刑事マードックの捜査ファイル 第12話 あらすじ シーズン1「暗殺計画」 遊び人の王子に振り回される警護と公園の遺体に困惑する父親

ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪

今回はイギリス王室のアルフレッド王子がトロントを訪れるお話です。
ビクトリア女王のお孫さんがやって来るということで、警察署の中は朝から大騒ぎになります。

しかも警護を任されたクラブツリー巡査が、自由すぎる王子のお世話で本当に大変な目に遭うんですよ。
その一方で王子の暗殺計画が囁かれ、公園で不可解な女性の遺体が見つかります。
遺体確認に来た父親の証言や、マードックの神学校時代の旧友まで絡んできて、事件はどんどん複雑になっていきました。
それでは12話を一緒に見ていきましょう!

刑事マードックの捜査ファイル シーズン1「暗殺計画」 のあらすじ

ビクトリア女王の孫であるアルフレッド王子が、カナダのトロントを訪問することになりました。
当時のカナダはイギリス連邦の自治領なので、英国王室の訪問は国全体を揺るがす重大事です。

この王子の警護担当として、ウィリアム・マードック刑事とジョージ・クラブツリー巡査が選ばれます。
ところが、王子の補佐官を務めるデイビッド・ジェニングスは非常に気難しく、要求の多い人物でした。
警察の警護体制に対して最初から不満顔で、あれこれと厳しい指図を飛ばしてきます。

一方、主役であるはずのアルフレッド王子本人は、パーティーや綺麗な女性が大好きな遊び人でした。
警護の気苦労などまったく意に介さず、夜の街へ繰り出そうとします。
真面目なクラブツリーは、この自由奔放な王子の護衛兼お世話係に指名されてしまいました!

自分勝手に出歩く王子とピリピリ怒る補佐官の板挟みで、クラブツリーの胃が本気で心配になります!

そんな中、補佐官のジェニングスから警察へ深刻な警告が伝えられます。
アイルランド共和主義同盟、通称「ブラザーフッド」が王室の人物を狙っているという極秘情報でした。
アイルランド共和主義同盟は、イギリスの支配からアイルランドの完全な独立を目指す政治組織です。
目的を達成するためなら武力闘争も辞さない過激な集団として、当局から強く警戒されていました。
もしも王子の滞在中にテロが起これば、国家間の大惨事になってしまいます。

その不穏な警告がもたらされた同じ夜、トロント市内の公園で若い女性の遺体が発見されました。
急報を受けたマードックは、ヒギンズ巡査とともに現場へ急行します。
暗闇に包まれた公園の片隅で、女性は静かに息絶えていました。
現場を詳しく調べると、女性の指に奇妙な指輪がはめられていることに気がつきます。
それは、まさにブラザーフッドのメンバーであることを証明する指輪でした。
彼女の肩には、組織の人間であることを示す特徴的な入れ墨まで彫られていたのです。

警察の調査により、亡くなった女性はマギー・ギルパトリックという人物だと判明します。
王室の暗殺を狙う過激派組織と、公園で見つかった若い女性の不気味な死。
これは単なる行きずりの殺人事件なのか?
それとも王子を狙う暗殺計画の一環として消されたのか?

暗殺組織の指輪をはめた遺体が見つかるなんて、不気味すぎてゾッとしちゃいます。

マードックたちは身元を正式に確定させるため、マギーの父親を警察署へ呼び出しました。
突然の呼び出しに動揺しながら、父親は安置室へ案内されます。
ところが、娘の遺体と対面した父親は激しく取り乱して叫びました。
「この遺体は私の娘のマギーではない」
父親はそう断言したのです。

父親の主張によると、遺体の肩にある入れ墨は娘のものとは全く違う模様でした。
娘の肩には別の印があったと訴え、目の前の遺体は赤の他人だと突っぱねます。
でも、遺体の特徴や所持品はマギーのものと一致している状態。
父親は愛する娘の非業の死を認めたくなくて嘘をついているのか?
あるいは組織の報復から娘の名誉を守るため、偽りの証言をしているのですか?
父親の必死すぎる否定に、マードックは拭いきれない疑惑を抱きます。

あの父親の必死な表情、ただ悲しんでいるだけとは思えなくて本当に引っかかります!

