ブラウン神父 第111話 あらすじ シーズン11第1話 村対抗大会で入れ替わった毒の皿と、3年前の写真

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第11シーズンの幕開けは、村同士の競技大会が舞台。医師を狙った毒が別の選手の命を奪い、事件の根は3年前の大会にありました。ディヴァイン夫人の息子の帰郷と、サリバンとの交際の行方も並行して描かれます。

それでは111話を一緒に見ていきましょう!

※ここからは結末までのネタバレを含みます。

BS12で10月15日からシーズン2をリピート放送中です!(木・金曜よる9時)

ブラウン神父 第111話 シーズン11第1話のあらすじ

1955年、ケンブルフォードと隣村の対抗競技大会が3年ぶりに開かれる。ディヴァイン夫人のもとには、亡き夫が好きだったこの大会に合わせて息子が帰郷する。しかし夫人は、サリバンとの交際をまだ息子に打ち明けていない。

医師の弟のすね蹴り用の靴に鉄の先が付いていたことが問題になる。地元チームの主将である医師は、無実を訴える弟を失格にする。怒った弟は兄に殴りかかろうとして止められる。

ほうれん草の早食い競争では、隣村の女性選手が医師と皿を取り替えて優勝するが、まもなく亡くなる。ブラウン神父は毒草のベラドンナが使われたと見抜き、本来の標的は医師だと考える。弟は早食いのテントに入ったと認め、手の赤い跡を見たサリバンが殺人の容疑で逮捕する。

神父が医師を恨む人物を探し始めると、本人は心当たりがないと言うのに、聞き込みのたびに候補が増えていくのがちょっと可笑しいです。このあたりで医師の人柄が透けて見えてきます。

弟は、兄が救護テントで誰かと言い争っていたと話す。相手は出場を辞退した女性で、渡された薬の副作用のせいで出られなくなったと神父に語る。また、1952年の大会写真から弟が転んだ一枚が抜き取られていたことも分かる。

薬剤師は、医師に覚醒剤を処方されていたことを神父に明かし、車椅子の女性がそうなったのは医師のせいだと語る。女性は、医師に自分の障害の責任があることを示す証拠を見つけたと話す。毒を盛ったことは否定し、医師を医療の監督機関に訴えるつもりだという。

息子は母とサリバンのキスを目撃して動揺する。さらに、妻を担いで走る競技で弟の代役を務めたサリバンと夫人が優勝すると、息子は二人の交際を村の人々の前で明かしてしまう。

よりによって交際を隠していた二人が組んで優勝するのは、笑ってしまいました。サリバンが渋々代役を引き受けた結果がこれというのも、少し気の毒です。

神父は、亡き夫が撮った写真と植木鉢に刻まれた頭文字から、辞退した女性にたどり着く。彼女は妻のいる男性を愛していた。1952年の樽転がし競争の最中、その男性は体調を崩して医師に助けを求めた。だが医師はすぐ戻ると言って弟との勝負を優先し、男性はその年に暑さで亡くなっていた。

女性は以前、写真を医師に突きつけたが、医師はそれを破り捨てていた。彼女は医師を狙って早食いの料理にベラドンナを入れたと告白し、医師とは互いの秘密を握り合っていた。自首を約束した後、彼女は医師に殺すと迫る。神父は、男性は彼女が残りの人生を生きることを望むはずだと説く。医師は謝罪し、車椅子の女性への過ちも認めた。

樽転がし競争の後、医師は車椅子の女性に、自分を監督機関へ通報するよう促す。息子はロンドンへ戻ると告げる。夫人は、亡き夫に一人で生きないと約束させられていたこと、サリバンが今の自分を幸せにしていることを伝えて息子を見送る。

ブラウン神父 第111話 シーズン11第1話の感想まとめ

一番うまいと感じたのは、亡き夫が撮った写真が事件と家族の話の両方をつないでいるところです。夫人の家では、夫の思い出の扱い方が息子との揉め事の種になっています。その夫の一枚が3年前の真相を開く鍵になる。この重ね方は好きでした。

犯人は医師を狙っていたのに、皿の入れ替えで無関係の女性を死なせています。しかも医師はそれを知りながら黙っていた。この構図はかなり後味が苦いです。医師は弟の失格、薬の処方、車椅子の女性への対応と、問題のある判断を重ねていて、恨まれる理由が次々に出てくるのも納得でした。

一方で、弟はテントに入ったことを認め、手の赤い跡を見られた直後に逮捕されます。早い段階で見込み違いだと分かってしまいました。生命保険の受取人という話も出ますが、真相との関わりは薄く、容疑者探しの材料としてはやや弱く感じます。

結末で女性は自首を約束しますが、私が一番印象に残ったのは、医師が車椅子の女性に自分を通報するよう促す最後の選択です。勝つことばかり追っていた人が、ようやく自分の負けを引き受けたように見えました。

夫人と息子の件は、交際を隠したことが裏目に出て、いちばん避けたかった形で知られてしまいます。息子はロンドンへ戻りますが、夫人が亡き夫との約束を口にした場面で、なかなか言い出せなかった事情も少し見えた気がします。

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