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クルミットです♪
フランボウが持ち込んだのは、バチカンから盗まれた聖母像を捜す仕事でした。ところが手掛かりを知る囚人は、かつて神父を殺そうとした男。聖書の一節を使った謎掛けに応じるうち、神父自身も危険な計画に組み込まれていきます。
それでは135話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
ブラウン神父 第135話 シーズン13第5話のあらすじ
フランボウは、バチカンの大切な行事に間に合うよう聖母像を取り戻そうとしていた。像を盗んだ元聖職者は投獄されているが、ブラウン神父にしか話さないという。神父は刑務所へ向かい、携帯用のストラと引き換えに聖書の一節を教えられる。
神父とフランボウ、バチカンの監督役である聖職者は、その手掛かりから女性の屋敷を訪ねる。彼女はフランボウと以前に親しい関係があり、聖母像を金庫に保管していた。しかし返還について話し合っている間に物音がし、金庫の中から像が消えてしまう。
神父は、囚人が自分たちを利用して像を見つけさせたのだと考える。刑務所へ戻ると、今度は帽子と引き換えに別の一節を渡された。フランボウたちが訪ねた先には罠があったが、神父は警告の意味を読み解き、友人の危機に間に合った。
答えをもらうたびに相手の望む方向へ動いてしまう。謎が解けたという安心さえ危険につながるのが、この囚人の厄介なところです。
屋敷で働く女性と囚人のつながりを調べるうち、その女性が刑務所の看護師でもあると分かる。だが彼女は毒で命を落とす。囚人は自分の関与を否定し、さらに神父の聖書を求めた。神父は、勝ったら教会を憎む理由を話すという条件で交換に応じる。
ブレンダとイザベルは、教会で神父の持ち物が動かされていたことに気づく。聖書には細工がされており、神父は知らずに脱獄に使われる物を持ち込んでいた。刑務所で爆発が起こると警察は逃亡者を捜すが、神父は派手な騒ぎが目をそらすためだったと考える。
聖母像にも同じような思い込みがあった。神父とフランボウが屋敷へ戻って確かめると、金庫は二つあり、絵で隠された金庫がすり替わって見えていた。像は屋敷から持ち出されていなかったのだ。見破られた女主人は二人に銃を向け、脱獄した囚人も姿を現す。
女主人は囚人に心を寄せていた。看護師との手紙を見つけ、彼女を毒殺したことも明らかになる。神父は女主人に罪を悔いて引き返すよう促すが、彼女が銃を渡した相手は囚人だった。男は女主人を撃ち、さらにフランボウを狙う。
神父が人質になると申し出たところへ、バチカンの監督役が駆けつけて男を止める。フランボウが銃を押さえ、囚人は逮捕された。聖母像は取り戻されたものの、教会を憎む理由については答えが出ない。神父とフランボウは、命を落とした二人の女性のために祈った。
像が戻れば解決、とは受け取れない結末でした。相手を信じた女性の命まで捨て駒にする囚人の姿が、最後に残ります。
ブラウン神父 第135話 シーズン13第5話の感想まとめ
神父の帽子や聖書は、いつもならその人らしさを感じさせる品です。それが今回は、相手に奪われたり悪用されたりする。難解な仕掛けだけでなく、身近な持ち物を一つずつ渡すやり取りに不安がありました。神父は対話を続けようとしますが、囚人は対話そのものを利用している。その違いが怖かったです。
二つの金庫については、何かが消えたと思う前に、本当に同じ場所を見ていたのかを疑う必要があったんですね。脱獄の騒ぎも含め、目立つ出来事に説明を引っ張られる作りになっていました。神父が相手の出した問題を解くところから、問題の置き方そのものを見直すところへ進むのがおもしろかったです。
女主人が銃を囚人へ渡す場面はつらいです。神父に応じて自分のしたことと向き合う余地があるのに、愛情を向ける相手へ判断を預けてしまう。その相手に命を奪われる結末を、彼女の選択だからと簡単には片づけられません。ただ、看護師を殺した責任も消えない。その両方が残るので、最後の祈りが必要だったように思います。
フランボウと監督役の関係にも変化がありました。過去の盗みを知る相手から信用されないのは無理もありませんが、最後にはその人物が救援に来る。事件後にはフランボウの独立した活動も認められます。囚人との対決が不穏に続く一方で、こちらには協力の結果が残ったことにほっとしました。
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