刑事マードックの捜査ファイル 第85話 あらすじ シーズン7第7話 湖の怪物の正体と、幼なじみを引き裂いた妊娠のうそ

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今回は、暑さを逃れて人が集まる湖畔で事件が起こります。浜辺に流れ着いた女性の体には、大きなかみ傷のようなものがありました。

怪物を見たと言い張るブラッケンリードに、最初は疑っていたマードックまで加わります。こういう話が好きそうなクラブツリーだけが信じない、というのもちょっと意外!

ただ、怪物騒ぎのそばで明らかになる女性の事情は、笑って済ませられるものではありません。幼い頃から一緒だった恋人との別れが、つらい結末につながっていました。

それでは85話を一緒に見ていきましょう!

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刑事マードックの捜査ファイル シーズン7第7話のあらすじ

トロントは厳しい暑さに包まれています。オンタリオ湖の浜辺には、涼を求める人たちが集まっていました。

トーマス・ブラッケンリード警部も、休暇中のジュリア・オグデンも湖畔で過ごしています。ところが、若い女性の遺体が浜辺に流れ着き、友人が発見します。

ジュリアが遺体を調べると、胴体には大きな動物にかまれたような傷が。やがて街には、湖に怪物がいるといううわさが広まります。

遊びに来た浜辺で友人の遺体を見つけるなんて、つらすぎます。傷の異様さに驚く前に、見つけた友人のことが気になりました。

ウィリアム・マードック刑事が捜査に当たります。亡くなった女性と発見者の友人は、同じ美人コンテストの出場者でした。

この大会は、せっけんの広告に登場する新しい顔を選ぶものです。優勝すれば商品の広告モデルになれるため、出場者にとっては大きな機会でもあります。

亡くなった女性には、幼なじみの恋人がいました。小さい頃から離れずに過ごしてきた二人で、そのまま結ばれても不思議ではない間柄だったのです。

しかし、男性は最近になって彼女と別れ、同じコンテストに出ている別の女性と交際を始めていました。この事情から、元恋人の男性に疑いが向けられます。

長く一緒にいた人に別れを告げられ、相手が同じ大会の出場者だったなんて。彼女の立場を思うと、それだけでも胸が痛いです。

一方、ブラッケンリードは湖で怪物を見たと主張します。最初にその姿を目にしたときには、手にしていたエールというビールの瓶を置いてしまうほどでした。

マードックは、怪物がいるという話を初めから信じてはいません。しかし、そのマードックまで水中の生き物らしき姿を目撃します。

ジュリアも怪物の可能性に関心を寄せ、捜査する側まで湖の謎を追うことになります。

自分の見間違いかと、お酒を置くブラッケンリードにはちょっと笑ってしまいました。でも、マードックまで見たとなると気になります!

