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クルミットです♪
今回は、厳重な警備の中でレンブラントの名画「バテシバ」が消えてしまいます。絵を運んでいたエレベーターは、途中で一度も止まっていません。
それなのに、到着したときには絵がなく、一緒に乗っていた警官が殺されていました。こんなことが起きたら、下で待っていた人たちも戸惑いますよね。
事件の舞台となるのは、絵の所有者ペンドリックが建てた高層ビル。捜査が進むにつれて、絵を盗むために人まで殺した犯人への腹立たしさが募ります。
それでは32話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第6話「消えた名画」のあらすじ
裕福なペンドリックは、自ら設計したビルを完成させます。当時のトロントで最も高い建物で、街の最先端をいく高層ビルでした。
その完成を祝うため、ペンドリックは妻とともに集まりを開きます。そこで披露されるのが、彼の所有するレンブラントの名画「バテシバ」です。
大切な絵を守るため、ペンドリックは警察に警備を依頼していました。お祝いの席でも、絵の扱いには厳重な注意が払われています。
自分で設計した高層ビルに、レンブラントの絵まであるなんて!お披露目に力が入るのもわかる気がします。
絵の披露は無事に終わり、集まりが続く中で「バテシバ」は保管場所へ戻されることになります。大きな額に入った絵を運ぶのは、ビルのエレベーターです。
絵と警備の警官を乗せたエレベーターは、11階から1階へ向かいます。途中の階には止まらず、そのまま下まで降りていきました。
1階では、ジョージ・クラブツリー巡査たちが到着を待っています。ところが扉が開くと、そこにあったのは警官の遺体だけだったのです。
一緒に乗せたはずの絵は、消えていました。
途中で止まっていないのに、あの大きな絵はどこへ行ったんですか?受け取るつもりで待っていて遺体を見つけるなんて、つらいですね。
警官は、耳に細長い鋭い道具を突き刺されて殺されていました。クラブツリーも、その殺され方のむごさを口にします。
名画を盗んだ犯人は、警備にあたっていた人の命まで奪ったのでした。
絵を守る仕事をしていただけなのに、こんな目に遭うなんてひどい!クラブツリーが嫌な気持ちになるのも、よくわかります。
ウィリアム・マードック刑事は、閉じたエレベーターの中で起きた盗難と殺人を調べます。途中で止まらずに移動した箱から、人に守られていた絵がなくなったという事件です。
そこで見つかったのが、エレベーターの上に設けられた偽の「かご」の痕跡でした。かごとは、人や荷物を乗せて上下する箱の部分を指します。
警官と絵を乗せていた部分だけを調べても、仕掛けの全体はつかめません。その上に用意された偽物が、絵の消失を追う手がかりになります。
上にも偽物があったとは!私は絵を乗せた箱の中ばかり気にしていたので、ここで少し納得しました。
マードックはこの痕跡から、盗みに関わった男たちへたどり着きます。しかし、ビルの一室で見つかった2人は、すでに殺されていました。
2人はシカゴから来たプロの泥棒です。そして、この男たちも警官と同じように、耳を鋭い道具で刺されて命を落としていました。
肝心の「バテシバ」は、その部屋にもありません。盗みを実行した2人は、役目を終えると始末されてしまったのでした。
盗みをした責任はあっても、用が済んだら殺していいわけがありません。人を使っておいてこうやって消していくやり方には、イライラします。
警官に続いて、絵を盗んだ男たちまで殺されています。マードックは、消えた名画と、盗みに関わった者たちを殺した犯人を追っていきます。
捜査の中でわかってきたのは、この事件が絵の身代金を取るための盗難ではないということでした。背後には、「バテシバ」の贋作を売る企みがあったのです。
贋作とは、本物に見せかけて作った偽物の絵のこと。名画の盗難は、その偽物を売りさばく計画の一部だったのでした。
偽物の絵でお金をもうけるために、ここまで人を巻き込むなんて。警備の警官まで殺されたことを思うと、腹が立ちます。
マードックは美術の世界に足を踏み入れ、贋作を作った男を追います。ただ、その男を見つけても、計画を仕切る人物まで捕まえたとは言い切れません。
男の背後に雇い主がいると考え、マードックは追跡を続けます。そして、誰に雇われたのかを男に問いただしました。
ところが、マードックは男に押さえ込まれてしまいます。相手から話を聞こうとしていたはずが、自分の命まで危うくなる事態になってしまったのです。
ここまで追ってきたのに、マードックまで危ない!雇い主の名前も知りたいけれど、まずは無事でいてほしいです。
男が口を開きかけた、そのときでした。ペンドリックが男を撃ち、マードックを救います。
撃たれた男は命を落とし、雇い主の名前を聞く機会は失われました。事件の裏側を知る人物が、ここでも話せなくなってしまったのです。
マードックが助かったのは良かったです。でも、話そうとしたところで撃たれてしまうなんて、すっきりしません。
ペンドリックの行動は、マードックを助けると同時に、男の口を封じる結果にもなっています。命を救われたマードックも、彼に対する疑いを捨てません。
そもそも、今回の複雑な盗みを実行するには、ビルの内部の情報が必要でした。そのビルを設計し、盗まれた絵を所有していたのがペンドリックです。
ただし、それだけで彼を黒幕と決めつけることはできません。贋作を売る企みは見えてきても、背後に誰がいたのかという疑いは晴れないまま、事件は幕を閉じます。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第6話「消えた名画」の感想まとめ
いちばん心に残ったのは、やっぱり最後にペンドリックが男を撃つ場面でした。マードックが助かってほっとした直後に、雇い主の名前を聞けなくなったことが引っかかりました。
あと少し、男が話す時間があれば。そう思ってしまいました。
でも、マードック自身が危ない状況だったので、無事に済んだことは喜びたいです。それでも、助けた人に疑いが残るなんて、困ってしまいますね。
ペンドリックが撃ったのは、マードックを救うためだけだったんですか?あの場面を思い返すと、どうしてもそこへ戻ってしまう。
自分を助けてくれた相手でも、マードックが疑うのをやめなかったところは好きです。今回の盗みに内部の情報が必要だったという点は、命を救われたからといって消えません。
私だったら、助けてもらった気持ちに引っ張られそうです。あそこでペンドリックを疑い続けるのは、簡単ではなさそうに思えました。
一方で、最初に殺された警官のことも、ずっと引っかかっています。絵を守るために乗り込んだエレベーターで命を奪われるなんて、あまりに理不尽です。
絵が消えた仕掛けがわかっても、その警官は帰ってきません。クラブツリーが殺され方を気にしていたところには、私も同じ嫌な気持ちになりました。
盗みをした2人まで殺されていたのも、きつかった。誰が絵を持ち去ったかを知りたいのに、話を聞きたい相手が次々にいなくなってしまいます。
最後の男こそ、雇い主を明かしてほしかったです。ペンドリックの銃弾でマードックが助かったことにはほっとしたけれど、あそこで男の言葉が途切れたのは、やっぱりもやもやしました。
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