刑事マードックの捜査ファイル 第78話 あらすじ シーズン6第13話 ジュリアの処刑まで12時間、死を招く電話の罠

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ジュリア・オグデンの絞首刑が迫る中、無実を証明しようと奔走するウィリアム・マードック刑事。しかし、彼自身も犯人の用意した檻に閉じ込められてしまいます。

助けを呼ぶための電話にまで、命を奪う仕掛けが。ジュリアを救いたいマードックに、あまりにも残酷な選択が突きつけられる回です。

それでは78話を一緒に見ていきましょう!

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刑事マードックの捜査ファイル シーズン6第13話のあらすじ

マードックが目を覚ますと、そこは檻の中でした。そばにある電話には、触れれば死ぬという警告が添えられています。

一方、映写機には動かすようにという指示が。フィルムを再生すると、マードックを罠にはめた男が、自分の勝ちを誇るように語り始めます。

電話が目の前にあるのに、助けも呼べないんですか? 起きたばかりのマードックに、これはきついです。

話は一週間前に戻ります。ジュリアは夫を殺した罪で、すでに死刑を言い渡されていました。

真犯人の姿を見つけたマードックは、トーマス・ブラッケンリード警部、ジョージ・クラブツリー巡査とともに捜査を続けます。

このとき、ブラッケンリードが飲んでいるのは紅茶。ジュリアの無実が証明されるまで、ウイスキーは一滴も飲まないと話すのでした。

ブラッケンリードまでお酒を断っている! ジュリアを助けたい人がここにもいると思うと、少し心強くなりました。

マードックは、犯人がジュリアの勤務先の電話を盗聴し、録音した声をつなぎ合わせたと考えます。それなら、夫の家の使用人が聞いた電話の声も説明できます。

姿を見られた点については、ラテックスというゴムの素材で作ったマスクを使ったという推理です。凶器の弾丸に残るジュリアの親指の指紋にも、犯人の細工が疑われました。

クラブツリーと女性医師が指摘した不自然な点から、警察の責任者も血のついたドレスを調べ直していました。証拠への疑いが生まれ、マードックたちは正式に事件の捜査へ戻れることになります。

