ブラウン神父 シーズン10最終回(第110話) あらすじ シーズン10第10話 盗品収受の濡れ衣を着せられたサリバンと、人質になったディヴァイン夫人

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シーズン10の締めくくりは、サリバン自身が容疑者になる回。ロンドンの汚職公聴会で証言を控えた彼に盗品収受の疑いがかかり、ブラウン神父とディヴァイン夫人、ブレンダが無実の証明に動く。

それでは110話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で放映されるまであと7日です!

ブラウン神父 シーズン10最終回(第110話) シーズン10第10話のあらすじ

夜、サリバンとグッドフェローは、情報屋の男から聞いた話をもとに屋敷を張り込むが、空振りに終わる。同じ夜、一味は別の屋敷で金庫を破っていた。そこに現れた前科者のリーダーは、警察が別の屋敷を見張っていると告げて情報屋を撃つ。翌日、ブラウン神父とディヴァイン夫人、ブレンダが、空き巣に入られた留守宅で遺体を見つける。

サリバンはリーダーを問い詰める。だが相手は情報屋を知らないと言い張り、捜索でも何も出ない。ロンドンからは女性巡査部長が派遣されてくる。サリバンは近く汚職公聴会でロンドンの上司である警視に不利な証言をする予定だった。警部試験の結果を待つグッドフェローは、出世の早い彼女と何かと衝突する。

まもなく女性巡査部長が、盗まれた品に似た指輪をサリバンの机から見つける。自宅からは地元で続いた強盗事件の盗品が出て、サリバンは逮捕される。彼は曾祖父の時計を質に入れていた。面会に来た神父には、ロンドンの両親の家が火事で焼け、仕送りのために持ち物を手放していたと打ち明ける。

質入れの理由が分かってみると、サリバンらしい不器用な親孝行なんですよね。ただ状況だけを並べると、お金に困った刑事の家から盗品が出たように見えてしまう。この噛み合わせの悪さが、今回の罠の巧みなところでした。

サリバンの自宅からは身元不明の指紋も見つかっていた。神父たちはリーダーの指紋を手に入れようと、ポーカー好きの彼が出入りする隠れ賭博場に目をつける。ディヴァイン夫人とブレンダが客として潜り込むが、手下の一人が、地元の劇団の舞台で夫人を見たことに気づく。夫人はそのまま車で連れ去られてしまう。

しかも夫人が名乗った偽名は、自分が舞台で演じた役名そのもの。演劇好きらしさが正体の露見に直結するのは皮肉で、見ていて正直ひやっとしました。

神父は、リーダーの背後に杖をつく親玉がいるとサリバンに伝える。続いて姿を見せた例の警視も杖をついていた。サリバンは証言を封じるための罠だと詰め寄るが、警視は自白を迫る。一方、一味のもとでは、人質の見張り代の上乗せを求めたリーダーを警視が自ら撃ち殺す。

サリバンは保釈される。女性巡査部長は、警視の指示で来たことをグッドフェローに認める。さらに、両親の家の火事を調べた警官が汚職の疑いをかけられながら、警視の判断で警告だけで済まされていたと明かす。彼女自身は誠実に捜査していた。その後、サリバンのもとに、盗品収受を自白しなければ夫人を殺すという脅しが届く。

神父はサリバンの服についた粉を、製粉所の小麦粉だと見抜く。製粉所に乗り込むと、神父が杖で床を鳴らして手下たちを上の階へ引きつける。地下では警視が夫人に銃を向けていた。銃が警視の手から叩き落とされ、それを夫人が拾う。逃げようとした警視は、階段でサリバンに逮捕される。

その後、グッドフェローは警部試験に合格する。ロンドンへ戻ると話していたサリバンは、彼を推薦すると約束する。そして神父と夫人、ブレンダを翌週の自宅での夕食に招く。ロンドンで犯人を追うことへの関心が薄れたのだという。

ブラウン神父 シーズン10最終回(第110話) シーズン10第10話の感想まとめ

今回はサリバンが追う側から追われる側に回り、いつもの構図がひっくり返っていて面白かったです。盗品が出る、質屋に通っている、公聴会を控えている。不利な材料がどれも実際にあった事実の組み合わせになっているのが、いやらしいところでした。

女性巡査部長の扱いも良かったと思います。グッドフェローとぶつかってばかりで、警視の差し金にしか見えなかった彼女が、実は誠実に捜査していた。そのうえで、火事を調べた警官の件という具体的な情報を渡してくれる。疑わしく見えた人物が手掛かりの側に回る流れが、すっきりしていました。

一方で、ディヴァイン夫人の潜入はかなり無茶でしたね。地元の劇団で舞台に立っている人が、その役名を名乗って賭博場に乗り込むのは危なすぎますし、神父もそれを止めませんでした。ただ、夫人が人質になったからこそサリバンが自白を迫られる局面が生まれたので、物語上は必要な無茶だったのかもしれません。

解決の決め手が服についた小麦粉というのは、神父らしい小さな観察でした。製粉所で神父が杖を鳴らして手下を引きつける場面も、親玉の目印だった杖をこちらが使い返しているようで、ちょっと痛快です。

結末では、グッドフェローの合格とサリバンの心変わりが並びます。誕生日には司祭館の夕食会をすっぽかした彼が、最後は自分から夕食の席を用意する側に回る。この対比が、今回の締めとしてきれいに決まっていました。

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