ご訪問くださりありがとうございます!
クルミットです♪
ブラウン神父が負い目を抱える元芸人の名で、帰宅祝いの招待状が届く。会場の古い製粉所には死亡証明書と復讐を告げるフィルムが用意されていた。今回は芸人の兄弟と神父を狙った連続殺人の話だ。
それでは39話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 第39話 シーズン4第4話のあらすじ
ブラウン神父は以前、ミュージックホールの元芸人を精神病院へ入れる手助けをし、本人から裏切り者と激しくなじられた。その芸人が約二年の入院を終えて退院し、神父のもとに帰宅祝いの招待状が届く。神父は許されたのかと期待する一方で、罪悪感を拭えずにいた。
同じ招待状を手に司祭館を訪れたのが、芸人の兄弟のひとりで陽気な酒好きの男だ。入院中はほぼ毎日見舞ったと話し、芸人が最近は神父の判断を正しかったと認めていたと伝える。しかし彼は司祭館の外で胸を押さえて倒れ、そのまま亡くなった。
神父はマッカーシー夫人を伴い、芸人が記念館にする計画を持っていたという古い製粉所へ向かう。そこには爵位を継いだ兄とその妻、ラジオ番組のプロデューサーの女性、伝記作家を名乗る青年がいた。神父宛ての封筒からは、神父の名が記された死亡証明書が出てくる。
一方、マロリー警部補は当初、酒好きの男の死を自然死と見ていた。しかし郵便の中から同じ男の死亡証明書が見つかり、死因の欄に毒と書かれていたことで、心臓発作という見立ては揺らぐ。
製粉所では兄の分の死亡証明書も見つかるが、兄は芸人のいつもの悪ふざけだと取り合わない。一行が上階へ入ると扉が施錠され、閉じ込められてしまう。置かれていた腹話術人形の内側には針が仕込まれていた。
人形の仕掛けは、好奇心の強い神父が手を入れることを見越したものに見えます。その針が後でマッカーシー夫人を苦しめることになるのが、なんとも皮肉です。
残されたフィルムでは芸人が、自分を入院させた兄弟二人と神父への復讐を宣言していた。兄は身勝手さで、神父は好奇心で命を落とすと告げ、建物もやがて崩れると脅す。出口を探すなか兄の妻が荷物用リフトを見つけるが、兄は皆を押しのけて先に乗り込み、リフトごと落下して死亡した。
その後、マッカーシー夫人が息苦しさを訴えて倒れる。芸人がパーティーを開いているとフェリシアから聞いていたマロリー警部補とグッドフェローが製粉所に到着し、夫人は病院へ運ばれた。人形の針に毒が塗られていたのだ。回復した夫人は、病院の紅茶の淹れ方に文句をつけるほど元気だった。
毒で倒れた直後の場面が、紅茶へのダメ出しで締めくくられるのには笑いました。夫人の口の悪さが無事の知らせになっています。
現場の再確認で神父は、フィルムの芸人がカチッという音に身をすくめたように見えたと指摘し、脅されて話していた可能性を口にする。だがマロリー警部補は激怒し、神父を追い払った。
神父はひとりで製粉所へ戻る。警部補の服についていた地下室の埃、地球儀のアイルランドに刺されたピン、芸人が選んだアイルランドの黒ビールが手掛かりだった。地下の新しい壁の奥に塗り込められていた芸人を、神父は救い出す。
そこへ伝記作家を名乗っていた青年が銃を手に現れる。彼の正体は芸人たちの姉の息子だった。姉はアイルランド人の労働者と結婚したために父から勘当され、夫を失って困窮した末に自ら命を絶った。芸人は恩のある神父を遺言に入れており、青年は相続人を消して財産を得るため、罪を芸人に着せようとしていた。
神父を撃ち、芸人の自殺に見せかけるという青年の計画を、芸人が銃を向けて止める。神父は、撃てば自分も撃たれると青年を説き、銃を渡すよう促した。青年の銃は神父の手に渡り、芸人の銃は水鉄砲だった。駆けつけたマロリー警部補に、神父は弾が入っているはずだと言って銃を手渡す。結びの場面では、芸人がまた冗談で皆を笑わせていた。
ブラウン神父 第39話 シーズン4第4話の感想まとめ
今回いちばん効いているのは、フィルムで告げられた死に方が、それぞれの性格を利用した罠になっていた点です。リフトの場面は、兄が人を押しのけて先に乗ることまで計算されていて、身勝手さで死ぬという予告がそのまま実行されました。神父への罠が好奇心を狙った人形だったのも、筋が通っています。
動機の明かし方もうまいと思いました。神父がなぜ芸人の兄弟と並んで狙われたのか、最初は入院させた恨みに見えます。ところが実際は、芸人が恩人として神父を遺言に入れていたからでした。恨まれていると思い込んでいた相手から、本当は感謝されていたわけです。神父の罪悪感が、遺言という形でひっくり返る構図になっています。
手掛かりの置き方も好みです。地球儀のピンと黒ビールは、捕らわれた芸人が撮影の際に残した合図でした。それに、マロリー警部補の肩の埃という、本人が意図して示したわけではない証拠が組み合わさります。神父を怒鳴りつけた警部補が、自分では意図せず解決の糸口を運んでいたのが可笑しいですね。
最後に芸人が構えていたのが水鉄砲だったのは、舞台人らしいはったりで気に入りました。青年の母の話は痛ましいですが、幼かった兄弟に責任はないという指摘も作中できちんと示されていて、同情しつつも肩入れしすぎない着地になっていたと感じます。
🔍 Google検索でこのブログを見つけやすくする
いつも読んでくださってありがとうございます。Googleの「優先ソース」にこのブログを登録しておくと、続きの話を検索したとき、私の記事が見つけやすい場所に出てくるようになります。毎日ドラマを追いかけている方にはけっこう便利なので、よかったら使ってみてください。
※Google公式の機能で、登録後もこのページに戻ってきます。いつでも解除できます。 ボタンが表示されない場合はこちらから登録できます。
コメント