来た男性が路地から逃げる姿を目撃。ほかにも、彼をせかす二人の男の声を聞いたと証言していました。
しかし店主は後になって、酔っていたとして証言を撤回。当時の警部も、容疑者が3人いたという話を取り消していたのです。
女性がひどい目に遭ったうえに、証言まで消されていたなんて。ここは本当に腹が立ちます!
マードックは元刑事にも尋ねますが、女性や容疑者の名前は覚えていないとの返事。当時はまだ巡査だった、と話します。
そこでクラブツリーが酒場の店主を連れてきます。店主は重い病気で、残された時間もわずかでした。
最初は撤回後の話を繰り返していた店主。しかし、殺された女性の写真を見せられると、とうとう隠していたことを話し始めます。
女性を襲って殺したのは、今回遺体で見つかった3人。裕福な男性も、刑務所を出た男も、その場にいたのでした。
店主は証言を引っ込めなければ店を閉めさせる、と脅されていました。家族を養うための店を失えず、従ってしまったのです。
家族の暮らしを握られた店主も、怖かったと思います。そんな脅しで3人が逃げ切っていたことが、悔しくてたまりません。
店主は、例の元刑事がこの件で2年も自分を訪ね続けたことも明かします。事件を覚えていないという説明とは合いません。
マードックが元刑事のかつての婚約者を訪ねると、彼が事件にのめり込み、婚約まで解消したとわかります。女性の事件は、彼の生活にも大きく入り込んでいたのでした。
警察は元刑事の家を捜索。そこで、コンクリートの塊を運ぶために使われた木材が見つかり、ブラッケンリードが彼を殺人容疑で逮捕します。
犯人は、マードックに正義を求めるよう語った元刑事でした。
留置場で元刑事は、当時の警察について話します。裕福な家の縁者が集まり、酒場のけんかを止めるような仕事ばかりだったといいます。
だからこそ、女性の事件を解決し、警察として役に立ちたかった。その事件を追い続けた末に、彼は3人を自分の手で殺してしまったのです。
あの女性のために動いていた人だったんですね。それが今、殺人犯として捕まっているのがきついです。
マードックは、なぜコンクリートの塊を一つだけ川辺に残したのか尋ねます。ほかと同じように沈めれば、見つからずに済んだはずでした。
元刑事も、初めは沈めるつもりだったと答えます。しかし、それでは3人が死んだことすら知られず、女性の事件も埋もれたまま。
そこで評判を聞いていたマードックに託し、3人が女性を襲って殺した事実を明らかにしてもらおうとしたのでした。自分までたどり着かれるとは、思っていなかったようです。
元刑事は、殺人を後悔していません。神と亡くなった女性に対して、自分の中では決着がついていると話します。
そして、かつての婚約者の様子を気にかけます。絞首刑も覚悟しながら、自分は大丈夫だと彼女に伝えてほしいと、マードックに頼むのでした。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン4第1話「正義のあり方」の感想まとめ
一番胸に残ったのは、留置場の元刑事が、昔の婚約者への伝言を頼むところです。事件を追ううちに別れた相手を、今も気にしているんですね。
その一言を聞くと、逮捕された犯人というだけでは見られなくなってしまいます。20年前に女性のために動こうとした彼にも、暮らしや大事な人がいた。それを思うと切なかったです。
ただ、3人を殺したことには、うなずけませんでした。女性の事件が明らかになっても、元刑事まで死刑を覚悟する結末はつらいです。
とりわけ腹が立ったのは、酒場をつぶすという脅しで証言を引っ込めさせたこと。家族を養う店を持ち出すなんて、ずるい!
その間に、加害者の一人は地域で表彰まで受けていたんですよね。殺された女性のことを置き去りにしたまま、立派な人として扱われていたのが嫌でした。
マードックとオグデンの協力には、少し安心しました。離れていても彼女を頼れるのはうれしいけれど、安置所へ忍び込むほど無理をする姿にはひやりとします。
正義を求めるよう背中を押した元刑事を、マードック自身が捕まえることになった今回。最後にその元刑事が、昔の婚約者に自分は大丈夫だと伝えてほしいと頼む姿が、どうにも切なかったです。
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