ところが、ジョージ・クラブツリー巡査だけは怪物説に否定的です。大きな賞がかかったコンテストなのだから、出場者の誰かが事件に関わっていると考えています。

幽霊や宇宙人など、不思議な話を信じてきたクラブツリー。その彼が今回は疑う側に回り、ブラッケンリードも納得できません。

クラブツリーの理由は、淡水の湖にそれほど恐ろしいものがいるとは思えない、というものだったのです。

クラブツリー、信じない理由はそこ? いつもと立場が逆になった二人のやり取りは、つい笑ってしまうところです。

そんなクラブツリーには、壊れた帽子から、今のフリスビーのように飛ばすものを生み出す一幕もあります。帽子から遊び道具につながるなんて、発想が自由ですね。

しかし、湖の怪物については、クラブツリーの疑いが当たっていました。姿を現していたのは、本物の生き物ではありません。

正体は、ロープと巻き上げ装置で動かす人工の仕掛けだったのです。作ったのは、湖畔で暮らす元海軍の男性でした。

男性は浜辺が人で混み合うことを嫌い、自分のもののように思っている場所から、海水浴ならぬ湖での水遊びを楽しむ人たちを追い払おうとしていました。

そこで持ち出したのが、怪物が出るという騒ぎだったというわけです。

静かに暮らしたい気持ちは分かっても、怪物を作って人を怖がらせるのは困ります! あれを見たブラッケンリードたちは、本気で驚いていたのに。

そして、女性の体についていた傷にも、この男性が関わっていました。

浜辺に流れ着いた女性は、怪物に襲われて亡くなったのではありません。恋人との別れのあと、自ら命を絶っていたことが分かります。

湖畔の男性は彼女を助けようとしたものの、救えませんでした。ところがその後、彼は遺体を怪物騒ぎに利用します。

自分の敷地に置いていた大型のわなを使い、女性の体にかみ傷のような跡をつけたのです。怪物に襲われたように見せかけ、用意していた仕掛けも動かしていました。

助けようとしてくれたのに、そのあとで遺体を利用するなんて。彼女をそんなふうに扱わないでほしかったです。

怪物と傷の正体は分かりました。しかし、女性が恋人と別れることになった事情には、ひどいうそが隠されていました。

元恋人の新しい交際相手は、彼の子どもを妊娠していると告げていたのです。それによって男性は、幼なじみの女性と別れることになっていました。

けれど、妊娠は事実ではありません。交際相手は、幼なじみの女性を悲しませ、コンテストから降りさせるためにうそをついていたのでした。

大会を辞退させるために、そこまでしていいんですか? 彼女が大事にしていた恋人との関係を狙ったことに、じわじわ腹が立ちます。

そのうそが明かされるきっかけになったのは、男性がコンテストの審査責任者に妊娠のことを伝えたことでした。交際相手は、それを理由に出場資格を失います。

すると彼女は腹を立て、妊娠はうそだったと男性に打ち明けます。勝つためについたうそが、自分の失格につながったのでした。

男性はここで、幼なじみの女性がうそをきっかけに命を絶ってしまったと知ります。ずっと一緒にいた大切な人は、もう戻ってきません。

怒りに駆られた男性は、交際相手をアイスピックで刺し殺してしまいます。氷を砕くための道具が、凶器になってしまったのです。

うそを知ったときの怒りも、失った人への思いも苦しいです。でも、そこで彼女を殺してしまうのは、あまりにつらい結末でした。

男性は殺害を認めます。そして、自分のしたことを後悔していないと話します。

ただ一つ悔やんでいたのは、殺人を犯した自分は、天国で幼なじみの女性と一緒になれないということでした。

湖の怪物は作り物でしたが、二人の女性が亡くなった事実は消えません。最初の女性は自ら命を絶ち、交際相手の女性を殺したのは、その元恋人だったのです。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン7第7話の感想まとめ

いちばん心に残ったのは、殺害を認めた男性が、天国で幼なじみと一緒になれなくなったことを悔やむところです。そこまで彼女を思っていたのに、こんな形になってしまって悲しかった。

妊娠したと言われて別れたあと、その話が全部うそだったと知る。しかも、もう本人に謝ることも、やり直すこともできないんですよね。

亡くなった女性のことを思うと、交際相手には腹が立ちました。コンテストを辞退させるために、幼い頃から続いていた二人の仲を壊そうとしたことが、本当に嫌だった。

それでも、男性の「後悔していない」という気持ちには、うなずけませんでした。幼なじみを失った悲しみを抱えたまま、今度は自分が人の命を奪ってしまったことが重いです。

湖畔の男性にも、すっきりしないものが残ります。一度は救おうとした女性なのに、亡くなったあとで傷をつけ、自分の作り物を信じさせるために使うなんて、やっぱり嫌です。

怪物騒ぎのほうは、信じるブラッケンリードと疑うクラブツリーのやり取りが楽しかった! クラブツリーの淡水への妙な信頼には、思わず笑ってしまいました。

壊れた帽子を飛ばすものに変えてしまうところも、彼らしくて好きです。あの軽いやり取りがあったぶん、後半の女性たちの死はきつかった。

最後に天国での再会を口にした男性には、幼なじみが生きているうちに、もう一度ちゃんと向き合ってほしかったです。

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