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クルミットです♪

今回は、天才刑事のマードックがまさかの死神から命を狙われるという、かなりショッキングなお話です。
舞台となるのは、人間の脳や特別な才能を研究しているちょっと不思議な研究所でした。
クロスボウの矢で射抜かれた博士の遺体、そして現場の岩に残された血文字から事件は幕を開けます。
科学捜査を信じるマードックの前に霊能者があらわれ、不吉な予言を突きつける展開には思わず息を呑みました。
車椅子に乗る患者たちの怪しい行動や、過去の悲惨な死をめぐる復讐劇に胸がざわつく。
それでは11話を一緒に見ていきましょう!

刑事マードックの捜査ファイル シーズン1「運命の矢」 のあらすじ

グレイソン脳科学研究所の創立者の1人であるフランシス・グラウト博士が、胸に矢が刺さった無残な姿で発見されます。
背中を矢で射抜かれて倒れた博士は、絶命する直前に自分の血を使って近くの岩へ文字を書き残す。
そこに残されていたのは「WY」という謎の2文字だったのです。
凶器として使われたのはボウガンで、至近距離から容赦なく狙われた形跡がありました。


息を引き取る直前に自分の血でダイイングメッセージを残すなんて、博士の執念に背筋が寒くなりました!

現場を調べていたジョージ・クラブツリー巡査は、犯人が足跡ひとつ残さずに消え去ったことに頭を抱えてしまいます。
19世紀末のこの時代は、まだ現代のような指紋認証や防犯カメラなんて影も形もない。
手がかりがまったく見つからない現場を前にして、クラブツリーが少し弱気になってしまう気持ちもよく分かりますよね。
するとマードックは、物理の法則では2つの物が触れ合えば必ず目に見えない微細な痕跡が移動するのだと部下に教えます。
「だから犯人は必ず名刺のような証拠を現場に残す」と語り、くじけそうな部下の背中を力強く押しました。
どんな些細なゴミやホコリも見逃さないというマードックの科学捜査へのこだわり、本当に頼もしいですね。

捜査の手がかりを求めて警察署へ戻ったマードックを、思いがけない人物が待ち受ける。
以前の事件でもマードックを驚かせた、霊能者のサラ・ペンソール。
彼女はグラウト博士が殺害される恐ろしい瞬間を、霊視の力ではっきりと見たと訴え出ます。
サラの話によると、犯人は全身を黒い大きな頭巾とローブで包んだ、まるで西洋の死神のような姿をしていたそうです。
目に見える証拠と論理しか信じないマードックは、あまりにオカルトめいた証言に困惑を隠せない。
しかし、サラが口にした次の言葉を聞いて、さすがのマードックも表情を強張らせる。
死神のような殺人者が最後に狙う標的は、ほかならぬマードック自身という宣告だったのです。


捜査をしているマードック本人が最後の犠牲者になるなんて、サラの予言が怖すぎて息が止まりそうになりました!

自分の命が狙われていると告げられて、平静でいられる人間なんてこの世にいるでしょうか?
科学を愛する冷静なマードックも、この不吉極まりない死の宣告には大きく心を揺さぶられます。
マードックは背筋に冷たいものを感じながらも、真相を暴くためにグレイソン脳科学研究所へ向かいました。
この研究所は人間の脳の働きや、世間一般には見られない特別な才能を持った患者を集めて研究を行う最先端施設だったのです。
当時の脳科学はまだ未知の領域ばかりで、世間からは奇妙な目で見られることも少なくない。

研究所に足を踏み入れたマードックは、亡くなったグラウト博士が受け持っていた3人の患者たちと面会します。
3人はそれぞれ脳に特異な症状や能力を抱えており、どこか浮世離れした独特の雰囲気を漂わせる。
マードックが事情を聞くと、3人とも事件が起きる前に博士とは会っていないと口をそろえて証言します。
彼らは本当に事件とは無関係なのでしょうか?
ところが詳しく聞き取りを進めると、全員が敷地内で黒い頭巾をかぶった怪しい人影を目撃していたことが分かります。


患者さんたちがみんな黒頭巾の死神を見ているのに、誰も正体を知らないのが本当に不気味です!

患者の中には、手先が異常に器用で不思議な機械を作り出してしまう人物の姿もある。
なんと自作の技術を駆使して、蒸気機関のようなスチームパンク風の電動車椅子を組み立てていたのです。
今から100年以上も前の時代に、電気の力で自由に走る車椅子を自作してしまうなんて驚きではありませんか?
一方、マードックの身を本気で心配する霊能者のサラは、真相を突き止めるために研究所への潜入を試みます。
サラの目的は、数年前にこの研究所で謎の死を遂げた若い女性患者の魂と対話することでした。
薄暗い研究所の一室で、サラは患者たちを集めて死者と交信するための降霊会を開く。
犯人の影がすぐそばまで迫る中で行われた降霊会、その異様な光景に思わず息を呑む。


薄暗い部屋でサラが死者の霊を呼び出す場面、部屋の隅から本当に死神が出てきそうでゾクゾクしました!

