刑事フォイル 第16話 あらすじ シーズン4第4話「戦争の犠牲者」 犯人を裁けないフォイルが差し出した辞表

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今回は、秘密の研究所の近くで見つかった遺体と、若い兄弟が巻き込まれた破壊工作を追うお話です。

そんな中、フォイルの家には、長く会っていなかった女性と幼い息子がやってきます。言葉を話さなくなった少年を前に、いつもの捜査とは違う戸惑いも。

事件を解いても、それだけでは終われないフォイル。今回は、分かっているのに手を出せない場面がつらかったです。

犯人と結末にも触れながら、それでは16話を一緒に見ていきましょう!

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刑事フォイル シーズン4第4話「戦争の犠牲者」のあらすじ

漁師をしている若い兄弟が、留守だと思った屋敷へ盗みに入ります。しかし、中にはスペイン大使館に関わる外交官がいました。

外交官は、侵入したことを利用して兄弟を脅します。二人はその男の指示で、破壊工作をさせられるようになったのです。

盗みに入った兄弟にも落ち度はあります。それでも、逃げられない立場につけ込んで危険な仕事を押しつける外交官のやり方はひどい。

弱みを握った途端に、よその子をこんなふうに使うなんて。自分の手は汚さないつもりなのが腹立たしいです!

