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クルミットです♪
今回は、チャイナタウンで警官の遺体が見つかるところから始まります。亡くなったのは、第五分署のクーパー巡査。
仲間を失った悲しみはわかるけれど、その怒りを住民にぶつける警官たちには困ってしまいます。マードックが捜査を進めるうちに、警察の内側から嫌な話が出てきました。
そして、容疑をかけられた漢方薬店の店主チェンが、必死に守ろうとしている孫娘メイリー。その事情がわかると、口を閉ざしていたチェンを責められなくなります。
それでは28話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第2話「仲間の死」のあらすじ
マードックたちの第四分署と第五分署は、警察の競技会で決勝を控えていました。トーマス・ブラッケンリード警部は、自分たちの勝利にはあまり期待していない様子です。
そこへジョージ・クラブツリー巡査が、事件の知らせを持ってきます。中国系の住民が暮らし、店を営むチャイナタウンで、第五分署のクーパー巡査が殺されていたのでした。
捜査を任されたウィリアム・マードック刑事が遺体を調べると、殴られた痕があり、太ももの太い動脈が切れていました。大量の出血が死につながったとみられます。
しかし、第五分署の警官たちは、犯人を冷静に捜すどころではありません。中国系の住民を敵のように扱い、暴力まで振るう始末。
仲間が亡くなったからって、住民に何をしてもいいわけじゃないですよね。捜査の始まりから、もう嫌な気持ちになりました。
マードックの捜査には、クーパーの同僚だった二人の巡査が付きまといます。二人とも住民への偏見が強く、まともに話を聞こうとしません。
クラブツリーがつかんだ情報から、マードックは中国からカナダへの渡航を手配する商売の男性を訪ねます。クーパーは、その男性ともめていたのです。
男性は、クーパーが漢方薬店のチェンとも言い争っていたと説明。その際に出ていたのが、メイリーという名前でした。
そこで漢方薬店を訪ねるマードック。店にいた親族の女性がチェンを呼びに行くと、後をつけてきた二人の巡査も入ってきます。
マードックが穏やかに質問しようとしても、二人はチェンを脅すばかり。するとチェンは、立ち去ってもらおうと大金を差し出しました。
警官が来て、助けを求めるより先にお金を出すなんて。チェンが普段どんな扱いを受けているのか、この時点でもう心配です。
マードックは金を受け取らず、店で朝鮮人参を買って帰ります。脅しに加わらないマードックですが、チェンから十分な話は聞けないまま。
やがて、犯人を捕まえたという知らせが届きます。連行されようとしていたのは、殴られたチェンだったのです。
二人の巡査によれば、店からクーパーの時計が見つかったとのこと。マードックは捜査の責任者としてチェンの身柄を引き取りますが、メイリーのことを尋ねても答えてもらえません。
メイリーはチェンの孫娘。親族の女性は、祖父として孫を守ろうとしているのだと説明します。
メイリーを何から守ろうとしているの? チェンの沈黙には、ただ疑われたくないだけでは済まない事情がありそうで、落ち着きません。
マードックとブラッケンリードは、クーパーを悼むため、第五分署の警官たちが集まる酒場へ向かいます。ところが、第五分署の警部まで二人に敵意を向けてきました。
マードックは挑発に乗らず、クーパーのために来たと伝えます。身内の捜査を任された相手にまで、この態度とは困ったものです。
その後、渡航を手配する商売の男性がマードックを訪ね、警官への金の話を持ち出します。チャイナタウンでは、警官たちが住民から金を取り立てていたのだった。
男性も支払いを断ったために、クーパーに殴られたと告白。チェンが金を払わなくなった理由には、メイリーが関わっているというのです。
証拠を調べ直したマードックは、遺体の発見場所が本当の犯行現場ではないと突き止めます。クーパーが命を落としたのは、第五分署の警官たちが通う酒場の裏路地でした。
チャイナタウンで殺されたように見せかけていたなんて! あれほど住民を責めていた警官たちの顔を思うと、腹が立ってきます。
