刑事マードックの捜査ファイル 第81話 あらすじ シーズン7第3話 映画の銃声に紛れた殺人と、実業家を狙う助手の怒り

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今回は、音の出る映画のお披露目で殺人事件が起きます。映画の中の銃声に紛れて、本当に人が撃たれてしまうなんて、落ち着いて映画も見ていられません。

そして捜査をするウィリアム・マードック刑事まで、映画作りに巻き込まれることに。自分の事件が映画になるだけでも戸惑いそうなのに、撮影現場でも危険な出来事が続きます。

華やかな上映会の裏で、作り手たちの不満もたまっていた今回。それでは81話を一緒に見ていきましょう!

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刑事マードックの捜査ファイル シーズン7第3話のあらすじ

マードックたちは、音声付き映画の特別上映会に出席します。トーマス・ブラッケンリード警部やジョージ・クラブツリー巡査も集まり、新しい映画を楽しむ機会となりました。

上映を手がけているのは、映画製作に乗り出した実業家です。この時代、映像と一緒に音が聞こえること自体が、観客を驚かせるものでした。

ところが会場には、彼と対立する発明家の姿もあります。発明家は、自分の特許、つまり発明についての権利を実業家が盗んだと非難していました。

お披露目の場で権利争いが始まるのは、落ち着きませんね。せっかく集まったみんなには、映画を楽しんでほしいのに。

そんな対立を抱えたまま、観客は音の出る映像に引き込まれていきます。映画の中で銃が撃たれる場面もあり、会場に銃声が響きました。

しかし、明かりがつくと、客の一人が頭を撃たれて死んでいることがわかります。被害者は、実業家の映画事業を支える主要な出資者だったのです。

映画で鳴った銃声と、現実の発砲。その区別もつかないうちに、上映会は殺人現場に変わってしまいました。

映画の音だと思っていたら、本当に撃たれていたなんて!見に来ただけの人が命を奪われたことが、つらいです。

捜査にあたるマードックに、重要な手がかりを与えたのがジュリア・オグデンの鋭い観察でした。

そこからマードックは、犯人が本当に狙っていたのは、亡くなった出資者ではなく実業家だった可能性に気づきます。そうなると、実業家への次の襲撃も防がなければなりません。