次に必要なのは、ジュリアのアリバイを裏づける証言です。頼りになるのは、彼女が夫の暴力から逃がした女性と、町まで送り届けた馬車の御者でした。

しかし、マードックは、その女性が犯人に協力していた可能性を考えます。暴力を受けた話が本当でも、ジュリアに近づいた目的まで本当とは限りません。

女性の足取りを追うと、別れた夫や姉妹を通じて、別の町の娼館にいるとわかりました。マードックとブラッケンリードは、私服でそこへ向かいます。

そこで見つかったのは、塩の入った浴槽に隠された女性の遺体でした。外に出ていた左手だけが腐敗しています。

塩で遺体の腐敗を遅らせ、ジュリアに有罪判決が出るまで発見させないための細工だったのです。

証言してもらえると思った相手が、こんな姿に。協力させた女性まで殺して隠すなんて、この犯人には本当に腹が立ちます。

マードックは、ベッドの下に隠された銃も発見。二人は遺体と証拠を持ち帰りますが、そこは別の警察が担当する地域でした。

管轄を越えて持ち出したため、地元の警察と検視官へ謝罪の手紙を書く約束をさせられます。

遺体を調べた医師は、外に出ていた手の腐敗から、死亡したのは約一か月前と判断しました。ジュリアの夫が殺された時期と、ほぼ重なります。

女性を撃ったのは、隠されていた銃。そしてクラブツリーが調べると、そこにもジュリアの指紋が残されていたのです。

警察の責任者は、これを判事に見せれば、ジュリアがもう一人殺したと思われると懸念します。助けになるはずの発見が、彼女に不利な証拠になってしまいました。

見つけた銃までジュリアを追い詰めるものなんですか? もう十分ひどい目に遭っているのに、まだ罪を背負わせようとするなんて。

残された手がかりは、馬車の御者です。娼館で得た目撃情報では、以前は髪がもっと短かったとのことでした。

やがてマードックは、御者も真犯人の変装だったと気づきます。ジュリアの夫の家へ戻ると、録音された彼女の声と、箱を開けると銃が発射される仕掛けを見つけました。

しかし、そこで床の落とし穴に落ちてしまいます。こうして、冒頭の檻に閉じ込められたのでした。

犯人が知りたかったのは、愛する人を救うためにマードックがどこまでやるか、ということ。上映されたフィルムには、ジュリアの無実を証明する証拠が収められています。

ただし、電話で助けを呼べば、一酸化炭素が放出される仕組みです。一分ほどで意識を失い、その数分後には命を落とすと告げられます。

ジュリアの処刑まで、残り十二時間。彼女を見捨てれば自分は解放され、彼女を救おうとすれば自分が死ぬという条件だったのです。

人の命を使って、そんなことを試さないでほしい! ジュリアを助けたい気持ちまで利用されるのが、たまらなく嫌です。

一方、警察でもマードックの失踪に気づいていました。責任者は死亡した可能性を考えますが、ブラッケンリードは受け入れません。

犯人と御者の写真を見比べたブラッケンリードも、二人が同一人物だと気づきます。クラブツリーと夫の家を捜索するものの、落とし穴は見つからずに終わりました。

檻の中のマードックは、フィルムに輪ゴムを巻きつけていきます。そして映写機の光で犯人の目をくらませ、電話の配線を外して映写機につなぎました。

輪ゴムを巻いたフィルムが動く音を、モールス信号として送るためです。モールス信号は、音などの長短で文字を伝える通信方法。

電話をつなぐ係の交換手に、助けを求める信号が届くことに望みを託します。

ここで輪ゴムが役に立つとは! どうか交換手さん、その音に気づいてほしい。

電話の発信元を調べた結果、監禁場所は夫の家の隣だと判明しました。ブラッケンリードたちは、すぐに踏み込みます。

そのころ、犯人に迫られたマードックは受話器を取り、危険にさらされていました。犯人は、駆けつけたブラッケンリードたちにマードックは死んだと得意げに告げます。

しかし、逃げ切ることはできません。隠し持った銃を抜いた犯人は右肩を撃たれ、取り押さえられました。

マードックも、息絶える前に救出されます。彼は証拠のフィルムを手に、ジュリアがいる女性刑務所へ急ぎました。

そして、絞首刑が行われる寸前で処刑を止めることに成功します。

間に合って、本当に良かった! マードックもジュリアも生きていてくれて、ようやくほっとしました。

フィルムは警察の責任者と判事の前で上映され、ジュリアの無実が証明されます。ブラッケンリードも、ようやくお酒を飲めるようになりました。

事件のあと、マードックはジュリアをお祝いに誘います。しかし、彼女はその誘いを断りました。

夫は、自分たちのせいで死んでしまった。その思いが、ジュリアには残っていたのです。

助かったからといって、すぐにお祝いはできないですよね。ジュリアの口から夫の話が出ると、こちらも胸が重くなります。

二人は一緒に祝うことなく、その場で別れます。そして刑務所へ移送される犯人の顔には、不気味な笑みが浮かんでいました。

刑事マードックの捜査ファイル シーズン6第13話の感想まとめ

一番心に残ったのは、ジュリアがお祝いの誘いを断った場面です。処刑が止まって安心した直後だったので、あのやり取りはきつかった。

マードックが命を懸けて助けてくれたことも、夫が亡くなったことも、ジュリアの中には一緒に残っているんですね。すぐに笑顔になれなくても、無理はありません。

ただ、マードックにも少しだけ楽な時間を過ごしてほしかったです。あの檻から戻ってきたばかりなのに、二人で喜ぶこともできないのが寂しい。

ブラッケンリードには、ずいぶん助けられました。紅茶で我慢していたところも、マードックが死んだという見方を受け入れなかったところも好きです。

だから、お酒を再開したときは、やっと飲めますね、とこちらまでうれしくなりました。

それにしても、移送される犯人のあの笑み。二人をあれだけ苦しめておいて、まだ笑えることに腹が立ちました。

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