刑事マードックの捜査ファイル 第44話 あらすじ シーズン4第5話「姉妹の秘密」 電信で届いた写真が暴く、妹になりすました女

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今回は、妹を訪ねてパリから来た女性が姿を消してしまいます。ホテルに残された鍵と、見つからないカメラ。妹に会いに来ただけなのに、何に巻き込まれてしまったのか気になります。

ウィリアム・マードック刑事と組むのは、フランスのギョーム刑事。性格の違う二人が、姉妹の周りに隠された秘密を追っていきます。

結末まで触れていますので、未見の方はご注意くださいね。
それでは44話を一緒に見ていきましょう!

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刑事マードックの捜査ファイル シーズン4第5話「姉妹の秘密」のあらすじ

トーマス・ブラッケンリードが地方政治への進出を考えている一方、マードックは若い女性の失踪事件を調べます。女性はパリから、トロントにいる妹を訪ねてきていました。

妹の婚約者ロデリックは、ホテルの経営者です。捜査は、そのホテルを中心に進みます。

見つかった姉のバッグには、409号室と212号室の鍵、そして写真のフィルムが入っていました。しかし、カメラそのものがありません。

エレベーター係によれば、姉はカメラを取りに4階へ向かったあと、2階で降ろしてほしいと頼んだそうです。マードックは、めったに使われない212号室を調べます。

バッグが残っているのに本人がいないと、それだけで嫌な感じがします。カメラまで消えているのが引っかかる!

そこへ現れたのがギョーム刑事。モントリオールで開かれる国際的な警察協力の会議に出席するためカナダに来ていた彼は、姉妹の父親から娘を捜してほしいと頼まれていたのです。

二人は、姉の部屋にあったフランス語の手紙を確認します。差出人は、姉に面会を断られていた男性でした。

ギョームは手紙に出てくる歌に気づき、マードックはそれが住所を示していると見抜きます。二人の気づきから、男性の居場所が判明!

男性は、モントリオールからの列車で姉と知り合ったと説明します。姉のほうからホテルで会う約束をしたのに、到着後は急に会ってくれなくなったという話でした。

自分から誘っておいて、ホテルでは会おうとしないのはなぜ? この男性も、理由が分からず戸惑っていたんですね。

ホテルを訪ねた二人は、船上で撮られた写真に目を留めます。そこには、妹が浮かない顔で写っていました。

姉から届いた手紙も確認すると、姉が妹を案じていたことが分かります。そしてホテルの従業員から、髪形も服装も違う姉を街角で見かけたという知らせが入ります。

捜すには顔写真が必要ですが、パリから取り寄せると何週間もかかります。そこでマードックが考えたのが、電信を使って写真を送る方法でした。

当時の通信手段である電信で写真の情報を送り、受け取った側で絵として再現する仕組みです。父親に写真を送ってもらい、ジョージ・クラブツリー巡査たちが作業を進めます。

写真が届くまで待てないから、自分で方法を考えてしまうマードック。こういうときの頼もしさはうれしい!

しかし、捜索の途中で女性の遺体が見つかります。遺体は駅にあった、大型の旅行用トランクに詰められていました。

ジュリア・オグデン医師の調べで、顔が硫酸によって傷つけられ、見分けられない状態だと分かります。妹は体のあざを見て、姉に間違いないと確認しました。

生きて見つかってほしかったです。顔まで分からなくされているなんて、ひどすぎる。

トランクの出所は、212号室の隣にある214号室でした。そして疑われたのは、列車で姉と知り合った男性です。

彼の職場であるガラス工場では、硫酸を扱っていました。姉の髪の一房を持っていたことも、疑いを強めます。

男性は、髪は姉からもらったものだと説明。事件当日は家族のもとを訪ねていたと主張し、あとから届いた電報でアリバイが確認されます。

マードックは、ロデリックの電気自動車に使われている蓄電池にも硫酸があることを思い出します。ただ、それだけでは殺した理由が分かりません。

そこへクラブツリーが、姉の別のカメラが質屋から届けられたと報告します。フィルムを現像すると、ロデリックとホテルのベルボーイが性的な関係を持っている写真が出てきます。