ジュリアが気づいてくれて良かったです。ただ、別の人を狙った弾だったとわかると、亡くなった出資者がいっそう気の毒になってしまう。

一方、実業家はマードックの事件を題材にした新しい映画の撮影を進めます。映画の中にはマードック役の俳優が登場し、実業家自身も巡査の役で出演するというもの。

事件を解くマードックの仕事が、そのまま映画の題材になっています。ただ、本人にとっては、目の前の殺人事件を解くことが先でした。

撮影に関わるあれこれが捜査の妨げになり、犯人を捕まえる仕事に集中しにくくなってしまいます。

自分の役を誰かが演じるだけでも、なんだか気になりそう。マードックには捜査をさせてあげて、と言いたくなりました。

そして撮影中、マードック役の俳優が撃たれ、負傷します。撮影用の銃に、本物の弾が入っていたのです。

演技のために使う銃が、実際に人を傷つけてしまった今回。上映会に続いて、映画の現場で二度目の被害が出てしまいます。

撮影の段取りどおりに動いていたら撃たれるなんて、ひどすぎる!俳優さんは役を演じていただけなのに。

ここで重要になるのが、撮影前に変わっていた台本です。もともと撃たれる予定だったのは、実業家が演じる巡査の役でした。

ところが台本が変更され、撃たれる役はマードック役の俳優に変わっていました。そのため、実業家を狙った仕掛けが、別の人を傷つけてしまったのです。

二つの事件で、狙われていた相手は同じだった。実業家は命を取り留めていますが、そのたびに周りの人が被害に遭っています。

台本が変わらなければ、撃たれたのは実業家だったの?助かった人がいる一方で、代わりに傷ついた人がいるのがきつかった。

実業家を狙っていたのは、彼の助手として働き、映画の編集も担当していた女性でした。映画を作る現場の、すぐそばにいた人物です。

最初の上映会では、彼女は映画の銃声に合わせ、暗闇の中で狙いを定めて発砲していました。しかし、実業家がその前に動いたため、弾は出資者に当たってしまいます。

二度目には、撮影用の銃に実弾を仕込んでいました。こちらも台本の変更によって、狙っていた実業家ではなく主演俳優が撃たれたのでした。

音に紛れさせたり、撮影の銃を使ったり。映画を作るためのものが、人を殺す手段になっていたのは嫌だった。

助手の怒りの背景には、実業家の横柄な振る舞いがあります。彼は撮影現場で厳しい要求を重ね、出演者やスタッフを見下し、報酬の支払いも拒んでいました。

一緒に映画を作っている人たちへの扱いは、あまりに身勝手です。新しい映画への熱意があっても、働く人をそんなふうに扱っていいことにはなりません。

注文は厳しいのに、お金は払わないなんて!そのうえ見下されたら、働いている側はたまったものじゃありません。

助手自身にも、映画を作ってきた過去があります。彼女は三本の映画を製作していました。

しかし、その撮影に使ったのは、実業家と対立する発明家のカメラ。そのことがわかると、三本の映画を発明家に引き渡さなければならなくなったのです。

自分で作った映画を失い、実業家のもとでもひどい扱いを受けていた彼女。映画に関わる二人の男性に振り回された経緯には、胸が痛くなりました。

カメラを使ったことで、作った映画まで渡すことになるなんて。三本も作った人なのに、その仕事をもう少し大事にしてほしかった。

しかし、彼女の襲撃では、すでに出資者が亡くなり、俳優も負傷しています。実業家への怒りを、無関係な人が命や体で引き受けることになってしまいました。

そして彼女は、三度目も実業家の命を狙います。今度はマードックがその場にいて、実業家を救いました。

マードックが間に合ってくれて、ほっとしました。もう誰かが代わりに傷つくのは見たくなかった。

命を救われた実業家ですが、映画事業のほうも厳しい状況に追い込まれます。

対立する発明家から持ちかけられた、アメリカのカリフォルニアで一緒に事業をする話を、彼は高慢な態度で断っていました。その結果、発明家によってアメリカの映画市場から事実上締め出され、経済的にも苦しくなってしまいます。

一方、マードックは、映画が大きな娯楽になるという考えには乗り気ではありません。自分たちの仕事を映画にして、誰が見たがるのかという受け止め方で、この騒動を終えるのでした。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン7第3話の感想まとめ

一番引っかかったのは、マードック役の俳優が本物の弾で撃たれる場面でした。台本の変更がなければ被害に遭わなかったとわかると、なんともやりきれません。

俳優には、実業家と助手の間でたまっていた怒りなんて関係ないんですよね。仕事で参加した撮影で傷つけられるのは、あまりに理不尽だった。

最初に亡くなった出資者のことも残ります。犯人の狙いが外れた、という一言では済ませられない犠牲でした。

助手の仕事の扱われ方には、腹が立ちます。自分の映画を三本も手放すことになり、その先の現場では報酬も払ってもらえないなんて、嫌になるのもわかる。

それでも、彼女が銃に実弾を入れたことを思うと、気の毒な人というだけでは見られません。あの俳優を撃った弾は、彼女が用意したものだった。

実業家にも、もう少し周りを見てほしかったですね。映画を作るなら、出演者も編集する人も必要なのに、その人たちを見下す態度にはイライラします。

特許を持つ発明家の強引さも苦手でした。助手の映画も、実業家の事業も、自分の権利と力で押さえ込んでいくところは、見ていて疲れてしまう。

そんな二人の争いまである中で、実業家の命を救ったマードックには安心しました。撮影に振り回されながらも、最後はちゃんと目の前の人を助けてくれた!

そして、本人は自分たちが映画になることにあまり乗り気ではないところが、ちょっとおかしい。誰が見たがるのかと首をかしげるようなマードックの受け止め方には、ここに見たい人がいますよ、と言いたくなりました。

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