遺体の身元が揺らぐ中、マードックとヒギンズは公園周辺の聞き込みや捜査を続けました。
すると捜査の最中、マードックは思いがけない旧友と偶然の再会を果たします。
かつて自分が神学校で学んでいた頃、寝食をともにした親しい友人でした。

マードック自身、若い頃はカトリックの聖職者を目指して神学校に身を置いていた過去があります。
懐かしい旧友との再会に、捜査の緊張で張り詰めていたマードックの顔にも笑みがこぼれました。
しかし、その旧友の素性を調べるうちに、不穏な疑惑が持ち上がります。
なんとその友人は、アイルランド共和主義同盟に強い共感を寄せている可能性があったのです。

かつての友人は、王子の暗殺計画に関与しているのか?
それとも単なる政治的な支持者に過ぎないのですか?
マードックにとって、青春時代を分かち合った友人をテロの容疑者として疑うのは胸が張り裂ける思いでした。
刑事としての職務と、旧友への個人的な情の間で葛藤が深まります。

信じていた昔の友達に捜査の目を向けなきゃいけないなんて、マードックの心中を思うと切ないです。

一方、警察署ではクラブツリーが過酷な任務に追われ続けていました。
暗殺の脅威がすぐそこまで迫っているというのに、アルフレッド王子はまったく危機感がありません。
王子は監視の目を盗んではトロントの繁華街へ繰り出し、女性たちと遊び回ろうとします。
補佐官のジェニングスは不機嫌さを爆発させ、警護の不手際をクラブツリーに怒鳴り散らしました。
クラブツリーは王子の我儘に振り回され、走り回って汗だくになります。

公園の遺体は本当にマギーなのか、それとも父親の言う通り別の誰かなのか?
指輪と入れ墨が意味するブラザーフッドの狙いは何なのか?
マードックは、公園で見つかった証拠を一つひとつ科学的に照らし合わせます。
王子の背後に迫る暗殺者の影と、引き裂かれた親子の真実。
マードックは友への疑念を押し殺し、冷徹に事件の真相を解き明かそうと挑むのでした。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン1「暗殺計画」 の感想まとめ

今回一番印象に残ったのは、やっぱりクラブツリーが遊び人の王子に振り回されてボロボロになっていた場面です!
ビクトリア女王のお孫さんという最高峰のVIPなのに、中身はパーティーと女の子が大好きな困ったお坊ちゃん。
しかも補佐官のジェニングスがめちゃくちゃ口うるさくて、何かあると全部クラブツリーのせいにされます。
「僕、何でこんな役回りを押しつけられたんだろう」っていうクラブツリーの悲哀が全身から漂っていて、本当に気の毒でした。
それでも愚痴を飲み込んで懸命に王子の後を追いかける姿、健気で愛おしくなります。

そして公園で見つかった遺体の父親の証言、あれは見ていて本当に胸がざわつきました!
娘の変わり果てた姿を前にして、「これは娘じゃない」と頑なに拒絶するあの異様な空気感。
肩の入れ墨が違うと訴える声の震え方に、何とも言えない切迫感がありました。
我が子の無残な死を受け入れたくない親の哀しい現実逃避なのか?
それともアイルランドの過激派組織が絡む恐ろしい裏事情を知っていて、何かを隠しているのですか?
理不尽な運命に巻き込まれた親子の姿に、胸がギュッと締めつけられました。

そしてマードックが神学校時代の旧友と再会する展開も、かなり切なかったですね。
マードックがかつて神学校にいたという過去の背景が自然に出てくるのもファンとしては嬉しいところ。
でも、その旧友がアイルランド共和主義同盟のシンパかもしれないと分かった瞬間、空気が一変しました。
若い頃の純粋な友情と、大人になって背負ったそれぞれの立場。
もし友人が王室暗殺のテロリスト側だったとしたら、刑事として自分の手で逮捕しなければなりません。
旧友を見つめるマードックの瞳に宿る苦悩が静かに伝わってきて、見ていて苦しくなりました。

当時のイギリスとアイルランドの歴史的な対立関係が事件の背景に深く組み込まれていて、物語にすごく重みがあります。
単なる「王子様の暗殺阻止」という冒険活劇で終わらせず、政治に翻弄される一般市民の悲哀をきっちり描いているのがこのドラマらしいところ。
重苦しい政治の闇や親子の悲痛な叫びがあるからこそ、クラブツリーのドタバタした奮闘が息抜きとしてすごく効いていました。
最後は理不尽な怒られ役に耐え抜いたクラブツリーの肩を、ポンと叩いて労ってあげたくなります!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です