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クルミットです♪
今回は、トロントの港で見つかった古い遺体から、思いがけない秘密が出てきます。亡くなった人が握っていたウィスキーの瓶には、ただのお酒の容器では済まない仕掛けがありました。
一人の死を調べていたマードックの前に、国の安全に関わる問題が持ち上がります。そして、あのカナダのスパイも登場。捜査に口を出されると、こちらまで落ち着かなくなってしまいますね。
消えた金塊の行方まで触れていきます。
それでは46話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン4第7話「水底に潜む謎」のあらすじ
トロントの港で作業をしていた人たちが、地中深くから遺体を発見します。そこは以前、客船が着く桟橋があり、その後は埋め立てられた場所でした。
駆けつけたのは、ウィリアム・マードック刑事とジョージ・クラブツリー巡査。遺体が見つかったのは、地表からおよそ4.5メートルも下です。
亡くなっていたのは、ウィスキーの瓶を握った老人。遺体はかなり古く、1860年代半ばのものとみられます。
こんなに深い場所に、長い間埋もれていたなんて。工事で見つけてもらえたことだけは、少し救われる気がしました。
マードックは遺体を前に、十字を切ります。祈りの際に行うしぐさですが、それを見たクラブツリーもまねようとするのでした。
クラブツリー、そこもまねするんですね。重たい始まりの中で、彼のこういうところには少し気持ちがほぐれます。
ジュリア・オグデン博士が遺体を調べると、殺された疑いが出てきます。残されていた品の一つは、1862年製の拳銃だった。
そして、遺体には鎖も伴っていました。これは沈めた体が浮かび上がらないようにするためのものです。
ただ水に落ちて亡くなったという話では済みません。古い遺体のそばに残された品が、当時の出来事を調べる手がかりになっていきます。
浮かんでこないように鎖まで使うなんて、ひどいです。見つかったときの姿を思うと、この人をそのままにしておけません。
オグデンの検死結果を受け、マードックはウィスキーの瓶を調べます。すると、瓶には二重底の仕掛けがあり、中に文書が隠されていたことが分かりました。
瓶を調べる中で見つかるのは、暗号の一部。老人が握っていた品から、捜査は別の方向へ進み始めます。
お酒の瓶に、そんな隠し場所があったとは! 遺体と一緒に残ったものが、急に気になる手がかりになりました。
隠された文書には、カナダの初代首相の署名がありました。港で見つかった老人と、国の中心にいた人物とのつながりが出てきたのです。
一方、古い新聞の記録から、1864年に行方不明になった大臣の存在が分かります。遺体の主は、軍や国防を担当していたその大臣だった。
何十年も前に姿を消した人物が、ようやく見つかったことになります。しかし、発見されたのは鎖とともに沈められた遺体でした。
身元が分かっても、ほっとできる話ではありません。大臣という肩書きより、こんな状態で長く見つからなかったことがつらいです。
文書と暗号を追う捜査は、やがて国家の安全に関わる問題になります。その背景にあるのは、アメリカの南北戦争でした。
南北戦争は、1860年代にアメリカの北部と南部が争った戦争です。今回の事件には、その戦争にカナダがどう関わっていたかという、国同士の関係に響く秘密が結びついていました。
話は当時の首相の耳にも入ります。初代首相の署名が残る文書を、今の首相も関わる問題として調べることになったわけです。
一人の遺体を調べていたら、首相にまで話が届くとは。マードックが確かめたいことの前に、大きな事情が持ち込まれてしまいました。
そこへ現れるのが、マードックの宿敵であるカナダのスパイ。彼は事件から手を引くように警告します。
国の安全を理由に、捜査を止めようとする相手です。遺体の身元が分かり、文書の謎も出てきたところで、マードックは横から口を出されることになります。
人が殺されているのに、それで調べるのをやめろということ? 国の事情があるにしても、この警告にはイラッとしました。
そして、このスパイが持ってきた情報から、100万ドル相当の金塊が盗まれた事件とのつながりが明らかになります。南北戦争のさなか、カナダ政府から奪われた金塊です。
古い遺体、隠された文書、そして消えた大金。それぞれが、何十年も前の事件へとつながっていきます。
100万ドル相当の金塊まで出てきました! 話が大きくなるたびに、港で見つかった人のことが後回しにされそうで嫌になります。
当時、金塊の強奪に関わった者たちは、それぞれ別の思惑を抱えていました。仲間同士でも、狙いがそろっていたわけではありません。
その中で、金塊を運んでいたとされる船が沈没。金塊も船と一緒に失われたと思われていたのです。
事件からは、すでに30年以上が過ぎていました。水底に沈んだとされる金塊の行方を、マードックたちは改めて追うことになります。
関わった人たちが、それぞれ別のことを考えていたなんて。大金の話をしながら、仲間のことも信用できなかったのかなと、落ち着かない気持ちになりました。
しかし、調べていくうちに、金塊が船とともに沈んだという話が覆ります。強奪を仕組んだ人物は、船で運ぶ前に金塊をすり替えていたのでした。
本物の金塊を隠した場所は、棺の中だった。そして、その棺は墓地に埋められていました。
そんなところまで隠し場所に使うの? 金塊のために棺まで利用するなんて、ちょっと嫌な気分です。
船が沈んでも、金塊そのものは失われていませんでした。水底にあると思われていたものが、実際には墓地の土の下に残っていたと分かります。
ところが、隠した本人は、その棺を掘り返す前に亡くなっていました。金塊をすり替え、棺に入れて埋めるところまでは進めても、自分で取り出すことはできなかったのです。
そこまで用意しておきながら、掘り返す前に亡くなってしまったとは。本人には気の毒と思えないけれど、残された金塊を思うと、なんとも言えません。
港で見つかった遺体から始まった捜査は、こうして金塊の隠し場所にたどり着きます。船の沈没によって消えたと思われた財宝は、棺に隠され、長い間墓地に埋もれていたのでした。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン4第7話「水底に潜む謎」の感想まとめ
いちばん驚いたのは、金塊が棺の中に隠されていたと分かるところです。船と一緒に沈んだという話を聞いていたので、墓地に埋められていたとは思いませんでした。
しかも、隠した本人が取りに戻れないまま亡くなっていたという結末。金塊を手元に残すためにすり替えまでしたのに、結局は土の下に置いたままになってしまった。
うまく隠せたところで終わりではなかったんですよね。棺の中に金塊が残ったという話には、驚いたあとで妙なむなしさもありました。
ただ、私が途中で引っかかっていたのは、やはりスパイの警告です。国家の安全と言われても、遺体が見つかったばかりの捜査から手を引けというのは、受け入れにくい話。
まずは亡くなった人のことを調べさせてほしい!
大臣だったと分かってから、周りの事情がどんどん大きくなります。でも、鎖をつけられて沈められた人がいたことは、ずっと頭に残っていました。
ウィスキーの瓶に文書が隠されていたのも気になるところでしたが、私は最初に出てきた鎖がきつかったです。浮かんでこないようにするため、と分かると余計につらい。
そんな始まりだったので、マードックを見て十字を切ろうとするクラブツリーには、少しほっとしました。大きな秘密も金塊もまだ出てこない、遺体を前にした場面です。
亡くなった人に向かって十字を切るマードックの姿には、この人を見つけたのが彼でよかったと、素直に思いました。
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