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クルミットです♪
今回は、殺人事件の捜査と、軍が秘密にしている生物兵器の実験がつながっていきます。疑われるのは、信仰を理由に戦うことを拒んだ男性です。
その人を助けようとフォイルたちが動くうちに、サムまで重い病気に。いつものように仕事をしていたサムに危険が迫るのが、何よりつらかったです。
犯人と結末にも触れながら、それでは14話を一緒に見ていきましょう!
刑事フォイル シーズン4第2話「生物兵器」のあらすじ
軍の施設では、炭疽菌を使った秘密の実験が行われています。爆弾から広がったものにさらされ、羊が死んでしまいました。
炭疽菌は、動物だけでなく人にも感染する病気の原因になる菌です。その危険な実験に使われた羊の死骸が、運搬中のトラックから落ちてしまいます。
施設には、自分の体でガスを試したために視力を失った研究者もいました。彼は助手に、施設を指揮する大尉には任せきりにせず、注意して見ているよう伝えていたのです。
死んだ羊が落ちただけで済まないのが怖いです。そこを通る人は、何も知らないんですよね。
一方、警察署では、戦争のために節約しようと、不要な電球まで取り外そうとする騒ぎが起きていました。そこへミルナーを訪ねてきたのが、学校時代の友人で、今は看護師として働く女性です。
彼女は、殺人の疑いで逮捕されたきょうだいを助けてほしいと頼みます。逮捕された男性は農場で働いており、クエーカー教徒でした。
クエーカーはキリスト教の一派で、彼は信仰上の理由から兵役を拒んでいます。こうした人を、良心的兵役拒否者と呼びます。
殺されたのは、船が沈んだ際に仲間を救ったとされる男性でした。扉の錠を銃で撃ち、十二人を脱出させた功績で勲章も受けています。
戦争の英雄と呼ばれる被害者と、戦うことを拒んだ容疑者。ふたりの間には、事件の前から衝突がありました。
戦わないと決めたことだけで、悪い人のように扱われるのは嫌です。まず、その人の話を聞いてほしい!
フォイルは相談を受け、事件を調べるため近くの町へ向かいます。しかし、そこで捜査を担当する旧友の警察幹部は、フォイルの訪問を快く思いません。
旧友は疲れ切っていて、フォイルにもとげのある態度を取ります。捜査に口を出されることへの反発も隠そうとしませんでした。
それでもフォイルは、相手のやり方を責めたり、自分が事件を引き受けると言ったりはしません。旧友が強く出ても、言い争いに乗らずに話を続けます。
こんなふうに突っかかられたら、私なら少し言い返したくなります。フォイル、よく落ち着いて聞いていられるなあ。
逮捕された男性への聞き取りでは、ミルナーが事件のことを正面から尋ねます。昔のつながりにも触れますが、相手はなかなか事情を話してくれません。
そこでフォイルは、酒場で起きた口論や、働いている場所について質問していきました。男性は殺人を否定するものの、話したがらないことを抱えている様子です。
調べていくと、被害者は酒場で、彼が兵役を拒んでいることを責めていました。そして、ふたりの争いには、被害者の妻と彼との関係も絡んでいます。
妻は、逮捕された男性と不倫関係にありました。けれども彼女は、彼が夫を殺すような人ではないと信じています。
どうしてもっと自分のことを話してくれないの? 助けようとするミルナーのそばで、こちらまで困ってしまいました。
妻の父親が所有する農場では、別の困り事も起きていました。六頭の牛が病気になり、そのあと父親が町へ出ている間に盗まれたというのです。
逮捕された男性は、この農場の労働者でもあります。フォイルは牛の盗難についても調べ始めました。
農場の外には、車の中から様子をうかがう人物がいます。何を見張っているのか分からず、フォイルもその存在を気に留めます。
そして農場を訪れたサムが、有刺鉄線で手首を傷つけてしまいました。その後、サムは重い病気にかかります。
サムまで倒れるなんて! 手首の傷が、こんな恐ろしいことにつながるとは思いませんでした。
被害者の妻も同じような病状に苦しんでおり、やがて亡くなってしまいます。ふたりを襲ったのは、炭疽菌による感染症でした。
先に妻が亡くなっているだけに、サムの容体が心配です。フォイルは殺人事件に加え、この感染の原因も追うことになります。
サムはこのころ、求婚を受けて返事に迷っていました。これからの暮らしを考えていたところに、突然、命に関わる病気が降りかかってしまったのです。
結婚の返事なら、ゆっくり悩んでいてほしかったです。今はとにかく、サムが助かってほしい。
殺人事件の捜査では、凶器となった獣医用の器具がフォイルに渡されます。それは地元の獣医が所有していて、農場でなくしたとされるものでした。
その獣医の息子も、被害者と同じ船の沈没から生き残った人物です。彼は被害者に命を救われたと話していました。
しかし、息子は担当の警察幹部のもとを訪れ、逮捕された男性には殺人はできないと訴えています。誰が犯人かを明かすわけではなく、その男性の無実を主張していたのでした。
被害者の妻だけでなく、獣医の息子も容疑者をかばっています。フォイルは、被害者と周囲の人々との関係を探っていきます。
命を救われたという人まで、容疑者は犯人ではないと言っているんですね。船で本当は何があったの?
