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クルミットです♪
シーズン7は、客船の初航海で起きる事件から始まります。船主の娘が姿を消し、船に乗っていたマードックたちが行方を追うことに。
娘の失踪には、父親に隠していた恋が関わっていました。しかし、船の中では乗客たちを巻き込む恐ろしい計画も進んでいたのです。
今回は結末まで触れながら、危険な船に残ったマードックとジュリアの姿も追っていきます。
それでは79話を一緒に見ていきましょう!
刑事マードックの捜査ファイル シーズン7第1話のあらすじ
船主に脅迫と思われる知らせが届き、ウィリアム・マードック刑事とトーマス・ブラッケンリード警部が客船に乗り込みます。ジュリア・オグデンも船に残り、そのまま初航海に出ることになりました。
ところが航海中、船主の娘が海に落ちたという騒ぎが起きます。娘は泳げず、その姿も見つかりません。
娘には、父親の会社で財務を任されている婚約者がいました。婚約者は、娘が別の男性と話していたことで、先ほど口論になったと打ち明けます。
落水を見たという船員の青年からも話を聞くマードック。やがて回収された娘の帽子を調べ、不自然な点に気づきます。
帽子を留めるピンが壊れていなかったのです。マードックは、海に落ちたとき、帽子は娘の頭になかったと判断しました。
帽子が見つかっただけで、もう駄目だったと思ってしまいそう。マードックが細かく確かめてくれて良かったです。
そして娘の友人が、騒ぎのあとで娘らしい姿を見たと話します。メイドの服を着て、下の貨物室へ向かっていたというのです。
貨物室を探すと、トランクの中から遺体が見つかりました。しかし、亡くなっていたのは娘ではなく、若い男性でした。
ジュリアの調べでは、死亡したのはおよそ1時間前。凶器は何かの工具と考えられます。
マードックが見つけたのは、特殊なドライバーでした。それを包んでいたハンカチは、先ほど自分が娘に渡したものだったのです。
娘はまだ船内にいる? 生きていてほしいのに、今度は殺人に関わっていそうで落ち着きません。
船から署への連絡には、短い文章を電気信号で送る電信が使われます。身元を調べてもらうと、亡くなった男性には銀行を爆破して服役した過去があるとわかりました。
船主への脅迫と、この男は無関係ではなさそうです。船内には船主の商売敵もいましたが、本人は船を爆破するつもりなら自分は乗らないと否定します。
一方、貨物室でメイドの帽子が見つかったことから、マードックは再び下へ。そこで逃げる男を追いかけ、落水の目撃者だった青年を捕まえます。
実は、青年こそ娘がひそかに愛していた相手でした。娘は溺れたように見せかけ、船が港に着くまでトランクに隠れ、青年と駆け落ちするつもりだったのです。
娘は婚約を取りやめたがっていましたが、婚約者はそれを知りません。青年も、トランクで見つかった死者には心当たりがないと答えます。
好きな人と一緒になりたかったんですね。それでも、泳げない娘が海に落ちたと思わされるのは、家族にはつらすぎます。
そのころ署では、ジョージ・クラブツリー巡査が別の盗難事件に追われていました。訪ねてきたのは、樽に入ってナイアガラの滝を下り、生還した女性です。
講演に使う大事な樽が盗まれ、話ができなくなったとのこと。女性は樽を運んでいた若者3人を見ていましたが、手引きしたのは自分のマネージャーだと疑っていました。
そこへ女性医師が、骨格標本を盗まれたと相談に来ます。巡査のヘルメットまでなくなり、ジョージの前には次々と困り事が持ち込まれます。
樽だけでも十分困っているのに、骨格標本まで! 船の捜査も手伝うジョージが気の毒になってきました。
客船では午後11時が近づき、船主が新たな知らせを持ってきます。船に爆弾が2つあるという電報が届いたというのです。
爆発まで残された時間は1時間。マードックたちは船の図面を確認し、手分けして爆弾を探します。
マードックは、特殊なドライバーが必要だった理由から、船体の板の内側に目をつけました。そこで見つかった最初の爆弾は、午前0時に爆発する仕掛けです。
