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クルミットです♪
今回は、グレース検視官が友人たちと過ごしていた夜に、殺人事件が起こります。嵐で停電したあと、ランプの明かりの中で命を落とすのは、医大時代からの友人でした。
友人同士のカードゲームと聞けば、気楽な集まりを思い浮かべますよね。ところが、このゲームには、勝った人が死を体験するという怖い目的があったのです。
グレースがそこに加わっていることにも、戸惑ってしまう今回。一方、警察署ではブラッケンリードとクラブツリーが、ある証人を預かることになります。
それでは62話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第10話「天国への階段」のあらすじ
嵐の夜、グレース検視官は友人たちとトランプゲームをしています。その最中に停電が起こり、家の中は暗闇に包まれました。
ランプに明かりをともすと、参加者の一人が首を押さえています。その人物は、やがて息絶えてしまうのです。
明かりがついても安心できないなんて。さっきまで一緒にカードをしていた人が苦しんでいる、その状況だけでもつらいです。
亡くなったのは、ジェイコブ・オリバー。グレースとは、医大時代からの友人という間柄でした。
グレースは事件のあった集まりに、客として参加していました。今回は、亡くなった人を調べる検視官である彼女自身が、被害者をよく知る立場にいます。
仕事で死と向き合っているグレースでも、友人の死となれば話は別。医大時代から知っている相手だと思うと、こちらも胸が痛くなります。
事件を受けて、ウィリアム・マードック刑事が人里離れた家へ向かいます。そして、その場にグレースがいることを知りました。
マードックは、集まりの様子に何かがおかしいと気づきます。ジェイコブの死を調べていくうちに、参加者たちがカードをしていた本当の目的も明らかになっていきます。
グレースがいると分かれば、いつもなら少し心強いのに。今回は彼女も事情を知る参加者なので、いつものようには受け止められません。
ジェイコブの喉には、金属片がありました。彼の死は、殺人事件だったのです。
停電のあとに突然命を落としたジェイコブ。その喉に残されたものは、友人たちが集まっていたこの家で、人が殺されたことを示しています。
喉に金属片というのが、聞くだけでも痛い。首を押さえていたジェイコブを思い返すと、あの苦しみ方まで重く残ってしまいます。
そしてマードックは、カードゲームに隠されていた目的を知ります。参加者たちは、誰が死を体験する機会を得るかを決めるために、勝負をしていました。
勝者に与えられるのは、一度死んでから生き返る機会。彼らはそれを、ゲームに勝った人の特権として扱っていたのです。
勝った人が死を体験するなんて! カードを配る前に、その勝負から降りたくなります。勝つことがこんなに怖いゲームは嫌です。
グレースと友人たちは、人をいったん死なせ、その後に生き返らせることで、死後の世界をのぞこうとしていました。生きている間には分からない世界に触れることが、彼らの目的だったのです。
ここでいう死の体験は、死後の世界について話し合うだけのものではありません。実際に人の命を危険にさらす試みに、グレースも関わっていました。
グレース、本当に戻ってこられるの? 死後の世界が気になる気持ちは分かっても、そこを確かめるために命をかけるのは怖すぎます。
この集まりでは、生き返らせることを前提に、死を体験しようとしていました。しかし、ジェイコブについては、喉に金属片があり、殺害されたことが分かっています。
死を体験するための集まりで、実際に殺人が起きたという状況です。マードックは、その場にいた人々の目的を知ったうえで、ジェイコブの死を調べることになります。
死んだあとに戻ってくるつもりでも、ジェイコブは命を落としてしまった。その事実があると、参加者たちの試みを落ち着いて聞くのも難しかったです。
一方、警察署にも嵐の影響が出ています。第二分署では、人を一時的にとどめておく留置場が浸水し、証人を別の場所で預かる必要が生じました。
そこで、トーマス・ブラッケンリード警部とジョージ・クラブツリー巡査が、その証人を預かることになります。二人は、署で男性を守る役目を引き受けます。
留置場まで水が入るとは、嵐の被害も困ったものです! 人を預かっている場所だけに、雨がやむまで待とうとも言えないですね。
預かった男性は、悪名高い殺人犯に不利な証言をすると承諾していました。ブラッケンリードとクラブツリーが守るのは、そうした事情を抱えた証人です。
第二分署の浸水をきっかけに、二人はこの男性の警護を担うことになります。マードックが家で殺人事件を調べている間、署でも人を守る仕事が続きます。
殺人犯について証言する人を預かるとなると、気を抜けません。ブラッケンリードとクラブツリー、どうか頼みます!
グレースが加わっていたカードゲームは、死後の世界に触れるためのものでした。そして、その場で亡くなったジェイコブは、グレースにとって医大時代からの友人です。
マードックは、普段は検視官として捜査に関わる彼女が、事件の起きた集まりにも関わっていたという事情に向き合います。
グレースの名前を知っているだけに、この集まりを遠い人たちの話として聞けないんです。危ないことに参加していたと分かると、心配と戸惑いが残りました。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン5第10話「天国への階段」の感想まとめ
いちばん残ったのは、カードの勝者が死を体験する機会を得ると分かったところでした。グレースたちが何を目指して集まっていたのかを知って、私はそこで足が止まるような気持ちに。
勝った人が喜べるものとして、死を体験する機会が用意されている。その考え方に、なかなかついていけなかったです。
死後の世界に興味を持つこと自体は、私にも分かります。亡くなったあとに何があるのか、ふと気になることはある。
でも、自分の命を使って確かめるとなったら、怖くてたまりません。しかも、生き返らせてもらうところまで人に任せるなんて!
グレースも、その危うい集まりに参加していました。いつも検視官として頼りにしている人だから、余計に落ち着かない。
命や体について学んできた彼女なら、危険も分かるのではないの? そう思ってしまうぶん、少し腹立たしくもなりました。
グレースに何かあったら嫌なんです。死後の世界に近づくための席に座っていると知るだけで、もう十分に心配だった。
そして、ジェイコブが彼女の医大時代の友人だったことも、あとからじわじわ来ます。事件の被害者という言い方だけでは済ませられない相手です。
一緒に過ごした昔がある人が、同じ集まりの最中に亡くなってしまう。グレースとジェイコブの関係を思うと、カードゲームの奇妙さばかりに気を取られてもいられません。
勝者の特権として死を扱っていた場所で、ジェイコブは本当に命を失いました。生き返ることを前提にした話を聞いても、その死が軽くなるわけではないんです。
「天国への階段」という題名も、今回はあまり穏やかには受け取れなかった。グレースには、その階段へ自分から近づいてほしくありません。
ランプがともったあと、首を押さえたまま息絶えたジェイコブの場面は、やっぱりつらかったです。
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