一方、農場を見張っていた男性もクエーカー教徒だと分かります。彼は病原体について知識があり、軍が行っている研究を恐れていました。
関わりたくない気持ちを抱えながらも、農場の様子を見に来ていたのです。彼の話から、フォイルは秘密の研究施設を指揮する大尉と、その助手へたどり着きます。
そこでつながってくるのが、炭疽菌を使った実験と、運搬中に失われた羊の死骸でした。秘密の施設で扱っていた危険が、外で暮らす人々にまで及んでいたのです。
ところが大尉は、失敗があったことを認めながらも、うまく切り抜けられたと考えています。
妻は亡くなって、サムも苦しんでいるのに。その態度には、さすがに腹が立ちました!
そして、殺人事件の犯人は獣医の息子だと判明します。彼は船の沈没から生き残っていましたが、その際、被害者に撃たれていたのです。
仲間を救った英雄としてたたえられていた男性には、そんな一面がありました。獣医の息子は、被害者のいじめや、表と裏で違う振る舞いを終わらせるために殺害したのでした。
凶器は、彼の父親である獣医の器具です。兵役を拒んだ農場労働者が殺したのではありませんでした。
命の恩人だと話していた相手に、自分は撃たれていたなんて。獣医の息子の話を聞き直したくなる、つらい真相でした。
刑事フォイル シーズン4第2話「生物兵器」の感想まとめ
いちばんこたえたのは、サムが農場で手首を傷つけ、そのあと重い病気になってしまうところでした。普段どおりに捜査について来ていたサムが、あんな危険にさらされるなんて。
被害者の妻が先に亡くなっているので、サムのことも落ち着いて見ていられません。求婚への返事に迷う時間まで、急に遠くへ行ってしまったようで寂しかったです。
それだけに、研究施設の大尉の態度がきつかったです。失敗を認めていても、人が苦しんでいることをあんなふうに扱われたら、納得できません。
妻の死も、サムの病気も、本人たちが危険を承知で実験に参加した結果ではありません。何も知らずに巻き込まれた人がいるのに、とイライラしました。
殺人の真相では、獣医の息子が被害者に撃たれていたことが引っかかります。英雄だと聞いていた人の話が、そこで急に怖くなりました。
息子が逮捕された男性の無実を訴えに行ったことも、結末を知るとつらいです。自分が殺した相手のことで、別の人が疑われている。その人をかばっても、自分のしたことまでは話せなかったのですね。
重い出来事が続く中で、ミルナーと看護師の距離が近づいていくところには、少し気持ちが緩みました。途中では彼女の嘘を問いただす場面もあり、ただ懐かしい友人との再会で終わらないのがよかったです。
そして、旧友からきつく当たられても、フォイルがすぐに言い返さないところ。相手が疲れ切っていると分かっていても、あそこまで落ち着いて接するのは難しいと思います。
サムのことも事件のことも心配だった今回、怒りをぶつけてくる旧友の話を、フォイルが突き放さずに聞いていた姿には少しほっとしました。
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