こちらは無事に解除できました。しかし、2つ目の爆弾に設定されていた時刻は午後11時だった。
マードックが皆に逃げるよう叫んだ直後、爆弾が爆発。船体に穴が開き、勢いよく水が流れ込んできます。
まだ1時間あると思って探していたのに! 逃げる時間さえ奪う仕掛けに、腹が立ちます。
ブラッケンリードは食堂の乗客たちに船が沈むことを伝え、順番に避難するよう指示します。娘の行方もわからないまま、船を離れなければならなくなりました。
そんな中、マードックは電信係から、爆弾についての電報など受け取っていないと聞きます。船主の説明は嘘だったのです。
船を沈め、保険金を手に入れようとしたのは船主と娘の婚約者でした。2人は、貨物室で死んでいた男を雇って爆弾を仕掛けさせていました。
そして、爆破犯を殺したのは婚約者。娘はその場を見てしまい、気絶させられたうえ、縛られてトランクに閉じ込められていたのです。
船主は爆弾の正確な場所を把握していませんでした。爆発前に娘を見つけたがっていた事情にも、ブラッケンリードは気づきます。
娘を心配していた父親が、そもそも船を沈める計画を立てていたなんて。大勢を危険にさらしておいて、自分の娘だけは助けたいというのは勝手すぎます。
追われた婚約者は、青年に捕まり、娘の居場所を問い詰められます。振りほどいた拍子に階段から落ち、首の骨を折って亡くなってしまいました。
娘を隠した場所がわからないまま、浸水は進みます。そのとき、マードックは壁の中から物をたたく音を聞きました。
図面と配管の位置から、娘がいるのは船首の貨物室だと突き止めます。マードックと青年は水に入り、浮いた荷物の中からトランクを探し出しました。
娘は生きていました! 青年が娘を連れて上の甲板へ戻ります。
しかし、ジュリアが待ってもマードックは戻ってきません。ブラッケンリードはすぐ後ろにいると答えますが、そこに彼の姿はありませんでした。
ジュリアは貨物室へ引き返し、水の中へ。意識を失っていたマードックを見つけ、抱えて水面まで連れ戻します。
娘が助かってほっとしたところで、マードックがこんなことに。ジュリア、どうか間に合って!
反応のないマードックに、ジュリアは口移しで人工呼吸を続けます。ブラッケンリードが驚いて見守る中、ようやくマードックが水を吐き、体を起こしました。
そして口にしたのは、帽子をなくしたということ。ブラッケンリードは顔をしかめながらも、杖を使って帽子を拾ってくれます。
一方、署で続いていた盗難騒ぎは、学生3人のいたずらと判明します。ジョージは署を隅々まで掃除し、樽の持ち主に謝罪の手紙を書くなら、親には知らせないという条件を出しました。
客船からの脱出が進む中、船主だけは救命艇に乗るのを拒みます。戻れば逮捕されるとわかっていたのです。
娘を死なせかけた罪悪感も抱えたまま、船主は船に残ります。そして、沈む船と運命を共にしました。
刑事マードックの捜査ファイル シーズン7第1話の感想まとめ
ジュリアが意識のないマードックを抱えて、水面に戻ってくるところがいちばん心に残りました。人工呼吸をしてもすぐには反応がなくて、あの時間はつらかったです。
娘を助けたマードックが、取り残されていたなんて。ジュリアが彼の不在を見過ごさず、戻ってくれて本当に良かった!
それだけに、息を吹き返して帽子の話をするマードックには力が抜けました。助かった直後に気にするのが帽子? ジュリアがどれだけ必死だったか、あとでちゃんとわかってほしいですね。
船主の最期には、重たいものが残ります。娘を心配していたのは本当でも、船を沈めようとした責任まで消えるわけではありません。
せっかく生きて戻れた娘が、今度は父親を失うことになる。そのうえ、自分の婚約者に殺されかけたのだから、娘の気持ちを思うときつかったです。
そんな出来事のあとでは、ブラッケンリードが帽子を拾う小さな行動に救われます。呆れながらも杖を伸ばしてくれるところに、ようやく少し笑えました。
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