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クルミットです♪
西部劇のショーが街にやってきて、マードック刑事たちも楽しそうに見物に出かけます。
華やかな大舞台の真ん中で思いがけない悲劇が起きて、楽しいお祭り気分が一瞬で吹き飛びました。
それでは14話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第1話「大西部の伝説」 のあらすじ
カナダのトロントに、アメリカで有名なバッファロー・ビルのワイルド・ウェスト・ショーがやって来ます。
移動遊園地のように各地を巡るガンマンたちの見せ物は、当時の人たちにとって夢のような娯楽だった。
ウィリアム・マードック刑事も、トーマス・ブラッケンリード警部やジョージ・クラブツリー巡査、ジュリア・オグデン医師と一緒に客席へ足を運びます。
大歓声の中で始まったのは、相棒が放った銃弾をもう一人が口の歯で受け止めるという命がけのスタントでした。
撃ち手のハンク・早撃ち・ウィルコックスが客席の前で銃を構えます。
相棒のジョーズ・マクローリンズは無事に受け止められるでしょうか?
引き金が引かれた瞬間、ジョーズはその場に倒れ込んで動かなくなってしまいました。
歯で銃弾を受け止めるなんて、どう考えても危なっかしすぎて見ていられません!
大騒ぎになった会場へマードックたちが駆け寄ります。
相棒を撃ってしまったウィルコックスはその場で取り押さえられて、殺人容疑で逮捕されました。
でも、留置場に入れられたウィルコックスは必死に無実を訴えます。
最初から相手を狙って撃ってはいないという主張は本当ですか?
実はこのスタントは見せかけのトリックだった。
オグデン先生が遺体を詳しく調べると、致命傷は拳銃ではなくライフルから発射された銃弾だと判明します。
遠くから別の誰かがジョーズを正確に狙撃していたわけです。
事故に見せかけて遠くからライフルで撃ち抜くなんて、ものすごく陰湿なやり口ですね。
狙撃手はどこから引き金を引いたのでしょうか?
マードックが弾道から割り出した狙撃場所は、およそ45メートルも離れた場所でした。
当時の拳銃で命中させられるような距離ではありません。
確実に当てるには、ライフルの名手による並外れた腕前が必要です。
マードックは、ショーの一座にいるライフル射手3人に疑いの目を向けます。
一座を率いるバッファロー・ビル本人や、射撃の名手アニー・オークリーも容疑者の一人だった。
射手たちにはそれぞれ動機がありましたが、全員が犯行を強く否定します。
一体誰が嘘をついているのか?
みんな堂々としていて、誰が怪しいのかさっぱり見当がつきません!
そんな中、検視室に運ばれていたジョーズの遺体にとんでもない異変が起きます。
安置されていたはずの遺体から、首が切り落とされて消えてしまったのです。
首を持ち去ったのは事件の犯人でしょうか?
調べてみると、首を切ったのはショーの一座にいた別の男だった。
ジョーズが生前に賞金首だったと知っていたこの男は、死んだと知って首を持ち去ろうと企んだわけです。
生きている間は怖がっていたくせに、死んだ途端にお金を欲しがる姿には呆れてしまいます。
懸賞金が欲しいからって遺体の首を切り落とすなんて、いくらなんでも悪趣味すぎます!
混乱が続く中、逮捕されていた相棒のウィルコックスまで何者かに命を奪われてしまいました。
なぜスタントの2人が続けて消されなければならなかったのか?
ウィルコックスの殺害現場をくまなく調べると、一本の馬の毛が残されていました。
マードックはこの手がかりをもとに、2人の過去を徹底的に洗い出します。
ショーの宣伝では、2人は凶悪な犯罪者を倒した伝説の保安官として派手に讃えられていた。
しかし、その輝かしい武勇伝は真っ赤な嘘です。
お客さんを喜ばせるための武勇伝が、全部でっち上げの作り話だったなんてガッカリですよね。
昔、鉄道会社が線路を通すために農民たちの土地を強引に奪おうとした事件がありました。
被害者の2人は正義の味方などではなく、鉄道会社に雇われた卑劣な暴力団のような悪党です。
土地の売却を断固として拒否した丸腰の農民を、背後から冷酷に射殺した張本人だった。
当時、父親が撃ち殺される瞬間を目撃していた幼い息子の絶望はいかばかりだったでしょうか?
2人は罪に問われることもなく、英雄として拍手を浴びながら生きています。
青年となった息子は父親の仇を討つため、一座に潜り込んで2人を狙撃したのでした。
父親を理不尽に奪われた青年の苦しみを思うと、胸が締めつけられます。
目の前で父親を後ろから撃たれたら、一生その光景が焼きついて消えません!
青年の復讐はそれだけでは終わりません。
悪党を英雄に仕立て上げて大儲けしていたバッファロー・ビルに銃口を向けます。
マードックの説得は青年の心に届くでしょうか?
必死の説得を受け止めた青年は、ついに銃を下ろしてその場に崩れ落ちました。
新たな流血の惨事は何とか防がれたのです。
大西部の伝説の裏に隠されていた、血塗られた現実が露わになった結末だった。
マードックが青年の暴走をぎりぎりのところで止めてくれて、本当にほっとしました。
一方、警察署ではブラッケンリード警部が情けないトラブルで頭を抱えています。
妻のマーガレットが禁酒同盟の活動に熱中し、夫の深酒を厳しく叱責していたのです。
警部は妻に酒を断つと約束を守れたでしょうか?
一座のアニー・オークリーに言い寄られて、警部はあっさり誘惑に負けてしまいます。
禁酒の誓いを破った警部は、翌朝ひどい二日酔いでグッタリしていました。
しかも、自分の酒臭さをごまかすため、マードックに昼酒の濡れ衣を着せようとします。
とんだ濡れ衣を着せられたマードックは、当然面白くありません!
二日酔いで頭が割れそうになっている警部の前で、わざと大声で話しかけます。
そして部屋を出る際には、ドアを力いっぱいバタンと閉めて警部を懲らしめました。
頭痛に悶絶しながら悲鳴を上げる警部の姿が、なんとも滑稽で笑ってしまいます。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン2第1話「大西部の伝説」 の感想まとめ
遺体安置所でジョーズの首が切り落とされた場面が、今回の事件で一番ぞっとして脳裏に焼きついています。
犯人ではなく一座の仲間が懸賞金目当てで盗み出した事実には、心底あきれてしまいました。
お金のためなら死者の尊厳すら踏みにじる人間の欲深さは、本当に底なしですね。
そして、殺された2人の過去があまりにも汚らしすぎて強い憤りを感じました。
丸腰の農民を後ろから撃ち殺しておきながら、舞台の上で拍手喝采を浴びていたなんて図々しいにも程があります。
父親を奪われた青年の無念を思うと、本当に居たたまれない気持ちになりました。
復讐のための殺人は決して許されませんが、悪党が野放しで英雄扱いされていたら許せないのも当然だと思います?
バッファロー・ビルも、金儲けのために事実を勝手に美化して見せ物にしていた責任は重いです。
マードックが「西部開拓時代はとうに死に絶えた」と吐き捨てるように言っていたのも、すごく納得がいきます。
重たい事件が続いた中で、ブラッケンリード警部の情けない二日酔い騒動は良い息抜きになりました。
奥さんに禁酒を誓ったくせに、綺麗なお姉さんに誘われたら一瞬で誓いを破ってしまうなんて呆れるしかありません!
マードックに昼酒の濡れ衣を着せようとした天罰として、ドアをバタンと激しく閉められて頭を抱える警部の自業自得な姿には笑いが止まりませんでした。
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