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クルミットです♪
今回は、ブラッケンリード警部の息子ボビーが誘拐されてしまいます。ところが、身代金の要求が届いたのは、一緒に遊んでいた友達の家でした。
子供をさらっておいて、人違いまでしている犯人。ボビーの身が心配なのはもちろん、息子を捜す警部の姿にも胸が痛くなりました。
それでは30話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第4話「親子の絆」のあらすじ
トーマス・ブラッケンリード警部の息子ボビーは、公園で友達のロバート・スタントンと遊んでいました。そこへ、ひったくり騒ぎが起こります。
母親の注意がそちらに向いた隙に、ボビーは何者かに連れ去られてしまいました。ほんの少し目を離した間の出来事だった。
このひったくりは、偶然起きた事件ではありません。母親の気をそらして子供をさらうため、仕組まれたものだったのです。
お母さんがよそを向く瞬間まで、わざわざ作るなんて卑怯! 騒ぎがあれば目を向けてしまうのは、無理もないことですよね。
ウィリアム・マードック刑事が、誘拐事件の捜査に当たります。一緒にいたロバートは、犯人の姿を絵にする担当者に、覚えている特徴を説明しました。
ただ、ロバートが細かく覚えていたのは、犯人の帽子。顔の特徴を知りたいところですが、帽子についての説明が詳しいのでした。
そこまで帽子を覚えていたんだね、と少しだけ気持ちが緩みました。子供が目に留めるものって、大人が聞きたいこととずれることがありますね。
そんな中、身代金を要求する脅迫状が届きます。しかし、届けられた先はブラッケンリード家ではなく、ロバートの父親であるスタントンの家でした。
どうして友達の家に身代金の要求が届くの? ボビーを捜しているのに、別の家へ話が進んでしまって戸惑います。
スタントンは、醸造所を経営する裕福な人物です。醸造所とは、お酒を造る工場のこと。
犯人は、このスタントンの息子を誘拐したつもりでいました。実際に連れ去ったのは、ブラッケンリードの息子ボビーだったのです。
ロバートも「ボビー」と呼ばれており、二人の呼び名は同じでした。犯人は子供を取り違えたまま、スタントンに金を要求していたことになります。
人違いでした、では済まない話です! ボビーは友達と公園で遊んでいただけなのに、こんなことに巻き込まれてしまって。
そして、人違いだとわかったことで、別の心配も生まれます。犯人がボビーの本当の身元に気づけば、命を奪うおそれがあるのです。
金を要求している相手の息子ではないとわかれば、用がなくなったとして殺されかねません。連れ去られた子供が誰なのか、その事実まで危険につながる状況だった。
本当の名前がわかることさえ怖いなんて、きつかった。間違えたのは犯人なのだから、ボビーをこれ以上ひどい目に遭わせないで!
マードックたちは、本来狙われていたスタントンの周辺を調べ始めます。しかし、スタントンには敵が多く、捜査は難航しました。
スタントンを恨んでいる人物がいたとしても、それだけでは犯人を絞れません。ボビーにつながる相手を見つけるまでに、なかなか話が進まないのです。
敵が多いと言われても、今は一人にたどり着きたいのに。調べる相手が多いほど時間がかかるのが、ボビーを待つ家族にはつらいです。
そのうえ、身代金の受け渡しにも失敗してしまいます。犯人には、警察が関わっていることまで知られてしまったのでした。
人違いに気づかれる心配に続き、警察の存在まで悟られてしまったのです。ボビーの身を案じながら、捜査を進めることになります。
受け渡しからボビーの居場所に近づけたらと思っていたので、この失敗はこたえました。お願いだから、警察への怒りを子供に向けないで!
やがて、ボビーが殺されたと思わせる証拠まで見つかります。ブラッケンリードは息子が死んだと思い、執務室で涙を流しました。
そして、酒を何杯も飲み続けます。息子の死を信じてしまったブラッケンリードは、深い悲しみに沈んでいたのです。
警部が泣いているところは、見ていてつらかったです。何か声をかけたいのに、こんなときに言える言葉が見つからない。
事件を通して、ブラッケンリードはボビーと過ごしてきた時間を振り返ります。息子との時間を十分に取れていたか、父親としてちゃんとできていたかを、自分に問い直すのでした。
息子の行方を追う中で、自分がどんな父親だったかまで考えるブラッケンリード。ボビーと過ごしてきた日々が、頭から離れなくなっていました。
今は自分のことまで責めないでいてほしい。息子との時間を思い返している警部を見ると、ボビーに会わせてあげたい気持ちばかり募ります。
事件の背後にいたのは、かつて生まれたばかりの息子を養子に出した女性でした。彼女は刑務所に入る前、息子を別の親に託していたのです。
出所した女性は、その息子を取り戻そうとしていました。そして、自分の兄弟と協力して、誘拐を計画したことが明らかになります。
スタントン家の息子を狙った事件には、養子に出した自分の子供を連れ戻したいという目的がありました。その計画で連れ去られたのが、別の家の子供であるボビーだったのです。
息子に会いたかった気持ちは、少しなら想像できます。それでも、関係のないボビーをさらって、その家族まで苦しめていいことにはなりません!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第4話「親子の絆」の感想まとめ
いちばん胸に残ったのは、執務室で涙を流すブラッケンリードです。ボビーが死んだと思って泣く姿は、捜査がうまく進まない場面よりも、ずっときつかった。
あそこで息子との時間を思い返してしまうのも、切ないですね。会いたいのに会えないときに、過去の自分のことまで考え始めたら、気持ちの行き場がなくなってしまいそう。
何杯もお酒を飲むところには、もうやめて、と言いたくなりました。飲んでいる間もボビーのことを考えているのかと思うと、見ているこちらも落ち着かなかったです。
子供と過ごす時間は、つい後回しになることもあります。あとでゆっくり話そうと思って、そのまま一日が終わってしまうことも。
だから、警部が父親としての自分を振り返るところは、他人事には思えませんでした。ただ、この事件でそんなことまで背負わないでほしい!
公園にいたお母さんのことも気になりました。ひったくりを見て注意がそれた、その一瞬を利用する犯人には腹が立ちます。
子供を狙うために別の騒ぎを用意していたと知ると、なおさらです。お母さんに目を離させるところから計画していたなんて、嫌なやり方だった。
犯人の女性については、息子を手放した事情を知っても、私はどうしてもボビーのほうが気になりました。子供に会いたいのなら、ほかにできることはなかったの?
兄弟と計画を立てる間に、連れ去られる子供の怖さを少しでも考えてほしかったです。人違いでさらわれたボビーには、その女性の事情なんて関係ありません。
そんな中、ロバートが帽子を詳しく覚えていたくだりには、少しだけ救われました。知っていることを話している子供の受け答えに、こちらの肩の力もふっと抜けます。
でも、ブラッケンリードがお酒を重ねる姿を思い返すと、やっぱりつらい。執務室で泣いていた警部には、もう父親としての自分まで責めないで、と声をかけたくなりました。
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