降霊会が進むにつれて、過去に命を落とした女性患者の死には深い闇が隠されている気配が漂い始める。
しかし警察の追及を嘲笑うかのように、研究所ではさらなる殺人事件が立て続けに起きてしまいました。
黒いローブをまとった死神は、ボウガンの矢を使って次々と関係者を血祭りにあげていきます。
殺された者たちは全員、あの亡くなった若い女性患者の死に深く関わっていたのでしょうか?
犠牲者たちの間に隠された共通点を探そうと、警察署の面々は必死になって過去の記録を洗い直す。
犯人は深い悲しみと怒りに取り憑かれ、激しい復讐劇を繰り広げていたのです。

マードックは霊視の言葉だけに頼るのではなく、現場に残された物理的な痕跡をひとつずつ丁寧に検証していきます。
被害者が遺した「WY」の文字の意味や、犯人が現場から逃げ出したルートを科学の目で徹底的に追究する。
そしてついに、死神のローブの下に隠されていた恐ろしい真実にたどり着きます。
連続殺人を犯していた真犯人は、重い脳卒中で半身不随になり、電動車椅子がなければ動けないとされていた患者だったのです!
この人物は別の患者が作った最新の電動車椅子に乗って生活し、周囲から完全に同情されていました。
体がまったく動かない哀れな患者という完璧な偽装を盾にして、警察の疑いの目を巧みにすり抜けていたわけです。


ずっと車椅子でぐったりしていた患者が実はスタスタ歩いてボウガンを撃っていたなんて、完全に騙されました!

真犯人は麻痺を完璧に演じ分けながら、夜になると車椅子から立ち上がり、黒い死神の姿となって復讐を実行する。
そしてサラが予言した通り、真相に気づいたマードックが死神の最後のターゲットとして狙われます。
暗闇の中で冷たく光るクロスボウの矢先が、容赦なくマードックの胸元へと向けられる。
科学捜査官としての誇りと己の命をかけた、絶対に負けられない決死の瞬間。
しかしマードックは決してパニックに陥ることなく、研ぎ澄まされた観察眼と機転で死神の不意を突きます。
激しいもみ合いの末にマードックは見事に犯人を組み伏せ、冷酷な連続殺人犯を逮捕することに成功しました。
こうして、研究所を恐怖の底に突き落とした死神の復讐劇は、マードックの勇気と知恵によって幕を閉じたのでした。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン1「運命の矢」 の感想まとめ

何と言っても一番ゾッとしたのは、電動車椅子に乗って重病人のふりをしていた患者が真犯人だった場面です。
体の自由がきかない弱者だと信じ込ませておいて、陰では黒い頭巾をかぶって矢を放ちまくっていたなんて悪質すぎませんか?
しかも別の患者が善意で作ってくれたスチームパンク風の車椅子を、自分の隠れ蓑に利用するなんて本当に腹が立ちます!
あんなに弱々しく座っていた人が、夜になると元気に歩き回って復讐に狂っていた姿を想像すると背筋が寒くなります。
過去に亡くなった女性のために怒りを爆発させた気持ちは分かりますが、無関係な人まで手にかける身勝手さには怒りを覚える。
復讐のためならどんな嘘をついても許されると、犯人は本気で思っていたのですか?
それから、いつも冷静沈着なマードックが霊能者のサラに振り回される姿もすごく印象に残っています。
普段は「科学こそがすべて」と言わんばかりに知的なマードックが、最後の標的はあなただと言われて動揺する姿、とても人間らしくて親近感が湧きませんか?
現場で落ち込む部下に「物質が接触すれば痕跡は必ず残る」と説いたあの格好良さとの落差、ファンにはたまらない見どころですね。
マードックとサラという、科学と霊視という真逆のコンビによる捜査のやり取りには独特のおかしみがある。
19世紀末のまだ電気が珍しかった時代に、自作の電動車椅子という超ハイテクな機械が出てくる設定も面白くありませんでしたか?
当時の最先端技術と、ボウガンや死神のローブという古めかしいアイテムが同居する世界観はとても不思議な魅力に満ちていた。
サラが降霊会で死者の無念をすくい上げようとする場面、胸が締めつけられるような切なさを感じませんでしたか?
科学捜査の限界を霊視が補おうとする緊張感の中で、最後はマードック自身が知恵と度胸で運命を切り開いた展開は本当に見事です。
予言された死の運命を前にしても決して怯まず、暗闇の中でボウガンを構える死神に真っ向から立ち向かったマードックの姿、文句なしにかっこよくありませんでしたか?
最後、絶体絶命の危機を鮮やかに脱して殺人犯を取り押さえたマードックの勇気ある行動に心から拍手を送りたいです!

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