刑事マードックの捜査ファイル 第27話 あらすじ シーズン3第1話「私は誰だ」 記憶を失ったマードックと、アナとの口づけでよみがえるジュリア

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今回は、いつものトロントから遠く離れた英国で、マードックが追われるところから始まります。しかも、自分が誰なのかも分からない状態です。

頼れる仲間もそばにいないのに、追ってくる男たちは銃を持っている。そんな彼を助けてくれるのが、パブを営むアナでした。

一方、トロントでは第四分署の仲間たちが捜索を続けています。マードックの行方と、発見された射殺体がつながっていく今回のお話。

それでは27話を一緒に見ていきましょう!

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刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第1話「私は誰だ」のあらすじ

英国の町ブリストルで、ウィリアム・マードックは武装した二人組に追われています。逃げ込んだ先は、アナが経営するパブでした。

パブは英国の酒場のこと。マードックはそこで助けを得ますが、自分の名前も、この町に来た理由も思い出せません。

お金も身分を証明するものもなく、いつ英国に着いたのかさえ分からない状態です。そのうえ、追ってくる男たちは彼を殺人犯だとしています。

自分の名前も分からないのに、どうやって身を守ればいいの? こちらはマードックを知っているから、殺人犯扱いされるのが余計につらいです。

普段なら、分からないことを一つずつ調べていくマードック。しかし今回は、その調べるべき相手が自分自身になってしまいました。

アナは、事情の分からない彼をかくまいます。追われていて、身元も説明できない相手ですが、彼女はマードックを悪い人ではないと信じてくれるのです。

そして二人は、彼が何者なのか、なぜ命を狙われているのかを探り始めます。

アナが手を貸してくれて良かった! 何も説明できないときに信じてもらえるだけで、どれだけ助かるか。まずはここで少し休ませてあげたくなりました。

一方、トロントではマードックが姿を消してから一週間が過ぎていました。勤め先である第四分署の仲間たちは、彼の行方を捜しています。

トーマス・ブラッケンリードやジョージ・クラブツリーに加え、医師のジュリア・オグデンもマードックを案じていました。

捜索には、警察の上層部から指示を受けた第五分署の刑事も加わります。いつもの仲間だけではなく、別の分署からも応援が来ることになったのです。

一週間も居場所が分からないのはきついですね。こちらには逃げているマードックの姿が見えていても、待っているジュリアたちには、それすら分からないんですから。

応援の刑事は、クラブツリーの名前をなかなか覚えられません。銃には愛称までつけているのに、一緒に捜査する相手の名前ではつまずいてしまいます。

銃をかわいがるのもいいけれど、クラブツリーの名前も覚えてあげて! 捜索が心配な中で、このやり取りには少し気が緩みました。

やがて、トロントで男性の射殺体が見つかります。確認の結果、亡くなっていたのはマードックではありませんでした。

ブラッケンリードたちもジュリアも、彼の遺体ではなかったことに安堵します。しかし、その男性からはマードックにつながる手がかりが見つかるのです。

無事な姿を見つけたわけではなく、殺人事件とのつながりが出てきたことになります。捜索は、その死の事情も調べながら進んでいきます。

マードックではなくて、ひとまずほっとしました。ただ、亡くなった人がいる以上、安心だけでは済まない。彼の名前につながる手がかりまで出てきて、落ち着けません。

遺体には、普通とは違う銃弾の傷がありました。その傷から捜査陣は、強力な新しいライフル銃が使われた可能性を考えます。

遠くから狙えて、命中する精度も高い銃です。ただ銃で撃たれたというだけではなく、どんな武器が使われたのかが重要になってきます。

そして、トロントの仲間たちが手がかりを追う一方で、英国のマードックもアナとともに調べ続けます。離れた場所で捜査を進める双方が、暗殺の計画があるという考えにたどり着くのです。

遠くから正確に狙える銃が、暗殺に使われようとしている。追ってくる二人から逃げれば済む話ではなくなって、マードックを休ませてあげる余裕もなくなりました。

自分については思い出せないマードックですが、事件を解こうとする気持ちは失っていません。パブの黒板に考えを書きつけ、手がかりを整理していきます。

自分の名前や過去が抜け落ちていても、分からないことに向き合う姿は、いつものマードックです。

こんな状態でも、事件を放っておけないの? 黒板に考えを書いているのを見て、少しほっとしました。記憶がなくても、知っているマードックがそこにいたんですよね。

しかし、追手は容赦してくれません。マードックは捕らえられ、暴力を交えた取り調べを受けることになります。

この危機でも、彼を救ってくれるのはアナでした。彼女は一度かくまうだけで終わらず、何度もマードックの命を助けます。

思い出せずに困っている人に、暴力まで振るうのは腹が立ちます。アナ、助けてくれてありがとう! 彼女がいてくれることが、どんどん心強くなりました。

逃げる中で、マードックは腕を撃たれてしまいます。アナは彼を教会に避難させ、傷の手当てもしてくれました。

追手から逃がし、食事を用意し、けがをすれば世話をするアナ。身元さえはっきりしない彼のために、そこまで手を尽くしてくれます。

アナ自身も怖いと思うのに、傷の手当てまでしてくれるんですね。追われて、捕まって、撃たれて。マードックには、もう少し体を休める時間をあげてほしいです。

そんな二人は口づけを交わします。ところが、その口づけをきっかけに、マードックの中でジュリアの記憶がよみがえるのです。

今そばで助けてくれているアナと触れ合ったときに、思い出したのはジュリアでした。

ジュリアを思い出してくれたのはうれしいです。でも、きっかけがアナとの口づけだったのは切ない。ここまで助けてくれたアナのことも、すっかり好きになっていたので。

やがて記憶を取り戻したマードックは、ジュリアへの思いも取り戻します。アナとの間に生まれかけた恋は、そのまま続いていくことにはなりません。

彼女に何度も命を救われ、助け合った時間はありました。それでも、記憶を取り戻した彼の気持ちはジュリアへ向かうのでした。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン3第1話「私は誰だ」の感想まとめ

一番心に残ったのは、アナとの口づけでジュリアを思い出すところです。思い出せて良かったと感じたすぐあとに、アナが気の毒になってしまいました。

ジュリアのことは、もちろん忘れないでいてほしい。トロントで心配しながら捜している彼女を見ていると、なおさらです。

でも、英国でマードックを助けてくれたアナにも、幸せになってほしくなりました。かくまってくれただけでもありがたいのに、命の危険から救って、腕の傷まで手当てしてくれた人ですから。

口づけを交わすところまで近づいた二人だった。そこでジュリアを思い出すのは、アナの側に気持ちを寄せると、ちょっとつらかったです。

そして、黒板に考えを書いていくマードックも好きでした。自分が誰なのか分からなくても、事件のことは調べずにいられないんです。

あそこは、いつもの彼に会えたようで安心しました。無理はしてほしくないけれど、考え始めたマードックを見ると、少し頼りたくなってしまいます。

第四分署のみんなが捜してくれているのも、うれしかったところ。遺体が別人だと分かったときは、ジュリアたちと一緒にほっとする気持ちになりました。

今回はマードックがひどい目に遭う場面も多く、追手のしつこさにはイライラします。それだけに、助けに入ってくれるアナには何度も救われました。

記憶が戻った喜びのそばに、アナの寂しさが残ります。教会でマードックの腕を手当てしてくれた彼女を思うと、あの口づけのあとがやっぱり切ないです。

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