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クルミットです♪
同僚の結婚式のさなかに届いたのは、顔の皮膚を剥ぎ取られた男性の遺体発見の知らせでした。第9話「顔のない遺体」は、身元まで揺らぎ始める不穏な事件です。
それでは9話を一緒に見ていきましょう!
※この回は犯人や結末には触れず、事件の発端と見どころをまとめています。
マダム・エール シーズン3最終回(第9話)「顔のない遺体」のあらすじ
リュディヴィーヌとパンセの結婚式が執り行われるなか、遺体発見の一報が入る。現場はジロンド川の中ほどに浮かぶ、人里離れた島だった。ボルドー法医学研究所の法医学者アレクサンドラ(アレックス)にとって、慌ただしい幕開けとなる。
見つかったのは男性の遺体で、顔には白いヴェネツィア風の仮面が被せられていた。アレックスが仮面を外すと、その下の顔は皮膚が失われていた。殺害した者は、この奇妙な細工で何を伝えようとしたのか。事件の最初の大きな謎である。
結婚式の日に、顔のない遺体の知らせが飛び込んでくる。祝いの場と死の知らせの落差が大きく、今回が一筋縄ではいかない事件だと感じさせる導入です。
被害者はまもなく、鉄細工職人のマックスだと判明する。これまで問題のない職人で、父としても夫としても申し分のない人物と見られていた。ところが彼には、妻子も知らない秘密があるようだ。アレックスは、彼の過去に手掛かりを求めていく。
一方、新総務部長のリクールからは解雇を示唆される。それでもアレクサンドラは、事件の関係者への接触を進めていく。
立場が危うくなっても、遺体の謎を追う手を止めないのがアレックスらしい。解雇を示唆する新任のリクールの存在も気になります。
やがて、マックスの元恋人にたどり着く。ところがこの元恋人は、マックスの写真を見て、この人物はマックスではないと断言する。身元とされた名前と、元恋人の証言が食い違い、捜査は振り出しに戻ってしまう。
顔のない遺体は誰なのか。父として夫として申し分ないとされたマックスという男は、何者だったのか。事件の謎は、深まるばかりである。
顔を奪われた遺体の身元が、写真一枚で揺らぐ展開です。顔の皮膚がない理由と身元の問題がどう絡むのか、仕掛けの組み方が気になります。
マダム・エール シーズン3最終回(第9話)「顔のない遺体」の感想まとめ
まず引っかかるのは、仮面と皮膚の二重の仕掛けです。顔を隠すだけなら仮面で足りるはずなのに、その下の皮膚まで失われています。しかも、仮面を外して初めて分かる順序になっています。遺体に直接触れる法医学者が最初に気づく手掛かりとして、アレックスの出番を作る設定がうまいと思います。この見立てが何を意味するのか、軽々しく決めつけられないところもいいですね。
身元の揺らぎも見どころです。鉄細工職人のマックスと判明し、妻子も知らない秘密があるらしいと分かった直後に、元恋人が写真を見て別人だと言い切る。顔という最大の手掛かりが奪われた遺体では、写真や周囲の証言が頼りになります。その証言が割れると、これまでの前提を全部疑い直すことになります。
アレックスの捜査の仕方も今回らしい点です。解剖室の所見にとどまらず、関係者に会い、被害者の過去へ踏み込んでいきます。新総務部長リクールに解雇を示唆されても、その姿勢は変わりません。結婚式の日に事件の知らせが入るという幕開けも印象的です。
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