姉が撮ったのは、この写真だったんだ! 秘密を知られたロデリックへ、疑いが向くのも無理はありません。

妹に事情を聞くと、ロデリックとの結婚には取り決めがあったと認めます。二人とも相手との肉体関係を望まず、その条件に納得していたのです。

ロデリックも、214号室にいたところを姉に撮影されたことは認めます。ただ、服を着る前に姉は逃げてしまったと説明し、殺害は否定します。

マードックは、逃げ込む姉を見たロデリックが、どの部屋にも入れるマスターキーで212号室に入った可能性を指摘します。ベルボーイを帰していたため、ロデリックのアリバイを証明する人はいません。

姉のバッグが212号室の窓の下に落ちていたことも気になります。追ってくるロデリックから何かを守ろうと、姉が投げたとも考えられます。

ギョームはロデリックが犯人だと確信しますが、マードックには納得できない点が残ります。犯人なら、なぜ窓の下のバッグをすぐに回収しなかったのかという点です。

ここまで疑う材料がそろっていても、気になることを放っておかない。マードック、もう少し調べて!

二人は質屋を訪ね、カメラを売った金髪の女性を捜し出します。女性は拾っただけだと言い張りますが、留置されているロデリックの前に連れていくと、話が変わります。

ロデリックは、その女性を失踪した姉だと認めたのです。

女性は本物の姉ではありません。誰かが彼女を姉に見せかけ、ロデリックに会わせていたことになります。

マードックは、本物の姉を殺したあと、替え玉を使ってロデリックに罪を着せた可能性を考えます。しかしギョームは、妹が自分の姉を殺したとは信じられません。

妹が姉を殺したということ? あざを見て遺体を確認した場面まで、落ち着いて受け止められなくなります。

そこへ、電信で届いた写真の再現が進みます。写っている女性を見たマードックは、ホテルにあった船上の写真を確認しに戻ります。

そして分かったのは、妹として接していた女性が、そもそも本物の妹ではなかったという事実でした。

ギョームは女の正体を突き止めます。彼女はフランスで別の殺人事件を起こし、手配されていた人物です。

女はパリからの船旅で本物の妹と知り合い、ロデリックとの結婚について聞いていました。裕福な相手と、肉体関係を求められずに暮らせる。その生活を、自分のものにしたくなったのです。

ロデリックと妹は手紙で結婚の話を進めており、彼は相手の顔を知りませんでした。女は本物の妹を殺し、その立場を奪っていたのでした。

そこへ訪ねてきたのが姉です。姉には入れ替わりを隠せないため、女は姉を監禁し、別の女性を雇って姉のふりをさせていました。

列車で知り合った男性をホテルから遠ざけたのも、本物の姉を知る彼に替え玉を見破られないためでした。突然会うのを拒んだ理由が、ここでつながります。

女は姉も殺し、その罪をロデリックに着せようとしていました。彼が処刑されれば、財産まで手に入れるつもりだったのです。

追い詰められた女は、妹から聞いた暮らしが理想的だったこと、姉の訪問で秘密がばれそうになったことを認めます。

妹の暮らしを奪って、訪ねてきた姉まで殺すなんて。自分が欲しいもののために、そこまでできることに腹が立ちます。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン4第5話「姉妹の秘密」の感想まとめ

一番残ったのは、電信で再現した写真から、本物の妹が分かる場面です。姉を捜すための写真が、すでに妹まで殺されていた事実につながるなんて。姉妹のどちらも戻ってこないのが、きつかった。

遺体のあざを確認していたのも、妹を装った犯人だったんですよね。あのときは身内として姉を確認していると思っていたので、あとから思い返すと嫌な気持ちになります。

ロデリックの写真が出てきたところでは、私も彼を疑いました。でも、当人同士が納得していた結婚の条件を、他人が利用して命も財産も奪おうとするのは、あまりに身勝手です。

ギョームが犯人を確信しても、マードックがバッグの疑問を手放さなかったのは良かったです。あそこで捜査を終えていたら、ロデリックまで女の思いどおりにされていたところでした。

クラブツリーたちの写真を再現する作業にも、最後は助けられました。届きかけた顔を見てホテルの写真を確かめに戻ったマードックには、よく気づいてくれたと言いたいです。

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