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クルミットです♪
第4シーズン第2話「動物園のパズル」は、動物園の檻に散らばった遺体の断片を組み立てていく回です。身元、毒、そして遺体が餌に混ざった経緯まで、順を追ってまとめます。
それでは11話を一緒に見ていきましょう!
※ここからは結末までのネタバレを含みます。
マダム・エール シーズン4最終回(第11話)「動物園のパズル」のあらすじ
動物園の肉食獣の檻から、遺体の一部が見つかる。遺体はバラバラにされ、餌として動物たちに与えられていた。園内は厳重な警備下にあり、外部からの侵入は成功例がないという。
アントワーヌは職員の証言から、その日の早番だった飼育員に目をつける。餌を配った本人として、飼育員は容疑者に挙がった。
遺体は複数の檻に散らばり、牛や豚の肉も混じっている。回収するだけでも気の遠くなる作業だ。
法医学研究所のアレクサンドラは、檻から回収した骨や動物の胃の内容物を調べ、被害者が落下傘部隊の兵士だと突き止める。動物の腹からは結婚指輪も見つかった。指輪から分かったイニシャルが決め手となり、被害者は連隊の教官ジャックと判明する。
妻のマリーは、ジャックは任務に出たまま帰ってこなかったと話す。息子と義母の証言も同じだった。なおアレクサンドラは、被害者が兵士だと突き止めたあと、死に至った理由を探ろうと身分を偽って軍の基地に潜入している。
調べが進むと、ジャックは心的外傷後ストレス障害を患い、抗うつ薬などを多用していたことが分かる。部下が戦地で民間人を殺害し、ジャックはそれ以来、悪夢にうなされていた。部下は彼のために薬を横流ししていた。
戦地の出来事が、教官の家庭にまで持ち込まれていたことになる。
毒殺の可能性が浮上し、夫からの暴力を受けていたマリーが容疑者になる。ただし非力な彼女一人では、この犯罪は成し遂げられない。マリーは、夫の暴力の背景には心的外傷後ストレス障害もあったと述べたうえで、息子の本当の父親アンドレとやり直したいと思っていたことを明かす。
真相はこうだった。娘が暴力を受けていると知った義母のシモーヌが、ジャックに毒物を飲ませた。ジャックが死んでいるのに気づいたのが、マリーの恋人アンドレだ。アンドレは遺体を始末し、家畜の解体処理場へ運んだ。
一方、動物園では餌やり担当の飼育員が、普通の肉に洗剤をかけてしまっていた。そこで処理場へ肉を分けてもらいに行き、その中に遺体が紛れ込んでいた。これが、遺体が動物たちの餌になった経緯だった。
警備の固い園内に入れたのは、外から運ばれた餌の肉だった。
マダム・エール シーズン4最終回(第11話)「動物園のパズル」の感想まとめ
今回の面白さは、題名どおりパズルを組む手順にあります。まず骨と胃の内容物から兵士という職業に絞り、そのあとに結婚指輪とイニシャルで個人に届く。体の特徴から入って持ち物で確定させる流れが、きれいにつながっていました。
アントワーヌが早番の飼育員に目をつけるのは、警備が堅いという前提から見ればもっともな見立てです。ただ、真相では餌やり担当の飼育員が洗剤をかけた肉の代わりを処理場へ取りに行ったことが、遺体混入のきっかけでした。内部に怪しい人物がいるとは限らず、肉の入手経路そのものが盲点だった、という作りです。
マリーの扱いも印象に残りました。暴力を受けていた妻には動機があり、容疑者に挙がるのは自然です。それでも一人では成し得ないと整理され、恋人のアンドレと義母のシモーヌの関与へつながっていく。疑いをひとりに固めず、実行に必要な人手から考えていく筋道が丁寧でした。
アレクサンドラが死の理由を探ろうと、身分を偽って基地に入り込む選択も、彼女らしい動き方だと思います。解剖で分かるのは死体の情報までで、そこから先は遺体の外へ踏み出す必要があります。この回では、心的外傷後ストレス障害や薬の横流しといった背景も明らかになっていきます。
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