町で破壊工作が続く一方、警察には新しい幹部が着任します。規律に厳しいこの幹部は、賭博の取り締まりを進めるようフォイルに迫りました。

その捜査を担当しているのがミルナーです。客を装って賭場へ入り、内情を探っていきます。

そこには、外交官から受け取った金を使う兄弟の姿もありました。教師の男性も賭けに加わっていますが、金を失ってしまいます。

ミルナーは質問の仕方から怪しまれ、賭場を仕切る男の手下に襲われることに。助けに入ったのは、あの兄弟だった。

ミルナーを助けてくれて良かった! 二人のこういうところを見ると、危ない仕事から早く離れてほしくなります。

そのころ、フォイルの家を訪ねてきたのは、彼の名付け子にあたる女性と、その幼い息子でした。名付け親は、キリスト教の洗礼に関わり、子どもの成長を見守る役目です。

女性はかつて駆け落ちし、両親と疎遠になっていました。フォイルとも、十年以上連絡を取っていなかったのです。

今は両親も亡くなり、助けを求めてロンドンからやってきました。息子は学校が爆撃されたあと、言葉を話さなくなっています。

突然始まった母子との暮らしに、フォイルも戸惑い気味。それでも、二人を家に迎え入れました。

長く連絡していなかった相手を頼るのは、勇気がいりますよね。息子を連れて来られる場所があって、そこはほっとしました。

一方、町の近くには、海軍の秘密研究所があります。フォイルの近所に住む教授が責任者を務め、空軍で使う新型爆弾の研究を進めていました。

研究は思うように進まず、期限も迫っています。そこで事務や補助の仕事をしているのが、賭場にいた教師の妻です。

周辺では学校が閉鎖され、校舎も戦争のために使われていました。夫は酒を飲み、賭博に金をつぎ込み、妻と同僚の研究員との仲を疑っています。

夫婦の暮らしも、うまくいっていませんでした。

そして、外交官が兄弟に命じた次の仕事は、この研究所の破壊だった。渡されたのは、ダイナマイトの入ったかばんです。

今度は研究所を爆破しろという指示。もう、二人だけで抜け出せるような話ではなくなっていて、きついです。

兄弟が研究所へ向かうと、二人の男が遺体を森へ運び出すところに出くわします。二人は爆弾を仕掛けず、遺体から財布と身分証を持ち去りました。

この秘密を使えば、外交官から逃れられるかもしれない。兄弟はそう考えたのです。

しかし、銃声を聞いていた近隣の男性が警察に知らせます。捜索の結果、研究所の近くの森から、土に半ば埋められた遺体が見つかりました。

亡くなっていたのは、あの教師です。

ミルナーは、教師が賭場で負けていたことを知っています。教師の家の前で、賭場の男の手下を見かけたこともあり、借金がらみの事件として調べ始めました。

研究所の教授は、捜査に協力的ではありません。身近で人が亡くなったというのに、研究所の中の事情はなかなか見えてきませんでした。

遺体まで見つかったのだから、知っていることは話してほしい! フォイルが一つずつ確かめなければならないのが、もどかしかったです。

そんな中、フォイルの家にいた母親が姿を消してしまいます。自ら命を絶とうとしたものの、一命を取り留め、保護されました。

母親が療養する間、少年の世話はフォイルたちが引き受けます。サムも、言葉を話さない少年を元気づけようと力を尽くしました。

助かったと分かったときは、ほっとしました。ここまで追い詰められていたお母さんには、まずゆっくり休んでほしいです。

サムは少年をピクニックへ連れ出します。ところが、兄弟が爆弾を処分した場所が近く、二人は爆発で危うく命を落とすところでした。

せっかく外へ出かけたのに、サムも少年も、また危険にさらされてしまいます。

ただ、この出来事のあと、少年は再び言葉を話し始めました。口をきくようになった少年に、今度はフォイルが手を焼く場面もあります。

声が出るようになったのはうれしい! でも、サムまで爆発に巻き込まれかけた場面は、喜ぶ前に二人の無事を確かめたくなりました。

教師の殺害については、賭場を仕切る男の犯行ではないと分かってきます。捜査が進む中、妻が自分で夫を撃ったと話しました。

妻の説明では、研究所で一人で残業していると、夫が突然やってきたそうです。そして、重要な研究設備を壊そうとしたため、研究を守ろうとして発砲したというのです。

フォイルは妻を逮捕します。しかし、新任の警察幹部が軍の担当者とともに現れ、彼女を釈放するよう要求しました。

人が一人亡くなっているのに、釈放を急がせるなんて。まずフォイルの捜査を最後までさせてほしいです!

ここで明らかになるのが、妻の研究所での本当の役割です。事務や補助の担当とされていましたが、実際には爆弾の開発を進めるうえで欠かせない人物でした。

女性の彼女の提案を海軍に聞き入れてもらうため、教授が表に立っていたのです。表向きの肩書きでは、彼女の働きが分からないようになっていました。

そこまで役に立っている人なのに、本人の名前では話を聞いてもらえないなんて。彼女の仕事の扱われ方には、私も腹が立ちました。

しかし、夫を撃ったという妻の説明は真実ではありません。

フォイルがたどり着いたのは、妻が夫を研究所へ誘い出し、彼女の恋人であるデンマーク人の研究員が殺した、という経緯でした。

妻は自分が撃ったと申し立て、恋人をかばっていたのです。夫が突然現れたという話からして、違っていました。

それでも、戦争に必要な研究を止めるわけにはいかないという理由で、フォイルは二人を裁きにかけることを阻まれます。

誰が殺したかまで分かっているのに、逮捕できないの? ここまで調べたフォイルが、あまりにも気の毒でした。

兄弟に破壊工作を命じた外交官にも、手を出せません。外交官には、駐在先の国で逮捕や裁判を免れる特権があるためです。

その一方で、実際に破壊工作をした兄弟には、重労働を伴う刑が待っています。母親を亡くし、父親も船団の仕事で不在の二人を利用した男は、処罰を免れるのでした。

危ない役目を全部押しつけて、自分だけ守られるの? 兄弟のしたことは悪くても、この結末には納得できません。

フォイルは警察幹部との面会で、教師が殺された本当の経緯を指摘します。しかし、戦争のためという判断は変わりませんでした。

殺人に関わった者も、若者を脅して破壊工作をさせた者も裁けない。フォイルは、辞表を提出します。

そして、少年は母親の世話をしている修道女たちに預けられました。事件を解決して仕事に戻る、いつもの終わり方にはなりませんでした。

刑事フォイル シーズン4第4話「戦争の犠牲者」の感想まとめ

いちばん心に残ったのは、フォイルが辞表を出す場面でした。犯人まで突き止めたのに、その先へ進ませてもらえないのが、見ていてしんどかった。

研究が必要だと説明されても、殺された教師は戻ってきません。妻の才能を知ったあとでも、恋人の犯行をかばうための説明だったと分かると、やっぱり受け入れられなかったです。

フォイルに釈放を迫る幹部には、最後までイライラしました。現場で調べている人の話を、もっと聞いてほしかった。

兄弟のことも引っかかっています。ミルナーが襲われたときには、ちゃんと助けに入った二人だった。

あの場面を見たあとだと、外交官に脅されて使われ続けたことが余計につらいです。命令した本人にも、その責任を取らせたかった!

母親と少年の話では、世話を続けるサムに救われました。少年に付き添って出かけた先で、あんな危険な目に遭うとは思わなかったけれど。

少年が話せるようになっても、お母さんには休む時間が必要です。二人が同じ場所で過ごせるようになったことには、少し安心しました。

フォイルには、まだ刑事を続けてほしい気持ちがあります。でも、あれだけ捜査を阻まれた末に差し出した辞表を見たら、引き止めるのもつらかったです。

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