酒場の裏で、クーパーは同僚と争ったのではないか。マードックが警察内部へ目を向けると、第五分署からの反発はいっそう強くなります。
第四分署には、ネズミを使った嫌がらせまで届きます。それでも、マードックは捜査をやめません。
そんな中、競技会では両分署の対立が殴り合いに発展。警察幹部が仲裁に入りますが、その指示は、チェンを犯人として一時間以内に事件を終わらせろというものだったのです。
一時間で終わらせろって、競技会の予定がそんなに大事? チェンの人生がかかっているのに、あまりに乱暴な命令です。
残された時間で、マードックはチェンと親族の女性に話を聞きます。そして、幼いメイリーが警官から性的暴行を受けていたと知ることに。
チェンが金の支払いを拒んだのは、そのためでした。孫を傷つけた警察に、これまでどおり金を渡せるはずもありません。
クーパーは取り立ての際に事情を知り、強い衝撃を受けていました。その後、加害者の警官を突き止め、酒場の裏で問い詰めたと考えられます。
メイリーの話はつらかった。チェンが警官に事情を話せなかったことも、これを知ってしまうと無理もないと思います。
当初、マードックたちは、二人のうち特に露骨な差別発言をしていた巡査を疑います。メイリーが相手を意地の悪い人物として説明していたためです。
一方、クーパーの傷については、犯人が靴ひもを使い、出血を止めようとしたこともわかっていました。靴ひもを止血帯の代わりにして、助けようとしたのです。
そして競技会の綱引きが再開されます。マードックが気づいたのは、もう一人の巡査の左右でそろっていない靴ひもでした。
その違いに気を取られ、第四分署は綱引きに敗れてしまいます。しかしマードックは、クーパーと争った相手にたどり着いていました。
綱引きの最中に、足元の違いを見つけるとは! 勝負は負けてしまったけれど、今はその靴ひものほうがずっと大事。
第五分署が勝利を祝う席へ、マードックたち第四分署の面々が乗り込みます。一緒に来たのは、チェンと家族、そしてメイリーです。
メイリーは、自分を傷つけた巡査を指し示します。それは、マードックが靴ひもの違いに気づいた、もう一人の巡査だったのです。
巡査は、メイリーへの加害を一時の気の迷いで済ませようとします。クーパーに問い詰められた際も、相手が話を聞こうとしなかったと弁明。
クーパーの死は、争いの末に起きたものでした。巡査は出血を止めようとしたものの、助けられず、その後はチェンに罪をかぶせようとしていたのです。
助けようとしたことと、チェンを身代わりにしたことは別の話。メイリーを傷つけたうえ、おじいさんまで奪おうとするなんて、ひどすぎます。
真相を知った第五分署の警部も、巡査の弁明を受け入れません。周囲の警官たちも嫌悪を示し、犯人の巡査は連行されます。
チェンと家族はマードックに感謝を伝えます。ところが、競技会の表彰にやって来た警察幹部は、マードックに別の町への異動を持ちかけるのでした。
そのほうが本人もやりやすいという言い方ですが、マードックもブラッケンリードも断ります。幹部は最後に、警察と市民からの感謝を口にして去っていきました。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第2話「仲間の死」の感想まとめ
一番残ったのは、メイリーが犯人の巡査を指し示す場面です。自分を傷つけた相手の前に出るだけでも、幼い子にはつらいことだと思います。
それなのに、巡査は気の迷いだったと言い訳。メイリーの受けた傷を、そんな言葉で小さくしないでほしかった。
チェンの沈黙も苦しかったです。孫を守りたいのに、事情を尋ねてくるのも警官。その警官たちから暴力を受けているのだから、すぐにマードックを信じられなくても仕方ありません。
クーパーについても、気持ちは複雑なまま。メイリーへの加害には怒った人ですが、自分も住民から金を取り立て、支払いを拒んだ男性を殴っていたんですね。
そして、事件が解決した直後の異動話には、嫌な気分が残りました。チェンに罪をかぶせるのを止めたマードックに、ここを離れたほうがいいと勧めるなんて。
だから、あの場でブラッケンリードも一緒に異動を断ってくれたことには、少しほっとしました。
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